38.3 役割とリソースサービスドライバの作成

ユーザアプリケーションは、役割とリソースのサービスドライバを使用して、リソースのバックエンド処理を行います。たとえば、すべてのリソース要求の管理、リソース要求のワークフローの開始、およびリソース要求のプロビジョニングプロセスの開始などです。

  1. Designerでプロジェクトを開きます。

  2. [モデラー]>[プロビジョニング]ビューのパレットで[役割サービス]を選択します。

  3. [役割サービス]のアイコンを[モデラー]ビュー上にドラッグします。

  4. ドライバ環境設定ウィザードで[Role and Resource Service Base (役割とリソースサービスベース)]を選択し、[次へ]をクリックします。

  5. (状況によって実行)これがDesignerでインストールした最初のドライバである場合、[OK]をクリックして[Common Settings Advanced Edition (共通設定拡張エディション)]パッケージをインストールします。

    1. ユーザアプリケーションサーバのURLを指定します。

    2. ユーザアプリケーション管理者のeDirectory DNを指定します。

    3. ユーザアプリケーションプロビジョニングサービスアカウントのLDAP DNを指定します。ユーザアプリケーション管理者と同じアカウントまたは別のアカウントを指定できます。

      役割またはリソースのプロビジョニング要求がこのサービスアカウントによって開始された場合、この役割またはリソースに関連付けられている承認またはプロビジョニングワークフローは無視されます。

  6. (オプション)ドライバの名前を指定します。

  7. [次へ]をクリックします。

  8. [User Application/Workflow Connection (ユーザアプリケーション/ワークフロー接続)]ウィンドウで、ユーザグループベースコンテナDNと、直前に作成したユーザアプリケーションドライバを指定します。

    このドライバはまだ展開されていないので、参照機能では直前に設定したユーザアプリケーションドライバは表示されません。ドライバのDNを入力する必要がある場合があります。

  9. ユーザアプリケーションのURLを指定します。

  10. ユーザアプリケーション管理者アカウントのLDAP DNを指定します。

    承認ワークフローを開始するために、ユーザアプリケーション管理者アカウントをユーザアプリケーションで認証します。詳細については、セクション 34.2, ユーザアプリケーション管理者アカウントの作成を参照してください。

  11. ユーザアプリケーション管理者アカウントのパスワードを指定します。

  12. [次へ]をクリックします。

  13. [インストールタスクの確認.]ウィンドウで、[終了]をクリックします。