PlateSpin Transformation Manager 1.1リリースノート

2016年12月

PlateSpin Transformation Manager 1.1は、データセンター変換プロジェクトのための計画、追跡、および自動化ソリューションです。このツールは、なじみのあるプロジェクトの役割、ダッシュボードによる進行状況の表示、およびすべてのワークロード変換方式に対するサポートを特長としています。自動検出付きのインポートにより、計画用のワークロードとターゲットホストのセットアップが簡素化および標準化されます。自動化モードでは、PlateSpin Migrateサーバの大規模サーバファーム間でインポートからカットオーバーまでの変換ワークフローを単一制御ポイントから制御できます。チームはプロジェクトの予測可能性、変換速度、および成功率を向上させ、プロジェクトコスト全体と完了までの時間を削減できます。

PlateSpin Migrate Connectorは、ワークロードおよびホストの検出をサポートし、PlateSpin Migrateサーバへのマイグレーションジョブ割り当ての負荷を分散して、VMwareマイグレーションプロジェクトの変換計画の実行および監視のための通信を管理します。

この製品の多くの機能がお客様からの提案に対する直接的な回答から作成されました。皆様の貴重なお時間とご意見に感謝いたします。弊社の製品が皆様のご期待に添えるよう、引き続きお力添えを賜りたく存じます。製品情報、ブログ、役立つリソースへのリンクも記載されているオンラインのMicro Focusコミュニティからフィードバックをお寄せいただくことができます。

この製品のドキュメントは、NetIQ WebサイトでHTMLおよびPDFの2つの形式で提供されています。マニュアルを改善するためのご提案がございましたら、PlateSpin Transformation ManagerマニュアルのWebサイトに掲載されている本マニュアルのHTML版で、各ページの下にあるcomment on this topicをクリックしてください。

この製品をダウンロードするには、NetIQのダウンロードWebサイトのPlateSpin Transformation Managerを参照してください。

1.0 新機能

PlateSpin Transformation Manager 1.1では、新機能と拡張機能が導入され、パフォーマンスが改善されて、いくつかの既知の問題が解決されました。

1.1 アプライアンス

PlateSpin Transformation Manager 1.1 Applianceでは、次の拡張機能を提供します。

  • PlateSpin Migrate Connector. PlateSpin Transformation Manager 1.1 Applianceには、アプライアンス上で実行中のPlateSpin Transformation Managerサーバと連携するように自動的にインストールおよび設定されるPlateSpin Migrate Connector 1.1のインスタンスが含まれます。

  • Webインタフェースセッションのタイムアウト. セッションのタイムアウト間隔オプションでは、アプライアンス管理者がWebインタフェースのセッションのタイムアウトをトリガする無活動の間隔を設定できます。 『PlateSpin Transformation Manager Appliance Guide』の Web Interface Session Timeoutを参照してください。

  • チャネルのアップデート. オンラインアップデートオプションを使用すると、アプライアンスホストVM上でTransformation Manager 1.1サーバソフトウエアの製品アップデート、インストールされたインスタンスに対するPlateSpin Migrate Connector1.1ソフトウエアの製品アップデート、およびソフトウエアとオペレーティングシステムのセキュリティアップデートを管理できます。『PlateSpin Transformation Manager Applianceガイド』のオンラインアップデートを参照してください。

1.2 Webインタフェース

PlateSpin Transformation Manager 1.1 Webインタフェースでは、いくつかの新機能および拡張機能を提供します。

  • ソースワークロードとターゲットVMwareホストの自動検出. インポート時にPlateSpin Migrate Connectorおよび有効なログイン資格情報が利用可能な場合は、ワークロードまたはホストに関する詳細を自動的に検出できます。失敗した検出を再試行したり、変更したワークロードやホストを再検出したりできます。ワークロードの自動検出についてホストの自動検出についてを参照してください。

  • 自動検出付きのインポート. 拡張インポート機能により、PlateSpin Migrate Connectorを利用して、インポート時に自動検出を提供します。PlateSpin Migrateサーバは検出には必要ありません。PlateSpin MigrateサーバはVMwareマイグレーションプロジェクト用に後で設定できます。

    • ターゲットVMware Clusterホスト. [ホストの作成]ダイアログでは、単一IPアドレスを使用して、ターゲットVMware Clusterホストをインポートできます。ホストのネットワーク、データストア、およびリソースプールのリソースを自動的に検出および作成します。ターゲットホストの検出要件を参照してください。

    • ソースワークロード. 自動検出付きのインポートでは、インポートまたはスプレッドシートのインポートを使用できます。ソースワークロードの検出要件を参照してください。

      • 単一IPアドレスまたはIPアドレスの範囲(0~255)を使用して、ソースワークロードをインポートします。試行用に最大4個の資格情報リソースを指定できます。

      • 最小限の詳細を提供するインポートのスプレッドシートを使用してソースワークロードをインポートします。有効な資格情報リソースまたは作成する資格情報を指定する場合にのみワークロードの検出が使用できます。

  • VMwareマイグレーションプロジェクトの自動実行と追跡. PlateSpinマイグレーション環境では、VMwareマイグレーションプロジェクトのマイグレーションの実行を自動化できます。PlateSpinマイグレーション環境自動マイグレーションについてを参照してください。

  • 計画モードおよび自動化モード. プロジェクトのモード設定により、デフォルトのマイグレーション設定をインポート時にワークロードに適用するかどうかが決定されます。

    • 手動実行による、任意から任意へのマイグレーションプロジェクトの計画と追跡には、計画モードで作業します。

    • PlateSpinマイグレーション環境での、自動実行による、VMwareマイグレーションプロジェクトの計画、実行、および追跡には、自動化モードで作業します。PlateSpinマイグレーション環境を参照してください。

  • PlateSpin Migrate Connectorのグローバル設定. 設定 > Migrate Connectorページには、PlateSpin Transformation Managerまたは固有のプロジェクトに割り当てられたすべてのPlateSpin Migrate Connectorインスタンスにグローバルに適用される設定が提供されています。PlateSpin Migrate Connectorの設定を参照してください。

  • マイグレーションサブステータスメッセージ. ワークロードページのステータス列には、割り当てられたPlateSpin Migrate Serverで発生するイベントのマイグレーションサブステータスメッセージが含まれています。サブステータスは、[変換]ダイアログの上部にあるステータスの下にも表示されます。サブステータスをマウスオーバーして、ツールヒントとして問題に関する詳細情報を表示します。

  • ワークロードマイグレーション設定の同期. 自動化モードでは、Transformation Managerはワークロードマイグレーション設定を、割り当てられたMigrateサーバと同期して、変換計画のデータの整合性を確保します。Transformation ManagerまたはPlateSpin Migrateでワークロードマイグレーション設定を編集できます。

  • 自動化モードに対する変換計画の拡張.

    • マイグレーション設定パネルを使用して、自動マイグレーションのワークロード初期設定を行います。マイグレーションの設定を参照してください。

    • 場所パネルのVMwareツールのインストールを行うかどうかを指定します。場所を参照してください。

    • ネットワークインタフェースパネルでレプリケーション中に使用するNICを指定します。レプリケーションに使用するソースNICの設定を参照してください。

    • テストカットオーバー用にテストするネットワークインタフェースを指定します。ネットワークインタフェースのテストを参照してください。

    • [変換計画]パネルの自動割り当てを使用して、Migrate ConnectorがワークロードのマイグレーションジョブにMigrateサーバを割り当てられるようにします。Auto Assign (自動割り当て)を参照してください。

    • ストレージ設定は、ソースストレージマッピング戦略と同様に限定されます。ディスクとボリュームを削除し(それらがターゲット環境にレプリケートされないようにする)、ボリュームのデータストアの場所を設定して、リモートストレージを追加できますが、ストレージプロファイルを変更することはできません。ストレージを参照してください。

    • マイグレーションの実行中に、ステータスの下でマイグレーションサブステータスメッセージが使用できます。マイグレーションサブステータスを参照してください。

  • すべてのモードの変換計画の拡張.

    • Retry (再試行)は、復元可能な障害状態または失敗した検出に対して利用できます。

    • 再検出は、ソースワークロードおよびターゲットホストに対して利用できます。

    • IDツールヒントには、マイグレーションサーバWL IDDiscovery IP address (検出IPアドレス)が含まれます。

    • ストレージパネルでは、ディスクまたはボリュームによるワークロードストレージインフラストラクチャのツリービューが提供されます。

    • 変換用ワークロードを送信した後で、ワークロードを取り消すことなく、ウェーブバッチStart Date and Time (開始日時)カットオーバーの日時、および保留状態オプションを変更できます。変換履歴にユーザが提供する注記を作成することもできます。送信後のワークロード変換の編集変換履歴へのユーザ注記の追加を参照してください。

    • 変換履歴には、ワークロードの変換ワークフローのイベントとユーザが提供する注記が記録されます。変換履歴の表示変換履歴へのユーザ注記の追加を参照してください。

  • 高度な検索.

    • オプションのレイアウトは同様のオプションを保持するために再構成されています。データの詳細検索を参照してください。

    • サブステータスオプションでは、ワークロードのマイグレーションサブステータスを検索できます。マイグレーションサブステータスを参照してください。

  • バルク編集. [バルク編集]ダイアログは、マイグレーション関連の設定のサポートを追加しています。バルク編集についてを参照してください。

    • レプリケーションネットワークリソース

    • マイグレーションサーバリソース

詳細については、『PlateSpin Transformation Managerユーザガイド』を参照してください。

1.3 PlateSpin Migrate Connector

PlateSpin Migrate Connector 1.1では、次の新機能と拡張機能を提供します。

  • PlateSpinの統合. Migrate Connectorは、イベントメッセージングとセキュアREST API通信を使用して、Transformation Managerとご使用のPlateSpin Migrateサーバを統合します。

  • 複数のConnectorインスタンス. 各インスタンスが個別のプロジェクトに関連付けられている、単一のTransformation Managerサーバの複数のConnectorインスタンスを持つことができます。

  • グローバル設定. PlateSpin Transformation Managerの[Migrate Connector]ページのグローバル設定はすべてのConnectorインスタンスに適用されます。『PlateSpin Transformation Managerユーザガイド』のPlateSpin Migrate Connectorの設定を参照してください。

  • 自動検出. Migrate Connectorは、プロジェクトのソースWindowsおよびLinuxワークロードおよびターゲットVMware Clusterホストの自動検出をサポートします。

  • マイグレーションジョブのラウンドロビン負荷分散. Migrate Connectorは、ラウンドロビン負荷分散を使用して、プロジェクト内のPlateSpin Migrateサーバの大規模サーバファーム間で均等にワークロードマイグレーションジョブを分散します。

  • 変換計画の自動実行. Migrate Connectorは、PlateSpinマイグレーション環境におけるVMwareマイグレーションプロジェクトのワークロードマイグレーションを自動的に実行します。グローバル設定により、実行されるマイグレーションジョブがマイグレーション前に設定され、ジョブがカットオーバー後に削除されるタイミングが制御されます。

  • 通信の調整. Migrate Connectorは、PlateSpinマイグレーション環境における通信のポーリングタイプとイベンティングタイプをサポートします。Migrate ConnectorはプロジェクトからのワークフローイベントとMigrateサーバからのマイグレーションステータスイベントをリスンし、メッセージが適切な宛先によってのみ受信されるようにします。

  • ユーザが提供するコールアウト. Migrate Connectorは、Transformation Manager とご使用の内部システムを統合する、変換ワークフロー中のユーザが提供するコールアウトをサポートします。

PlateSpin Migrate Connector 1.1のインスタンスは、PlateSpin Transformation Manager 1.1 Appliance上に自動的にインストールされます。このインスタンスは、PlateSpin Transformation Managerと連携するように事前設定されます。異なるソースネットワーク内のSUSE Linux Enterprise Server 11 SP4サーバ上にMigrate Connectorのインスタンスをインストールすることもできます。

詳細については、『PlateSpin Migrate Connector Quick Start』を参照してください。

1.4 National Language Support

PlateSpin Transformation Manager 1.1では、Webインタフェースおよびアプライアンス管理コンソール(PTMプラグインではない)における日本語のサポートを追加しました。Webブラウザの言語設定は日本語に設定し、日本語を翻訳されたUIを表示するための最初の言語として設定してください。アプライアンス用の翻訳されたオンラインヘルプについては、www.netiq.comで言語設定も行い、クッキーを許可してください。

1.5 ソフトウェアの修正

PlateSpin Transformation Manager 1.1では、以下のソフトウェアの問題に対処しました。

ライセンスブロックがアクティブでない場合、ライセンスキーの検証が失敗する

問題: 設定 > ライセンスページで、その開始日がまだアクティブでない場合に、ライセンスキーが無効とみなされました。(バグ975625)

修正: 将来の開始日を持つライセンスキーを入力できます。そのライセンスはアクティベーション日まで使用できません。

購入されたライセンスブロックおよび将来の開始がライセンスブロックのリストに表示されていない

問題: ライセンスブロックには、購入日ではなく、将来の特定の日付に発生する可能性があるアクティベーション日とともに指定された実行期間があります。将来のアクティベーション日を持つライセンスブロックが、Webインタフェースの[ライセンス]ページに表示されない場合があります。(バグ974123)

修正: 将来のアクティベーション日を持つライセンスブロックが[ライセンス]ページに表示されるようになりました。そのライセンスはアクティベーション日まで使用できません。

コンボボックスの矢印はメニューをドロップダウンして、リストされている項目を下にスクロールする必要がある

問題: コンボボックスの矢印をクリックすると、メニューがドロップダウンされますが、その後矢印をクリックすると、リストされている項目を下にスクロールして、興味ある項目を見つけて選択することができません。(バグ938281)

修正: コンボボックスメニューの矢印をクリックするか、手動でスクロールできるようになりました。

2.0 システム要件

PlateSpin Transformation Manager Applianceは、変換プロジェクト用のソフトウェアおよびデータベースをホストする仮想マシンです。VMware仮想環境でアプライアンスをホストする要件については、『PlateSpin Transformation Manager Applianceガイド』のアプライアンスの要件を参照してください。

3.0 ソフトウェアのダウンロード

PlateSpin Transformation Manager Appliance OVF file for VMwareをダウンロードするには、NetIQ DownloadsでPlateSpin Transformation Managerを参照し、そのページのダウンロードリンクに従ってください。このサイトにログインするには、NetIQアカウントの資格情報を使用してください。

4.0 アプライアンスのインストールと設定

5.0 既知の問題

NetIQ Corporationは、弊社の製品が企業のソフトウェアの必要にかなった質の高いソリューションを提供できるよう努めています。次の問題は、現在調査中です。

いずれかの問題についてさらに支援が必要な場合は、NetIQテクニカルサポートに連絡してください。

5.1 アプライアンス

このセクションのアプライアンスの問題は、現在調査中です。

Zypper Updateにより、HTTPS非標準ポートが上書きされ、8183に設定が戻される

問題: PlateSpin Transformation Manager WebインタフェースにHTTPおよびHTTPS通信の非標準ポートを設定する場合、アプライアンス管理コンソールを使用する代わりに、zypperコマンドを実行して、アプライアンスアップデートファイルを適用する場合、HTTPSのカスタムポート設定がデフォルトポート8183にリセットされます。(バグ974553)

解決策: zypperアップデートの後で、アプライアンス管理コンソールにログインして、Web Server設定オプションを使用して、カスタムポート値にリセットします。『PlateSpin Transformation Manager Applianceガイド』のWebサーバ設定を参照してください。

アプライアンス管理コンソールのOnline Update (オンラインアップデート)オプションを使用すれば、カスタムHTTPおよびHTTPSポート設定には影響を及ぼしません。『PlateSpin Transformation Manager Applianceガイド』のオンラインアップデートを参照してください。

アプライアンスでシステム管理者をリセットできない

問題: アプライアンス管理コンソールでは、PlateSpin Transformation Managerのシステム管理者割り当てとパスワードを変更できません。

解決策: システム管理者の役割をWebインタフェース内のユーザに割り当てます。アプライアンスで設定したシステム管理者ユーザを削除しないでください。

5.2 Webインタフェース

このセクションのWebインタフェースの問題は現在調査中です。

ダッシュボード値が空である

問題: Webインタフェースで、ダッシュボード値が以下のシナリオで空である場合があります。

  • システム管理者がインストール後に初めてWebインタフェースにログインするときに、プロジェクトが定義されていません。そのため、ダッシュボード値は当然空です。

  • 初期セッション中に、システム管理者は1つ以上のプロジェクトを設定してから、ダッシュボードアイコンをクリックします。ダッシュボードは新しいプロジェクトを検出するために、データベースを自動的に再スキャンしません。

(バグ974077)

解決策: インストール後に初期セッション中に作成されたプロジェクトの統計情報を表示するには、ログアウトしてから、もう一度ログインします。Webインタフェースは新たに作成されたプロジェクトを検出し、アップデート用にポーリングを開始します。ダッシュボード値は後続のセッションで自動的に使用可能になります。

初めてインポートされたワークロードを編集するときに動作が遅い

問題: ライセンスを使用せずにワークロードがインポートされています。ワークロード詳細に行う最初の編集がライセンス使用をトリガします。編集は、個別の編集かバルク編集のいずれかです。最初の編集を保存するときに、PlateSpin Transformation Managerは編集を適用する前に使用可能なライセンスから固有のライセンスを取得するためカスタマーセンターに連絡します。このプロセスには2~5秒かかる場合があります。(バグ970366)

回避策: 回避策はありません。以降の編集には20分ほどしかかかりません。

OSがOSタイプリストから削除される場合に、ワークロードのインポートが失敗する

問題: システム管理者がOSタイプリストからオペレーティングシステムを削除する場合、そのタイプのオペレーティングシステムでのワークロードの後続のインポートが失敗します。(バグ1011496)

解決策: インポートの場合、ワークロードのオペレーティングシステムはOSタイプリストのOSに一致する必要があります。Transformation Managerシステム管理者はOSタイプリストにオペレーティングシステムを作成または再作成できます。『PlateSpin Transformation Managerユーザガイド』のオペレーティングシステムのタイプの作成を参照してください。

新しい資格情報リソースの値がないスプレッドシートを使用してインポートされる場合にワークロードが検出されない

問題: スプレッドシートインポートでは、ワークロード資格情報名が既存の資格情報リソースと一致せず、ワークロードユーザ名およびワークロードパスワードの値を入力していない場合、ワークロードは検出されず、Webインタフェースでワークロードの再試行オプションが使用できません。

有効な資格情報リソースをワークロードに割り当てて、[変換]ダイアログで問題を解決しようとする場合、ワークロードはライセンスを使用するが、ワークロードは依然として検出されず、その状態により、スプレッドシートを使用したワークロードの再インポートは回避されます。(バグ1013520)

解決策: インポートされたワークロードが検出されない場合、有効な資格情報リソースを割り当てるために、[変換]ダイアログを使用してワークロードの無効な資格情報リソースを修正しようとしないでください。

ライセンスを使用せずに、ワークロードを再インポートおよび検出するには:

  1. Webインタフェースで、リソース > 資格情報に移動して、新たに作成された資格情報リソースを選択し、リソースを削除するか変更し、有効なユーザ名およびパスワードを追加します。

  2. スプレッドシートのワークロードの値を更新します。

    1. ワークロードの行を検索します。

    2. ワークロードの検証ステータスセルをクリアします。

    3. 有効な資格情報リソースを指定します。

      • ワークロード資格情報名列に既存の資格情報リソースの名前を入力します。

        -または-

      • 次の3つすべての資格情報フィールドに入力して新しい資格情報リソースを作成します: ワークロード資格情報名ワークロード資格情報ユーザ名、およびワークロード資格情報パスワード

    4. スプレッドシートを保存します。

  3. Webインタフェースで、スプレッドシートをもう一度インポートし、ワークロードを再インポートおよび検出します。

スプレッドシートインポートで資格情報が無効で、Connectorが実行中でない場合、ユーザに検出失敗のエラーがPTMに表示されない

問題: スプレッドシートインポートを実行するときに、プロジェクトに関連付けられているPlateSpin Migrate Connetorが使用できず、スプレッドシートにワークロードの無効な資格情報が含まれる場合、ワークロードの検出が失敗します。Connectorが使用可能になった後でも、検出失敗に関するメッセージは生成されず、ユーザに表示されません。(バグ1013495)

解決策: この問題はメッセージング状態のみです。失敗した検出については、Migrate Connectorが稼働していることを確認し、Webインタフェースで必要に応じて資格情報リソースを削除するか修正してから、スプレッドシートの情報を修正し、ワークロードを再インポートします。

折りたたまれたパネルを編集した後でワークロードダイアログにコンテンツが適切に表示されない

問題: [ワークロード]ダイアログで、パネルが折りたたまれているときにそのパネルのどこかの設定を編集した場合、パネルを次に展開したときにパネルのコンテンツが適切に表示されません。(バグ973893)

解決策: [ワークロード]ダイアログを適切に表示するには、[ワークロード]ダイアログを閉じてから再度開きます。パネルに対して保存した変更は失われません。この問題を回避するには、編集オプションをクリックする前に編集するパネルを展開してください。一部のパネルを変更すると、他のパネルの設定が変更される場合があります。

上矢印キーおよび下矢印キーでリストを移動すると、リストのスクロールの問題が発生する

問題: 上矢印キーまたは下矢印キーでリストを移動しようとする場合、カーソルが表示された項目のリスト内を移動してから停止します。キーを押せば押すほど、スクロールの反応が悪くなります。(バグ961963)

解決策: スクロールバーを使用して、Webインタフェースのリストを上下に移動します。リストの移動に上矢印キーや下矢印キーは使用しないでください。『PlateSpin Transformation Managerユーザガイド』のリストの上下スクロールを参照してください。

5.3 Connectorの移行

PlateSpin Migrate Connectorの既知の問題はありません。

6.0 連絡先情報

弊社の目標は、お客様のニーズを満たすマニュアルの提供です。改良点に関するご意見は、Documentation-Feedback@netiq.comまで電子メールでお寄せください。貴重なご意見をぜひお寄せください。

詳細な連絡先情報については、カスタマサービス連絡先情報Webサイトを参照してください。

一般的な会社情報と製品情報については、NetIQ のWebサイトを参照してください。

他のユーザやMicro Focusのエキスパートとやり取りするには、弊社のコミュニティのアクティブなメンバーになってください。Micro Focusオンラインコミュニティでは、製品情報、有益なリソースへの役立つリンク、ブログ、およびソーシャルメディアチャネルが用意されています。

Webキャスト、デモ、およびトレーニングビデオについては、YouTube.comのMicro Focus Workload Migration and Disaster Recoveryチャネルを参照してください。