25.2 WebYaSTを使用したアプライアンスのアップグレード

WebYaSTを使用したアプライアンスのアップグレードは、Sentinelのバージョンが7.3.2以降の場合、または「Sentinel 7.3.2リリースノート」の説明にあるように手動でNetIQ Change Guardian RPMをアップグレードした場合にのみ実行できます。

Sentinel 7.3.2より前のバージョンからアプライアンスをアップグレードする場合、アップグレードを完了するためにユーザによる操作が必要となるため、zypperコマンドラインユーティリティを使用する必要があります。WebYaSTでは、必要とされるユーザとのやり取りを実行できません。zypperを使用したアプライアンスのアップグレードについては、セクション 25.1, zypperを使用したアプライアンスのアップグレードを参照してください。

  1. Sentinelアプライアンスに管理者の役割を持つユーザとしてログインします。

  2. 環境設定をバックアップしてから、ESMエクスポートを作成します。

    詳細については、『NetIQ Sentinel Administration Guide』のBacking Up and Restoring Dataを参照してください。

  3. (条件付き)server.xml、collector_mgr.xml、またはcorrelation_engine.xmlファイルの構成設定をカスタマイズした場合、カスタマイズ内容がアップグレード後も保持されるように、objコンポーネントIDの付いた名前の適切なプロパティファイルが作成されていることを確認します。詳しくは、『NetIQ Sentinel Administration Guide』の「Maintaining Custom Settings in XML Files」を参照してください。

  4. Sentinelアプライアンスをアップグレードする場合は、[アプライアンス]をクリックしてWebYaSTを起動します。

  5. コレクタマネージャまたは相関エンジンアプライアンスをアップグレードする場合は、コレクタマネージャまたは相関エンジンのコンピュータのURLをポート4984を使用して指定し(https://<IP_address>:4984)、WebYaSTを起動します。ここで、<IP_address>はコレクタマネージャまたは相関エンジンのIPアドレスを指します。ステップ 6からステップ 10までを行います。

  6. (条件による)アプライアンスの自動更新をまだ登録していない場合は、登録します。

    詳細については、セクション 13.3.3, アップデートの登録を参照してください。

    アプライアンスが登録されていない場合、Sentinelはアプライアンスが登録されていないことを示す黄色い警告を表示します。

  7. アップデートがあるかどうかを確認するには、[更新]をクリックします。

    利用可能な更新が表示されます。

  8. 更新を選択して適用します。

    更新が完了するまで数分かかる場合があります。更新が成功すると、WebYaSTのログインページが表示されます。

    アプライアンスをアップグレードする前に、WebYaSTはSentinel サービスを自動的に停止します。アップグレードが完了した後で、このサービスを手動で再開する必要があります。

  9. Webインタフェースを使用してSentinelサービスを再開します。

    詳細については、セクション 13.4, WebYaSTを使用したサーバの起動と停止を参照してください。

  10. (条件による) Sentinelをカスタムポートにインストールした場合や、コレクタマネージャまたは相関エンジンがFIPSモードの場合は、次のコマンドを実行します。

    /opt/novell/sentinel/setup/configure.sh
    
  11. Webブラウザのキャッシュをクリアして、最新のSentinelバージョンを表示します。

  12. クライアントコンピュータ上のJava Web Startキャッシュを消去してから、最新バージョンのSentinelアプリケーションを使用します。

    javaws -clearcacheコマンドを使用するか、Javaコントロールセンターを使用して、Java Web Startキャッシュを消去できます。詳細については、http://www.java.com/en/download/help/plugin_cache.xmlを参照してください。

  13. (条件による) PostgreSQLデータベースがメジャーバージョンにアップグレードされた場合(8.0から9.0や9.0から9.1など)、PostgreSQLデータベースから古いPostgreSQLファイルを消去してください。PostgreSQLデータベースがアップグレードされたかどうかについて詳しくは、『Sentinelリリースノート』を参照してください。

    1. novellユーザに切り替えます。

      su novell
      
    2. binフォルダを参照します。

      cd /opt/novell/sentinel/3rdparty/postgresql/bin
      
    3. 次のコマンドを使用して、古いpostgreSQLファイルをすべて削除します。

      ./delete_old_cluster.sh
      
  14. (条件による) Sentinel 7.1.1以前のバージョンからアップグレードしている場合、インストーラはデフォルトではセキュリティインテリジェンス(SI)データを移行しません。Sentinel 7.1.1以前のバージョンからSIデータを移行するには、次のようにしてSIデータの移行を手動で使用可能にします。

    1. novellユーザに切り替えます。

      su novell
      
    2. /etc/opt/novell/sentinel/config/server.xmlファイルを開きます。

    3. [BaseliningRuntime]コンポーネントセクションに次のプロパティを追加します。

      <property name="baselining.migration.check">true</property>
      
    4. Sentinelサーバを再起動します。