19.1 ウィザードを使用したリモートローダのインストール

インストールプログラムに従ってリモートローダの設定を進めることができます。コンソールまたはGUIでインストールを実行できます。UNIXおよびWindowsコンピュータでは、インストールプログラムはデフォルトで自動的にウィザードモードになります。

インストールの準備を行うには、セクション 18.1, リモートローダのインストールチェックリストを参照してください。リリースに付属するリリースノートも参照してください。無人インストールを実行するには、セクション 17.2, サイレントインストールの実行を参照してください。

メモ:インストールをrootユーザまたは非rootユーザのどちらとして実行するかは、識別ボールトのインストールに使用した方法に合わせて選択してください。

  • Linux: /products/IDM/install.bin

  • Windows: \products\IDM\windows\setup\idm_install.exe

リモートローダをrootまたは管理ユーザとしてインストールする

  1. Identity Managerエンジンをインストールするコンピュータにrootまたは管理者としてログインします。

    メモ:Javaリモートローダを非rootユーザとしてインストールできます。

  2. インストールファイルが保存されているディレクトリから、次のいずれかの操作を実行します。

    • 「Linux (コンソール)」: ./install.bin -i consoleと入力します。

    • 「Linux (GUI)」: ./install.binと入力します。

    • 「Windows」: idm_install.exeを実行します。

  3. ライセンス契約に同意して、[Next]をクリックします。

  4. [コンポーネントの選択]ウィンドウで、インストールするリモートローダコンポーネントを指定します。

    オプションの詳細については、セクション 15.2, インストールプログラムの理解を参照してください。

  5. (オプション)個々のコンポーネント用の特定のドライバを選択するには、次の手順を実行します。

    1. [Customize the selected components (選択したコンポーネントのカスタマイズ)]をクリックし、[次へ]をクリックします。

    2. インストールするコンポーネントの下にある[ドライバ]を展開します。

    3. インストールするドライバを選択します。

  6. [次へ]をクリックします。

  7. [Activation Notice (アクティベーションの通知)]ウィンドウで、[OK]をクリックします。詳細については、セクション 53.7, Identity Managerのアクティベートを参照してください。

  8. [認証]で、eDirectoryでスキーマを拡張するのに十分な権限を持つユーザアカウントとそのパスワードを指定します。ユーザ名はLDAP形式で指定します。たとえば、cn=admin,o=companyと指定します。

  9. [インストール前の概要]で、設定を確認します。

  10. [インストール]をクリックします。

  11. Identity Managerをアクティベートします。詳細については、セクション 53.7, Identity Managerのアクティベートを参照してください。

  12. ドライバおよびIdentity Managerに接続するようにリモートローダを設定します。詳細については、セクション 20.0, リモートローダとドライバの設定を参照してください。

  13. ドライバオブジェクトを作成および設定するため、そのドライバ専用のガイドを参照します。詳細については、Identity ManagerドライバマニュアルのWebサイトを参照してください。

  14. (オプション)デフォルトのインストール場所については、/tmp/idmInstall.logを参照してください。