このセクションでは、iManagerおよびiManagerワークステーションをWindowsサーバとクライアントにインストールする手順について説明します。インストールの準備をするために、前提条件とシステム要件を確認します。
iManagerワークステーション: セクション 1.4.4, LinuxクライアントへのiManagerワークステーションのインストールに関する考慮事項
リリースに付属するリリースノートも参照してください。
次の手順では、インストールウィザードを使用して、サーババージョンのiManagerをWindowsサーバにインストールする方法について説明します。無人のサイレントインストールを実行するには、セクション 2.3, iManagerのサイレントインストールを参照してください。
以前のバージョンのiManagerが、iManagerサーバのセットアッププログラムにより検出された場合は、インストール処理を中止するか、すでにインストールされているiManager、JRE、およびTomcatを削除するかを尋ねる選択肢が提示されることがあります。インストールされている以前のバージョンのiManagerがセットアッププログラムにより削除される場合、それ以前に行った設定内容を保つために旧バージョンのTOMCAT_HOMEディレクトリを指し示すディレクトリ構造をバックアップします。
NetIQ eDirectoryと同じマシンでiManagerサーバを実行する方法については、『NetIQ iManager管理ガイド』の「同じコンピュータでeDirectoryとiManagerを実行する(Windowsのみ)
」を参照してください。
iManagerサーバのインストール処理を実行すると、次の製品がサーバにインストールされます。
Tomcat 8.0.22
Java 1.8.0_66
iManagerをWindowsにインストールする
iManagerをインストールするコンピュータに管理者特権を持つユーザとしてログインします。
NetIQダウンロードWebサイトで、iManager製品を検索してiManager 3.0を選択します。次に、iMan_300_win_x86_64.zipをサーバ上のディレクトリにダウンロードします。
iManagerフォルダにファイルを展開します。
iManagerInstall.exe (extracted_directory\iManager\installs\winに格納されている)を実行します。
(オプション)インストールプログラムのデバッグ出力を表示するには、インストールプログラムの起動直後に、コンソールウィンドウが表示されるまで<Ctrl>キーを押したままにします。デバッグの詳細については、『NetIQ iManager 管理ガイド』の「Troubleshooting」を参照してください。
iManagerのようこそウィンドウで言語を選択して、[OK]をクリックします。
[Introduction (概要)]ウィンドウで[次へ]をクリックします。
ライセンス契約に同意して、[次へ]をクリックします。
(状況によって実行)サーバにiManagerの一部として特定のバージョンのJVMまたはTomcatのなんらかのバージョン、あるいは他のサポートコンポーネントがすでにインストールされている場合は、[Detection Summary (検出の概要)]ウィンドウで次の手順を実行します。
[Install the following components (次のコンポーネントをインストール)]で、各コンポーネントに対してリストされているバージョンがインストールするバージョンに一致していることを確認します。
(オプション)インストールするバージョンがセットアッププログラムにリストされていない場合は、インストールフォルダで適切なコンポーネントを探します。
[次へ]をクリックします。
[ポート入力の取得]ウィンドウでTomcatサーバを実行するためのポート番号を指定し、[次へ]をクリックします。
デフォルトではHTTPポートおよびSSLポートの値はそれぞれ8080と8443に設定されています。ただし、他のサービスまたはTomcatサーバがデフォルトのポートを使用している場合は、別のポートを指定できます。
(オプション) iManagerでIPv6アドレスを使用するには、[Enable IPv6 (IPv6を有効にする)]ウィンドウで[はい]をクリックします。
iManagerのインストール後にIPv6アドレスを有効にすることもできます。詳細については、セクション 3.2, インストール後におけるiManagerのIPv6アドレス対応の設定を参照してください。
[次へ]をクリックします。
[Choose Install Folder (インストールフォルダの選択)]ウィンドウで、インストールファイルを保存するフォルダを指定して[次へ]をクリックします。
デフォルトのインストールディレクトリは、C:\Program Files\Novellです。
(オプション)インストールの一部としてプラグインをダウンロードしてインストールするには、次の手順を実行します。
[Select Plug-ins to Download and Install (ダウンロードしてインストールするプラグインの選択)]ウィンドウで、目的のプラグインを選択します。
(オプション)ネットワーク上の別の場所からプラグインをダウンロードするには、[Network URL (ネットワークURL)]に代替ネットワークURLを指定します。
代替URLを使用してプラグインをダウンロードする場合は、URLコンテンツを確認し、プラグインが使用に適していることを確認してください。デフォルトでは、インストールプログラムはプラグインを からダウンロードします。詳細については、セクション 1.3, iManagerプラグインのインストールの理解を参照してください。
[次へ]をクリックします。
(状況によって実行)セットアッププログラムによって次のメッセージが表示されることがあります。
No new or updated plug-ins found. All plug-ins are downloaded or updated or the iManager download server is unavailable.
このエラーが表示される場合、次の条件が1つ以上存在しています。
ダウンロードサイトに利用可能な更新されたプラグインがありません。
インターネット接続に問題があります。インターネット接続を確認して再試行してください。
デスクリプタファイルへの接続が、正常に行われませんでした。このURLは、利用可能なiManagerプラグインのXMLデスクリプタファイルを参照します。
iManagerが、上記のURLへの接続が許可されていないプロキシの内側にインストールされています。
(オプション)ローカルディレクトリからプラグインをインストールするには、[Select Plug-ins to Install from Disk (ディスクからインストールするプラグインの選択)]ウィンドウで、適切な.npmプラグインファイルが含まれるディレクトリパスを指定します。
この手順により、以前にダウンロードしたプラグインまたはカスタムプラグインをインストールできます。デフォルトのパスは/extracted location/iManager/installs/pluginsです。ただし、任意の有効なパスを指定できます。
[次へ]をクリックします。
TLS証明書で使用する証明書公開鍵アルゴリズムを指定して、[次へ]をクリックします。
以下のオプションがあります。
RSA: 証明書は2048ビットRSA鍵ペアを使用します。
ECDSA 256: 証明書は曲線secp256r1によるECDSA鍵ペアを使用します。
ECDSA 384: 証明書はECDSA鍵ペアを曲線secp384r1と一緒に使用します。
デフォルトのオプションは[RSA]です。
ステップ15で選択した証明書に基づき、TLS通信用の次のサイファレベルをiManagerで構成できます。
RSA: この証明書では4つのサイファレベルが可能。
なし: どんなタイプのサイファレベルも可能。
低: 56ビットまたは64ビットのサイファが可能。
中: 128ビットのサイファが可能。
高: 128ビットより大きいサイファが可能。
ECDSA 256: この証明書では1つのサイファレベルが可能。
SUITEB 128のみ: 128ビットのサイファが可能。
ECDSA 384: この証明書では2つのサイファレベルが可能。
SUITEB 128: 128ビットのサイファまたは256ビットのサイファが可能。
SUITEB 192: 256ビットのサイファが可能。
ECDSA証明書の場合、iManagerはスイートBのサイファのみを許可します。
デフォルトでは、サイファレベルは[なし]に設定されています。選択したサイファレベルは、Tomcatサーバの再起動後に有効になります。
(オプション)[Get User and Tree Names (ユーザとツリー名の取得)]ウィンドウで、許可されたユーザ、およびこのユーザが管理するeDirectoryツリーの名前を指定します。
メモ:
eDirectoryでデフォルトポートである524以外のポートを使用する場合は、eDirectoryサーバのIPアドレスまたはDNS名とポート番号を指定できます。localhostは使用しないでください。たとえば、IPv6アドレスを指定するには、「 https://[2001:db8::6]:1080/nps/servlet/webacc?taskId=fw.Startup&forceMaster=true」と入力します。
NetIQはそれらの設定を空白のままにすることを推奨しません。これらのフィールドを空白のままにすると、iManagerで任意のユーザがプラグインをインストールし、iManagerサーバ設定を変更できるようになります。インストールプロセスの完了後に、許可されたユーザを指定することもできます。詳細については、セクション 3.3, eDirectory用の許可されたユーザの指定を参照してください。
インストールプログラムは、指定されたユーザの資格情報をeDirectoryで検証しません。
[次へ]をクリックします。
[インストール前の概要]ページを確認して、[インストール]をクリックします。
インストールが完了すると、[Install Complete (インストール完了)]ウィンドウに、処理が成功したことを示す関連メッセージが表示されます。
メモ:インストールが成功したにもかかわらず、[Install Complete (インストール完了)]ウィンドウに次のエラーメッセージが表示されることがあります。
The installation of iManager version is complete, but some errors occurred during the install. Please see the installation log Log file path for details. Press "Done" to quit the installer.
(状況によって実行)インストーラにより、ステップ 21に示すエラーメッセージが表示される場合は、次の手順を実行します。
エラーメッセージに表示されているログファイルのパスを書き留めます。
[Install Complete (インストール完了)]ウィンドウで、[完了]をクリックします。
ログファイルを開きます。
(状況によって実行)ログファイルに次のようなエラーがある場合は、エラーメッセージを無視します。インストールが成功し、iManagerは正常に機能します。
Custom Action: com.novell.application.iManager.install.InstallDLLs Status: ERROR Additional Notes: ERROR - class com.novell.application.iManager.install.InstallDLLs NonfatalInstallException C:\WINDOWS\system32\msvcr71.dll (The process cannot access the file because it is being used by another process)
(状況によって実行)ログファイルに記録されているエラーがステップ 22.dに示すエラーでない場合は、インストールを再試行することをお勧めします。
[完了]をクリックします。
iManagerの初期化が終了したら、[はじめに]ページの最初のリンクをクリックしてログインします。詳細については、『NetIQ iManager 管理ガイド』の「Accessing iManager」を参照してください。
iManagerワークステーションは自己完結型の環境です。そのため、1台のワークステーションに複数のバージョンをインストールできます(Mobile iManagerの古いバージョンを含みます)。ただし、それらを同時に実行しようとしないでください。異なるバージョンを使用する必要がある場合は、あるバージョンを実行して終了させてから、もう一方のバージョンを実行してください。
メモ:スペースを含むパスからiManagerワークステーションを実行することはできません。たとえば、C:\NetIQ\iManager Workstation\workingなどです。
iManagerワークステーションのインストール処理を実行すると、次の製品がサーバにインストールされます。
Tomcat 8.0.22
Java 1.8.0_66
iManagerワークステーションをWindowsにインストールする
NetIQダウンロードWebサイトでiManager製品を検索してiManagerのバージョンを選択した後、ファイルをダウンロードします。たとえば、iMan_300_workstation_win.zipです。
iMan_300_workstation_win.zipファイルをフォルダに展開します。.
NICIをインストールするには、imanager\preinstalls\windowsフォルダの32ビットおよび64ビットNICIディレクトリからNICIファイルを実行します。
32ビットNICI: NICI_w32
64ビットNICI: NICI_wx64
NICIがインストールされていないデスクトップでは、これらのコマンドによりNICIがインストールされます。NICIがすでにインストールされているデスクトップでは、これらのコマンドによりNICIがアップグレードされます。
NetIQでは、32ビットと64ビットの両方のNICIをインストールする必要があります。
Microsoft Visual C++ 2012再頒布可能パッケージをインストールするには、imanager\preinstalls\windowsフォルダからvcredist_x64を実行します。
imanager\binフォルダから、iManager.batファイルを実行します。
iManagerのログインウィンドウで、許可されたユーザの資格情報と、このユーザが管理するeDirectoryツリーを指定します。
iManagerへのアクセスの詳細については、『NetIQ iManager管理ガイド』の「iManagerへのアクセス
」を参照してください。
(オプション) IPv6アドレスを有効にするには、次の手順を実行します。
User_Install_Directory/Tomcat/conf/catalina.propertiesファイルを開きます。
catalina.propertiesファイルに以下の設定項目を設定します。
java.net.preferIPv4Stack=false
java.net.preferIPv4Addresses=true
Tomcatサービスを再起動します。