次の手順では、インストールウィザードを使用してLinuxまたはWindowsプラットフォームにIdentity Managerをインストールする方法について説明します。無人のサイレントインストールを実行するには、セクション 3.4, サイレントインストールの実行を参照してください。
インストールの準備をするために、セクション 2.1, インストールのチェックリストに記載されている前提条件とシステム要件を確認します。関連するインストール情報については、最新のリリースノートも参照してください。
利便性のため、Identity Managerで指定する必要があるほとんどのパスワードに対してインストールプロセス中に適用するパスワードを指定できます。
ウィザードを使用してIdentity Managerをインストールする
コンポーネントをインストールするコンピュータにrootまたは管理者ユーザとしてログインします。
.isoファイルをマウントするか、.isoファイルからDVDを作成します。詳細については、セクション 3.1, ISOファイルのダウンロードを参照してください。
(オプション)統合インストールのすべての環境設定パラメータに同じパスワードを適用するようインストールプロセスに指示します。詳細については、セクション 3.2, 統合インストールのすべての環境設定パラメータでの同一パスワードの使用を参照してください。
.isoファイルのルートディレクトリからインストールファイルにアクセスし、次のいずれかの操作を実行します。
Linux: 「./install.bin」と入力します。
Windows: install.exe を実行します。
タイトルページで、ドロップダウンリストから適切な言語を選択し、[OK]をクリックします。
[イントロダクション]ページで、インストール可能なさまざまなIdentity Managerコンポーネントを参照して、[次へ]をクリックします。
使用許諾契約書の条項を確認して同意し、[次へ]をクリックします。
メモ:使用許諾契約に同意するには、使用許諾契約全体を読んで文末までスクロールする必要があります。
ローカルサーバにインストールするコンポーネントを指定し、[次へ]をクリックします。
コンポーネントのオプションの詳細については、セクション 1.2, 統合インストールプロセスの理解を参照してください。
(状況によって実行) Windowsサーバでインストールフォルダを指定し、[次へ]をクリックします。
インストール前の概要を確認して、[インストール]をクリックします。
メモ:選択したコンポーネントによっては、インストールプロセスが完了するまでに多少時間がかかる場合があります。
インストールが完了したら、次のいずれかの操作を実行して、インストールされたコンポーネントを設定します。
すぐに設定する場合: [Continue Now (直ちに続行)]を選択します。
「後で設定する場合」: Continue Now (直ちに続行)チェックボックスをクリアします。
メモ:後で設定する場合は、Identity Managerコンポーネントを設定するまで、マシンを再起動したり、サービスを開始したり停止したりしないでください。
環境設定パラメータはいつでも変更できます。ただし、さまざまなパラメータを指定しない限り、Identity Managerを実行することはできません。詳細については、セクション 4.0, Identity Managerコンポーネントの設定を参照してください。
メモ:DesignerやAnalyzerなど、一部のコンポーネントでは設定は必要ありません。
[完了]をクリックします。