3.2 物理マシンへのワークロードの変換(P2P、V2P)

物理マシンへのピアツーピアのワークロード変換を開始する方法

  1. ソースワークロードを検出します。ソースワークロードおよびマイグレーションターゲットの検出を参照してください。

  2. ターゲットの物理マシンを検出し、Portability Suiteに登録します。ターゲット物理マシンの検出および登録を参照してください。

  3. (推奨)PlateSpin®アナライザを使用して次の内容を確認します。

    • ソースのオペレーティングシステムおよびハードウェアが、Portability Suiteでサポートされています。

    • Portability SuiteのX2Pデバイスドライバライブラリには、ターゲットが移植されるオペレーティングシステムに必要とするデバイスドライバが含まれています。

    PlateSpin Analyzerを使用したマシンの分析を参照してください。

  4. (条件付き)物理ターゲットのドライバが不明な場合は、Portability SuiteのX2Pデバイスドライバライブラリに必要なドライバをアップロードします。デバイスドライバの使用を参照してください。

  5. 変換ジョブを開始します。変換ジョブの設定方法の選択を参照してください。

  6. ジョブの必須パラメータを設定します。ワークロードマイグレーションおよび保護ジョブの要点を参照してください。

  7. ジョブを実行します。

図 3-2 ピアツーピア変換ジョブのウィンドウ(詳細モードでのV2P)

3.2.1 成功事例(X2P)

  • あるベンダから、別のベンダのターゲットのハードウェアインフラストラクチャにワークロードを移行する場合(たとえば、HP*からDellへ)、またはソースが仮想マシンの場合、転送する間はベンダ特有またはVM特有のサービスを必ず無効にしてください。たとえば、HP InsightサービスおよびVMware Toolsサービスなどです。オペレーティングシステムのサービスとアプリケーションの処理を参照してください。

  • P2PおよびV2Pマイグレーションに対して制御の取得転送方法を使用する場合、ネットワークの全二重モードに適合する全二重速度を必ず選択してください。変換ネットワーキングの設定を参照してください。

  • ベンダのパーティションがソースからコピーされていないことを確認します。ワークロードのストレージメディアとボリュームの処理を参照してください。