PlateSpinマイグレーション環境で、PlateSpin Transformation Managerは、物理マシンおよびVMware仮想マシンからVMware Clusterホストのターゲット仮想マシンに対して自動マイグレーションを提供します。
自動マイグレーションの実行を試みる前に、PlateSpinマイグレーション環境を設定する必要があります。
PlateSpin Transformation Manager 1.1
PlateSpin Transformation Managerを設定し、プロジェクトを設定して、ワークロードとホストを検出します。
PlateSpin Migrate Connector 1.1
PlateSpin Migrate Connectorがプロジェクトに使用できる必要があります。展開情報については、『PlateSpin Migrate Connectorクイックスタート』の展開要件
を参照してください。
PlateSpin Migrate 12.2
PlateSpin Migrateサーバはネットワークに展開される必要があります。展開情報については、『PlateSpin Migrate 12.2ユーザガイド』のPlanning Your PlateSpin Migration Environment
を参照してください。
初期計画の詳細を使用せずに、マイグレーションサーバリソースを作成できます。ワークロードの変換計画の[自動割り当て]を選択すると、PlateSpin Migrate Connectorで、プロジェクトに作成するマイグレーションサーバリソースの中からPlateSpin Migrateサーバ割り当てを管理できるようになります。
サポートされている変換
Connectorは、次のソースワークロードとターゲットVMホストに対してのみ自動マイグレーションをサポートします。
x86およびx64アーキテクチャを備えた物理マシン
VMware Clusterホスト上の仮想マシン(VM)
ターゲットVMware Clusterホスト
他のワークロードタイプの場合は、手動またはサードパーティ製のマイグレーションツールを使用します。
ソースワークロード
ソースワークロードが稼動しているかどうか確認してください。
ターゲットホスト
VMware Clusterホストはターゲットホストとして使用できる必要があります。初期計画の詳細を使用せずにホストリソースを作成できます。ホスト検出情報については、ホストリソースについてを参照してください。
ネットワーク接続およびアクセス
次のネットワーク接続が機能していることを確認します。
PlateSpin Migrate Connectorとソースワークロード間
PlateSpin Migrate ConnectorとPlateSpin Migrateサーバ間
ソースネットワークとターゲットネットワーク間
自動マイグレーション用のネットワーク接続およびアクセス情報については、PlateSpinマイグレーション環境を参照してください。
PlateSpinマイグレーション環境内で自動マイグレーションがどのように機能するかについては、PlateSpinマイグレーション環境を参照してください。
次のいずれかの状態により、マイグレーションが失敗します。
Migrate Connectorが使用できない。
割り当てられたMigrateサーバが使用できない。
ターゲットVMware Clusterホストが使用できない。
ソースワークロードが自動マイグレーションでサポートされていない。
ターゲットワークロードが自動マイグレーションでサポートされていない。
ターゲットホストが自動マイグレーションでサポートされていない。
ソースワークロードのオペレーティングシステムのファイアウォールで、必要がポートが開いていない。
ソースワークロードの資格情報リソースが提供されていない。
Migrateサーバの資格情報リソースが提供されていない。
ターゲットVMware Clusterホストの資格情報リソースが提供されていない。
資格情報リソースのユーザ名とパスワードの値が無効である。
ソースワークロードがマイグレーション実行時に実行されていない。