1.5 iManagerサーバのシステム要件

このセクションでは、iManagerをホストするサーバを設定するのに役立つ要件について説明します。サーババージョンのiManagerの詳細については、セクション 1.2, iManagerのサーババージョンとクライアントバージョンの理解を参照してください。

重要:インストールの準備をするには、このリリースに付属の『リリースノート』に記載されている考慮事項とシステム要件を確認してください。詳細については、「製品マニュアル」ページを参照してください。

重要:Identity Manager 4.5.xおよびOpen Enterprise Server (OES)プラットフォームでは、まだiManager 3.0がサポートされていません。

カテゴリ

要件

プロセッサ

1.4 GHz 64ビットプロセッサ以上

ディスク容量

Linux: 200MB以上

Windows: 500MB以上

メモリ

1 GB以上

オペレーティングシステム

以下のオペレーティングシステムにiManagerをインストールできます。

  • Linux

    • SUSE Linux Enterprise Server(SLES)12、SLES 12 SP1(64ビット)

    • SLES 11 SP3、SP4(64ビット)

    • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) Server 7.0、7.1、7.2(64ビット)

    • RHEL Server 6.6、6.7

  • Windows

    • Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2

メモ:

  • スタンドアロンのiManagerパッケージを、OESバージョンが稼働しているサーバにインストールしないでください。その代わり、OESバージョンのパッチチャネルを使用して最新のiManagerバージョンにアップグレードする必要があります。

Webブラウザ

以下の任意のWebブラウザを使用してiManagerにアクセスできます。

  • Apple Safari 8.0および7.0.6

  • Google Chrome 47、42、38、37、31、および30

  • Mozilla Firefox 42、37、33、32、26、25、23、22、および21

  • Internet Explorer 11、10(通常モードと互換モード)

iManagerは、Windows 7および8でのExplorer 10 Metroユーザインターフェイスビューをサポートしていません。

アプリケーションサーバ

iManagerは、WindowsサーバにTomcatをインストールします。

iManager 3.0はTomcat 8.0.22を提供します。

メモ:

  • WindowsサーバにすでにIISまたはApache Webサーバインフラストラクチャがインストールされている場合は、手動でiManagerと統合できます。

  • 他のアプリケーションを実行中のtomcatサーバには、スタンドアロンのiManagerパッケージをインストールしないでください。

ディレクトリサービス

iManager 3.0は、eDirectory 9.0と互換性があります。

メモ:iManager 3.0は、eDirectory 8.8.x以前のものと互換性がありません。

デフォルトのポート

8080、8443、および9009