57.1 マイグレーションを実行するためのチェックリスト

マイグレーションを実行するために、次のチェックリストの手順を実行することをお勧めします。

チェックリストの項目

  1. アップグレードまたはマイグレーションのどちらを実行する必要があるのかを決定します。詳細については、セクション 54.2, アップグレードとマイグレーションの理解を参照してください。

  1. Identity Managerのデータをマイグレートするために最新のインストールキットを用意していることを確認します。

  1. Identity Managerコンポーネント間の相互作用を理解します。詳細については、セクション I, はじめにを参照してください。

  1. Identity Managerの最新バージョンのハードウェアとソフトウェアの前提条件をコンピュータが満たしていることを確認します。詳細については、セクション 6.0, インストールに関する考慮事項および前提条件およびアップグレードするバージョンのリリースノートを参照してください。

  1. eDirectoryを識別ボールトでサポートされている最新バージョンにアップグレードします。詳細については、セクション 7.2, 識別ボールトのインストールに関する前提条件と考慮事項を参照してください。

  1. 現在のIdentity Managerサーバにあるのと同じeDirectoryのレプリカを、新しいサーバに追加します。詳細については、セクション 58.4, Identity Managerエンジンの新しいサーバへのマイグレートを参照してください。

  1. 新しいサーバでIdentity Managerをインストールします。詳細については、Identity Managerのインストールの計画を参照してください。

  1. (状況によって実行)ドライバセットのいずれかのドライバがリモートローダドライバである場合、各ドライバのリモートローダサーバをアップグレードします。詳細については、セクション 55.3, リモートローダのアップグレードを参照してください。

  1. (状況によって実行)古いサーバでユーザアプリケーションを実行している場合、そのコンポーネントとドライバをアップデートします。詳細については、セクション 58.1, Identity Managerのマイグレーションのチェックリストを参照してください。

  1. 新しいサーバをドライバセットに追加します。詳細については、セクション 55.9.1, 新しいサーバをドライバセットに追加するを参照してください。

  1. ドライバごとに、サーバ固有の情報を変更します。詳細については、セクション 58.3.1, Designerでサーバ固有の情報をコピーするを参照してください。

  1. (状況によって実行) RBPMを使用できる場合、ユーザアプリケーションのサーバ固有情報を古いサーバのものから新しいサーバのものに更新します。詳細については、セクション 58.3, ドライバセットのサーバ固有情報のコピーを参照してください。

  1. ドライバをアップデートしてパッケージフォーマットにします。詳細については、セクション 55.8, Identity Managerドライバのアップグレードを参照してください。

  1. (状況によって実行)カスタムポリシーとルールがある場合、カスタマイズされている設定を復元します。詳細については、セクション 55.10, ドライバへのカスタムポリシーとルールの復元を参照してください。

  1. ドライバセットから古いサーバを削除します。詳細については、セクション 55.9.2, ドライバセットから古いサーバを削除するを参照してください。

  1. アップグレードしたIdentity Managerソリューションをアクティベートします。詳細については、セクション 53.7, Identity Managerのアクティベートを参照してください。