インストールプログラムに従ってリモートローダの設定を進めることができます。コンソールまたはGUIでインストールを実行できます。UNIXおよびWindowsコンピュータでは、インストールプログラムはデフォルトで自動的にウィザードモードになります。
インストールの準備を行うには、セクション 18.1, リモートローダのインストールチェックリストを参照してください。リリースに付属するリリースノートも参照してください。無人インストールを実行するには、セクション 17.2, サイレントインストールの実行を参照してください。
メモ:インストールをrootユーザまたは非rootユーザのどちらとして実行するかは、識別ボールトのインストールに使用した方法に合わせて選択してください。
Linux: /products/IDM/install.bin
Windows: \products\IDM\windows\setup\idm_install.exe
リモートローダをrootまたは管理ユーザとしてインストールする
Identity Managerエンジンをインストールするコンピュータにrootまたは管理者としてログインします。
メモ:Javaリモートローダを非rootユーザとしてインストールできます。
インストールファイルが保存されているディレクトリから、次のいずれかの操作を実行します。
「Linux (コンソール)」: ./install.bin -i consoleと入力します。
「Linux (GUI)」: ./install.binと入力します。
「Windows」: idm_install.exeを実行します。
ライセンス契約に同意して、[Next]をクリックします。
[コンポーネントの選択]ウィンドウで、インストールするリモートローダコンポーネントを指定します。
オプションの詳細については、セクション 15.2, インストールプログラムの理解を参照してください。
(オプション)個々のコンポーネント用の特定のドライバを選択するには、次の手順を実行します。
[Customize the selected components (選択したコンポーネントのカスタマイズ)]をクリックし、[次へ]をクリックします。
インストールするコンポーネントの下にある[ドライバ]を展開します。
インストールするドライバを選択します。
[次へ]をクリックします。
[Activation Notice (アクティベーションの通知)]ウィンドウで、[OK]をクリックします。詳細については、セクション 53.7, Identity Managerのアクティベートを参照してください。
[認証]で、eDirectoryでスキーマを拡張するのに十分な権限を持つユーザアカウントとそのパスワードを指定します。ユーザ名はLDAP形式で指定します。たとえば、cn=admin,o=companyと指定します。
[インストール前の概要]で、設定を確認します。
[インストール]をクリックします。
Identity Managerをアクティベートします。詳細については、セクション 53.7, Identity Managerのアクティベートを参照してください。
ドライバおよびIdentity Managerに接続するようにリモートローダを設定します。詳細については、セクション 20.0, リモートローダとドライバの設定を参照してください。
ドライバオブジェクトを作成および設定するため、そのドライバ専用のガイドを参照します。詳細については、Identity ManagerドライバマニュアルのWebサイトを参照してください。
(オプション)デフォルトのインストール場所については、/tmp/idmInstall.logを参照してください。