このセクションでは、iManagerおよびiManagerワークステーションをLinuxサーバとクライアントにインストールする手順について説明します。インストールの準備をするために、前提条件とシステム要件を確認します。
iManager: セクション 1.4.2, LinuxサーバへのiManagerのインストールに関する考慮事項およびセクション 1.5, iManagerサーバのシステム要件
iManagerワークステーション: セクション 1.4.4, LinuxクライアントへのiManagerワークステーションのインストールに関する考慮事項およびセクション 1.6, iManagerワークステーション(クライアントバージョン)のシステム要件
リリースに付属するリリースノートも参照してください。
次の手順では、GUI形式またはコンソールからインストールウィザードを使用して、サーババージョンのiManagerをLinuxサーバにインストールする方法について説明します。無人のサイレントインストールを実行するには、セクション 2.3, iManagerのサイレントインストールを参照してください。
以前のバージョンのiManagerが、iManagerサーバのセットアッププログラムにより検出された場合は、インストール処理を中止するか、すでにインストールされているiManager、JRE、およびTomcatを削除するかを尋ねる選択肢が提示されることがあります。
iManagerのインストール処理により、次の製品がサーバにインストールされます。
Tomcat 8.0.22
Java 1.8.0_66
正常にインストールされると、インストール中に提示された質問の答えに基づいた値で、環境設定ファイル(デフォルトでは/var/log/install.properties)が生成されます。サイレントインストールを使用する際はこのファイルを変更します。詳細については、セクション 2.3, iManagerのサイレントインストールを参照してください。
iManagerをLinuxにインストールする
NetIQダウンロードWebサイトで、iManager製品を検索し、使用する予定のiManagerバージョンを選択して、それをサーバ上のディレクトリにダウンロードします。たとえば、iMan_300_linux_x86_64.tgzです。
ダウンロードしたファイルを、次のようにiManagerフォルダに解凍します。
たとえば次のコマンドを使用します。
tar -zxvf iMan_300_linux_x86_64.tgz
シェルを開き、/extracted_directory/iManager/installs/linuxディレクトリに移動します。
このパスは、iManagerのファイルをコピーまたは展開したディレクトリに対する相対パスです。
ルートまたはルートと同等のユーザとしてログインしているときに、次のコマンドのいずれか1つを入力します。
コマンドライン(テキスト)インストールを行う場合
./iManagerInstallLinux.bin
GUIインストールを行う場合
./iManagerInstallLinux.bin -i gui
正常にインストールされると、インストール中に提示された質問の答えに基づいた値で、環境設定ファイル(/var/log/installer.properties)が生成されます。サイレントインストールを使用する際はこのファイルを変更します。詳細については、セクション 2.3, iManagerのサイレントインストールを参照してください。
スプラッシュスクリーンで、言語を指定して[OK]をクリックします。
概要を読み、[次へ]をクリックします。
ライセンス契約に同意して、[次へ]をクリックします。
インストールするコンポーネントで、[iManager、Tomcat、JVM]を指定します。
メモ:このオプション「のみ」選択してください。.他の2つのいずれかを選択した場合、iManagerは想定とおりに動作しません。
[次へ]をクリックします。
(オプション) iManagerでIPv6アドレスを使用するには、[Enable IPv6 (IPv6を有効にする)]ウィンドウで[はい]をクリックします。
iManagerのインストール後にIPv6アドレスを有効にすることもできます。詳細については、セクション 3.2, インストール後におけるiManagerのIPv6アドレス対応の設定を参照してください。
[次へ]をクリックします。
(オプション)インストールの一部としてプラグインをダウンロードしてインストールするには、次の手順を実行します。
プラグインをダウンロードしてインストールするよう指定し、[次へ]をクリックします。
(状況によって実行)コンソールインストールの場合は、ダウンロードするプラグイン番号のコンマ区切りリストを入力します。
(状況によって実行)ウィザードプログラムを使用している場合は、ダウンロードするプラグインのチェックボックスをオンにします。
(オプション)ネットワーク上の別の場所からプラグインをダウンロードするには、[Network URL (ネットワークURL)]に代替ネットワークURLを指定します。
代替URLを使用してプラグインをダウンロードする場合は、URLコンテンツを確認し、プラグインが使用に適していることを確認してください。デフォルトでは、インストールプログラムはプラグインを からダウンロードします。詳細については、セクション 1.3, iManagerプラグインのインストールの理解を参照してください。
[次へ]をクリックします。
(状況によって実行)セットアッププログラムによって次のメッセージが表示されることがあります。
No new or updated plug-ins found. All plug-ins are downloaded or updated or the iManager download server is unavailable.
メッセージが表示された場合、次の状態が1つ以上存在しています。
ダウンロードサイトに利用可能な更新されたプラグインがありません。
インターネット接続に問題があります。インターネット接続を確認して再試行してください。
デスクリプタファイルへの接続が、正常に行われませんでした。このURLは、利用可能なiManagerプラグインのXMLデスクリプタファイルを参照します。
iManagerが、上記のURLへの接続が許可されていないプロキシの内側にインストールされています。
ローカルドライブからプラグインをインストールするかどうかを指定し、[次へ]をクリックします。
(ローカルドライブからインストールする場合)ローカルディレクトリからプラグインをインストールするには、適切なプラグイン(.npm)ファイルを含むディレクトリパスを指定します。
デフォルトパスは/展開した場所/iManager/installs/plug-insですが、有効なマウントポイントをここで指定できます。
[次へ]をクリックします。
Tomcatを実行するポートを指定します。
デフォルトのポートは、HTTPは8080、HTTPSは8443、MOD_JKコネクタポートは9009です。
[次へ]をクリックします。
TLS証明書で使用する証明書公開鍵アルゴリズムを指定して、[次へ]をクリックします。
オプションは次のとおりです。
RSA: 証明書は2048ビットRSA鍵ペアを使用します。
ECDSA 256: 証明書は曲線secp256r1によるECDSA鍵ペアを使用します。
ECDSA 384: 証明書はECDSA鍵ペアを曲線secp384r1と一緒に使用します。
デフォルトでは、[RSA]が選択されます。
ステップ 15で選択された証明書に基づき、TLS通信用の次のサイファレベルをiManagerで構成できます。
RSA: この証明書では4つのサイファレベルが可能。
なし: どんなタイプのサイファレベルも可能。
低: 56ビットまたは64ビットのサイファが可能。
中: 128ビットのサイファが可能。
高: 128ビットより大きいサイファが可能。
ECDSA 256: この証明書では1つのサイファレベルだけが可能。
SUITEB 128のみ: 128ビットのサイファが可能。
ECDSA 384: この証明書では2つのサイファレベルが可能。
SUITEB 128: 128ビットのサイファまたは256ビットのサイファが可能。
SUITEB 192: 256ビットのサイファが可能。
ECDSA証明書の場合、iManagerはスイートBのサイファのみを許可します。
デフォルトでは、サイファレベルは[なし]に設定されています。選択したサイファレベルは、Tomcatサーバの再起動後に有効になります。
(オプション)許可されたユーザおよびこのユーザが管理する適切なeDirectoryツリー名を指定します。
メモ:
NetIQはそれらの設定を空白のままにすることを推奨しません。これらのフィールドを空白のままにすると、iManagerで任意のユーザがプラグインをインストールし、iManagerサーバ設定を変更できるようになります。インストールプロセスの完了後に、許可されたユーザを指定することもできます。詳細については、セクション 3.3, eDirectory用の許可されたユーザの指定を参照してください。
インストールプログラムは、指定されたユーザの資格情報をeDirectoryで検証しません。
[次へ]をクリックします。
[アップグレード前の概要]ページを確認して、[次へ]をクリックします。
インストールが完了したら、[完了]をクリックします。
iManagerの初期化が終了したら、[はじめに]ページの最初のリンクをクリックしてログインします。詳細については、『NetIQ iManager 管理ガイド』の「Accessing iManager」を参照してください。
メモ:将来、iManager Workstationを非rootユーザとして実行する場合は、最初にiManagerをrootとして実行しないでください。詳細については、セクション 2.2, WindowsへのiManagerサーバおよびiManagerワークステーションのインストールを参照してください。
chmodコマンドを使用して、次のInstallAnywhereファイルに対する許可を644 (読み込み)に変更し、変更できないようにします。
/var/opt/novell/tomcat8/webapps/nps/UninstallerData/.com.zerog.registry.xml
/var/opt/novell/tomcat8/webapps/nps/UninstallerData/Uninstall_PluginName/.com.zerog.registry.xml
ファイルの内容は変更しないでください。内容を変更すると、InstallAnywhereを使用する他のインストールに影響する可能性があります。
iManagerワークステーションは自己完結型の環境です。そのため、1台のワークステーションに複数のバージョンをインストールできます(Mobile iManagerの古いバージョンを含みます)。ただし、それらを同時に実行しようとしないでください。異なるバージョンを使用する必要がある場合は、あるバージョンを実行して終了させてから、もう一方のバージョンを実行してください。
iManagerのインストール処理により、次の製品がサーバにインストールされます。
Tomcat 8.0.22
Java 1.8.0_66
メモ:スペースを含むパスからiManagerワークステーションを実行することはできません。たとえば、products/iManager Workstation/workingなどです。
LinuxクライアントにiManagerワークステーションをインストールする
NetIQダウンロードWebサイトで、iManager製品を検索してiManager 3.0を選択します。次に、iMan_300_workstation_linux_x86_64.tar.bz2をサーバ上のディレクトリにダウンロードします。
次のコマンドを使用してファイルを展開します。
tar -xjvf iMan_300_workstation_linux_x86_64.tar.bz2
展開により、iManagerワークステーションのtar.bz2ファイルが置かれているのと同じフォルダにimanagerフォルダが作成されます。
Novell International Cryptography Infrastructure(NICI)ソフトウェアをインストールまたはアップグレードするには、root(またはrootと同等のユーザ)としてログインしてください。これは、必要なNICIパッケージがシステム全体で使用されるためです。
NetIQでは、32ビットと64ビットの両方のNICIをインストールする必要があります。
NICIをインストールするには、32ビットおよび64ビットのNICIディレクトリから次のコマンドを入力します。
32ビットNICI: rpm -Uvh nici.i586.rpm
64ビットNICI: rpm -Uvh nici64.x86_64.rpm
NICIがインストールされていないデスクトップでは、これらのコマンドによりNICIがインストールされます。NICIがすでにインストールされているデスクトップでは、これらのコマンドによりNICIがアップグレードされます。
(状況によって実行)将来、iManagerワークステーションを非rootユーザとして実行する場合は、最初にiManagerをrootとして実行しないでください。imanager/binディレクトリに移動し、iManagerワークステーションの起動スクリプトを実行します。
./iManager.sh
iManagerのログイン画面で、ユーザ名、パスワード、およびeDirectoryツリーを指定します。
iManagerへのアクセスの詳細については、『NetIQ iManager 管理ガイド』の「Accessing iManager」を参照してください。
(オプション) IPv6アドレスを有効にするには、次の手順を実行します。
User_Install_Directory/Tomcat/conf/catalina.propertiesファイルを開きます。
catalina.propertiesファイルに以下の設定項目を設定します。
java.net.preferIPv4Stack=false
java.net.preferIPv4Addresses=true
Tomcatを再起動します。