58.1 Identity Managerのマイグレーションのチェックリスト

次のチェックリストの手順を完了することをお勧めします。

チェックリストの項目

  1. Identity Managerソリューションのディレクトリとデータベースのバックアップ

  1. 識別情報アプリケーションを除いて、Identity Managerのコンポーネントの最新バージョンがインストールされていることを確認します。詳細については、セクション 5.3.4, 推奨されるサーバセットアップとコンポーネントの最新のリリースを参照してください。

    メモ:現在のユーザアプリケーションデータベースを引き続き使用するには、インストールプログラムで[既存のデータベース]を指定します。詳細については、セクション XII, 識別情報アプリケーションのインストールを参照してください。

  1. 識別ボールトのヘルスチェックを実行し、スキーマが適切に拡張されていることを確認します。TID 3564075を使用してヘルスチェックを完了します。

  1. 既存のユーザアプリケーションドライバをDesignerにインポートします。

  1. Designerプロジェクトをアーカイブします。これはドライバのマイグレーション前の状態を表します。詳細については、セクション 58.2, Designerプロジェクトのマイグレーションの準備を参照してください。

  1. (状況によって実行) Identity Managerエンジンを新しいサーバにマイグレートするには、eDirectoryのレプリカを新しいサーバにコピーします。詳細については、セクション 58.4, Identity Managerエンジンの新しいサーバへのマイグレートを参照してください。

  1. Designerの最新バージョンで新しいDesignerプロジェクトを作成し、ユーザアプリケーションドライバをインポートしてマイグレーションを準備します。

  1. ユーザアプリケーションドライバをマイグレートします。詳細については、セクション 58.5, ユーザアプリケーションドライバのマイグレートを参照してください。

  1. 新しい役割およびリソースサービスドライバを作成します。

    既存の役割とリソースサービスドライバをマイグレートすることはできません。詳細については、セクション 38.3, 役割とリソースサービスドライバの作成を参照してください。

  1. 2つのドライバを識別ボールトに展開します。詳細については、セクション 38.4, ユーザアプリケーションのドライバの展開を参照してください。

  1. 識別情報アプリケーションをアップグレードします。詳細については、セクション 55.5, 識別情報アプリケーションとサポートするコンポーネントのアップグレードを参照してください。

  1. (状況によって実行)インストールプロセスで作成されたSQLファイルを使用してOracleデータベースをアップグレードするために、Oracle環境を準備します。詳細については、セクション 58.8.1, SQLファイルを実行するOracleデータベースの準備を参照してください。

  1. 古いバージョンのIdentity Managerのコンテンツがブラウザに含まれていないことを確認します。詳細については、セクション 58.8.2, ブラウザのキャッシュのフラッシュを参照してください。

  1. (状況によって実行) SharedPagePortletのカスタム設定を回復します。詳細については、セクション 58.8.4, SharedPagePortletの最大タイムアウト設定の更新を参照してください。

  1. ユーザがフィルタのパラメータを入力するまで、グループの検索オプションに情報が表示されないことを確認します。詳細については、セクション 58.8.5, グループの自動クエリ設定の無効化を参照してください。