Zypperパッチを使用して、Sentinel HAアプライアンスインストールをアップグレードできます。
重要:このセクションで説明する手順には、rcopenaisおよびopenaisコマンド(SLES 11 SP4でのみ動作)を使用します。SLES 12 SP2以降の場合は、systemctl pacemaker.serviceコマンドを使用してください。
たとえば、/etc/rc.d/openais startコマンドについては、systemctl start pacemaker.serviceコマンドを使用します。
アップグレードの前に、Sentinelアプライアンスマネージャですべてのアプライアンスノードを登録する必要があります。詳細については、アップデートの登録を参照してください。アプライアンスを登録しないと、Sentinelで黄色の警告が表示されます。
クラスタの保守モードを有効にします。
crm configure property maintenance-mode=true
保守モードは、Sentinelソフトウェアをアップデートする際、稼働中のクラスタリソースに影響を与えないようにするのに役立ちます。このコマンドは、どのクラスタノードからでも実行することができます。
保守モードがアクティブかどうか確認します。
crm status
クラスタリソースは非管理状態と表示されるはずです。
パッシブクラスタノードをアップデートします。
クラスタスタックを停止します。
rcopenais stop
クラスタスタックを停止することで、クラスタリソースをアクセス不可のままに保ち、ノードのフェンシングを避けることができます。
Sentinel HAアプライアンスの更新をダウンロードします。
zypper -v patch
(条件による)OpenSSHパッケージ依存の問題を解決する必要があるというメッセージがインストーラに表示される場合は、適切なオプションを入力してOpenSSHパッケージをダウングレードします。
(条件による)ncgOverlayアーキテクチャの変更を示すメッセージがインストーラに表示される場合は、適切なオプションを入力してアーキテクチャの変更を受諾します。
(条件による)一部のアプライアンスパッケージ依存の問題を解決する必要があるというメッセージがインストーラに表示される場合は、適切なオプションを入力して従属するパッケージをアンインストールします。
アップグレード完了後、クラスタスタックを起動します。
rcopenais start
すべてのパッシブクラスタノードに対してステップ3を繰り返します。
アクティブなクラスタノードをアップグレードします。
環境設定をバックアップしてから、ESMエクスポートを作成します。
データのバックアップ方法については、『 Sentinel Administration Guide
』の「Backing Up and Restoring Data」を参照してください。
クラスタスタックを停止します。
rcopenais stop
クラスタスタックを停止することで、クラスタリソースをアクセス不可のままに保ち、ノードのフェンシングを避けることができます。
Sentinel HAアプライアンスの更新をダウンロードします。
zypper -v patch
(条件による)OpenSSHパッケージ依存の問題を解決する必要があるというメッセージがインストーラに表示される場合は、適切なオプションを入力してOpenSSHパッケージをダウングレードします。
(条件による)ncgOverlayアーキテクチャの変更を示すメッセージがインストーラに表示される場合は、適切なオプションを入力してアーキテクチャの変更を受諾します。
(条件による)一部のアプライアンスパッケージ依存の問題を解決する必要があるというメッセージがインストーラに表示される場合は、適切なオプションを入力して従属するパッケージをアンインストールします。
アップグレード完了後、クラスタスタックを起動します。
rcopenais start
次のコマンドを実行して、環境設定ファイルの変更を同期します。
csync2 -x -v
クラスタの保守モードを無効にします。
crm configure property maintenance-mode=false
このコマンドは、どのクラスタノードからでも実行することができます。
保守モードがアクティブではないことを確認します。
crm status
クラスタリソースは起動済みと表示されるはずです。
(任意)Sentinelのアップグレードが成功したかどうか確認します。
rcsentinel version
(条件による)オペレーティングシステムをアップグレードする方法については、「オペレーティングシステムのアップグレード」を参照してください。