Sentinelをインストールした後、アプライアンスが正常に動作するように環境設定をさらに行う必要があります。
Sentinelと最新のオペレーティングシステムの更新を受信するには、Sentinelアプライアンスをアプライアンス更新チャネルに登録する必要があります。アプライアンスを登録するには、まずアプライアンス登録コードまたはアプライアンスアクティベーションキーをカスタマーケアセンターから取得する必要があります。
SLES 12 SP3を使用している場合は、Sentinelアプライアンス管理コンソールを使用して更新するよう登録できます。
次のいずれかの方法では、Sentinelアプライアンスを起動します。
Sentinelログインし、[Sentinelメイン]>[アプライアンス]の順にクリックします。
Webブラウザで次のURLを指定します: https://<IP_address>:9443。
vaadminユーザとrootユーザのいずれかでログインします。
[オンライン更新]>[今すぐ登録]をクリックします。
[電子メール]フィールドには、更新を受信する電子メールIDを指定します。
[アクティベーションキー ]フィールドに登録コードを入力します。
[登録]をクリックして、登録を完了します。
SLES 11 SP4またはSLES 12 SP3を使用している場合は、コマンドを使用して登録できます。
更新用に登録する方法
Sentinelサーバにrootユーザでログインします。
次のコマンドを指定します。
サーバを登録する場合、次のように指定します: suse_register -a regcode-sentinel="<registration_code>" -a email="<email_ID>"
Collector Managerを登録する場合、次のように指定します: suse_register -a regcode-sentinel-collector="<registration_code>" -a email="<email_ID>"
Correlation Engineを登録する場合、次のように指定します: suse_register -a regcode-sentinel-correlation ="<registration_code>" -a email="<email_ID>"
Sentinelを高可用性で登録する場合、次のように指定します: suse_register -a regcode-sentinel-ha ="<registration_code>" -a email="<email_ID>"
emailパラメータには、更新を受信する電子メールIDを指定します。
このセクションの情報は、データストレージオプションとして従来のストレージを使用する場合にのみ適用されます。
ベストプラクティスとして、別個のパーティションを作成して、実行可能ファイル、環境設定ファイル、オペレーティングシステムファイルとは別のパーティションにSentinelデータを保存できるようにしてください。可変データを別に保存することには、一連のファイルのバックアップが容易になり、破損した場合の回復が簡単になるというメリットがあるうえ、ディスクパーティションが満杯になった場合の堅牢性が向上します。パーティションの計画については、従来のストレージのプラニングを参照してください。YaSTツールを使用して、アプライアンスにパーティションを追加し、新しいパーティションにディレクトリを移動させることができます。
次の手順で新しいパーティションを作成し、データファイルを元のディレクトリから新しく作成したパーティションに移動させます。
Sentinelにrootとしてログインします。
次のコマンドを実行して、アプライアンス上のSentinelを停止させます。
/etc/init.d/sentinel stop
次のコマンドを指定して、novellユーザに変更します。
su -novell
/var/opt/novell/sentinelのディレクトリの内容を一時的にどこかの場所に移動します。
rootユーザに変更します。
次のコマンドを入力して、YaST2 Control Centerにアクセスします。
yast
[システム]>[パーティショナ]の順に選択します。
警告を確認して[はい]を選択し、新しい未使用パーティションを追加します。
パーティションの作成について詳しくは、SLES 11のマニュアルにある「Using the YaST Partitioner」を参照してください。
/var/opt/novell/sentinelに新しいパーティションをマウントします。
次のコマンドを指定して、novellユーザに変更します。
su -novell
ディレクトリの内容を一時保存先(ステップ 4で保存した場所)から、新しいパーティション内の/var/opt/novell/sentinelに戻します。
次のコマンドを実行して、Sentinelアプライアンスを再起動します。
/etc/init.d/sentinel start
データストレージオプションとしてスケーラブルストレージを有効にして設定するには、『 Sentinel Administration Guide
』の「Configuring Scalable Storage」を参照してください。
インターネットに直接アクセスできない保護された環境でアプライアンスを実行する必要がある場合は、Subscription Management Tool (SMT)でアプライアンスを設定できます。これにより、Sentinel の最新バージョンが公開されると、アプライアンスを最新バージョンにアップグレードできます。SMTは、 Customer Centerに統合されたパッケージ代理システムで、主な Customer Center機能を提供します。
SMTでアプライアンスを設定する前に、次の前提条件を満たしていることを確認します。
Sentinelの更新を取得するためにカスタマーセンターの資格情報を取得します。資格情報の入手方法の詳細については、テクニカルサポートにお問い合わせください。
SMTをインストールするコンピュータに次のパッケージと共にSLES 11 SP3がインストールされていることを確認します。
htmldoc
perl-DBIx-Transaction
perl-File-Basename-Object
perl-DBIx-Migration-Director
perl-MIME-Lite
perl-Text-ASCIITable
yum-metadata-parser
createrepo
perl-DBI
apache2-prefork
libapr1
perl-Data-ShowTable
perl-Net-Daemon
perl-Tie-IxHash
fltk
libapr-util1
perl-PIRPC
apache2-mod_perl
apache2-utils
apache2
perl-DBD-mysql
SMTをインストールし、SMTサーバを設定します。詳細については、SMTのマニュアルの以下に関するセクションを参照してください。
SMTのインストール
SMTサーバの設定
SMTでのインストールと更新リポジトリのミラーリング
アプライアンスコンピュータにwgetユーティリティをインストールします。
次の手順を実行してSMTでアプライアンスを設定します。
SMTサーバで次のコマンドを実行して、アプライアンスのリポジトリを有効にします。
smt-repos -e Sentinel-Server-7.0-Updates sle-11-x86_64
smt-repos -e Sentinel-Collector-Manager-7.0-Updates sle-11-x86_64
smt-repos -e Sentinel-Correlation-Engine-7.0-Updates sle-11-x86_64
SMTのマニュアル
の「Configuring Clients to Use SMT」セクションで説明されている手順を実行して、SMTでアプライアンスを設定します。
アプライアンスのアップグレードについては、Sentinelのアップグレードを参照してください。