1. ワークロードソースおよびターゲットイメージサーバを検出します。すでにそれらが検出されている場合は、詳細を更新し(右クリック>［サーバの詳細の更新］)、Portability Suiteがそれらの最新情報を持つようにします。

2. ［タスク］ペインにある［イメージのキャプチャ］タスクを使用して、必要なリソースおよびターゲットを使用して新しいイメージキャプチャジョブを開始し、［詳細］をクリックして［イメージ作成ジョブ］ウィンドウを開きます。

3. ［イメージ作成ジョブ］ウィンドウで、［一般］をクリックしてから、［ジョブ環境設定］ダイアログボックスで、［スケジュール］タブをクリックします。スケジュールおよび同期を参照してください。

4. ［同期の有効化］オプションを選択します。

5. ［スケジュールの編集］をクリックし、完全同期および増分同期に必要な繰り返し回数を設定します。

6. 必要なローリング増分の回数を設定します。

   これは、所定の時間に保存される増分イメージの数を決定します。この数を超えると、古い増分がベースイメージにマージされ、新しいベースが形成されます。

7. ［OK］をクリックし、変換が完了するのを待ちます。

   完了すると、［サーバ］ビューの該当するFlexible Image Serverの下に新しいイメージが一覧表示されます。

イメージに関連付けられたすべての増分を表示する方法:

1. ［サーバ］ビューで、必要なイメージを右クリックし、［プロパティ］を選択します。

2. ［イメージ増分］タブをクリックします。

   イメージに関連付けられたすべての増分を含むリストが表示されます。これには、増分ごとの名前、作成日時、およびそのメタ情報を含むファイルへのパスが含まれます。

   

特定の増分とともにイメージを展開する方法:

1. ［タスク］ペインで、［イメージの展開］をクリックします。［アクション］ウィンドウが開きます。

2. イメージおよびターゲットイメージサーバを選択し、［詳細］をクリックします。

3. 柔軟なイメージの展開の説明に従って、変換をジョブとして設定します。

4. ［イメージ展開ジョブ］ウィンドウの［ドライブ環境設定］で、［ソース増分選択］をクリックします。

5. ［ドライブ環境設定］ダイアログボックスで、［最新の増分を使用］を選択解除し、展開する増分を選択します。

   

6. ［OK］をクリックします。

7. ［開始］をクリックし、変換を開始します。

   Portability Suiteによって、ベースイメージおよび選択した増分までのすべての増分を使用して、イメージが展開されます。

1. ［サーバ］ビューで、必要なイメージを右クリックし、［増分の統合］を選択します。

   

2. <Ctrl>キーを押したまま、マウスまたは矢印キーで選択し、統合の対象となる連続する増分を任意の数だけ選択します。

3. イメージに対する有効な資格情報を入力し、それらの情報をテストします。

4. ［統合］をクリックします。

   増分が、1つの差分イメージで置き換えられます。このイメージは、増分のリストの中では1つの増分として表示されますが、名前に統合されたすべての増分のIDが含まれています。たとえば、Increment.2-4となります。

1. ［サーバ］ビューで、必要なイメージを右クリックし、［増分をベースに適用］を選択します。

2. 適用する増分を選択します。

   選択した増分よりも前に作成されたすべての増分も含まれます。

3. イメージに対する有効な資格情報を入力し、それらの情報をテストします。

4. ［適用］をクリックします。

   Portability Suiteによって、選択した増分がベースイメージに適用され、そのベースが新しく更新されたイメージで置き換えられます。

1. ［サーバ］ビューで、必要なイメージを右クリックし、［増分の削除］を選択します。

2. 削除する増分を選択します。

3. イメージに対する有効な資格情報を入力し、それらの情報をテストします。

4. ［削除］をクリックします。

   Portability Suiteによって、選択した増分が削除されます。