PlateSpin Transformation Manager Serverを設定したり再設定したりすることができます。管理ユーザツールおよびWebサーバ設定ツールを使用して、データを失うことなくアプリケーションの設定を変更できます。
メモ:再設定を行うと、PlateSpin Transformation Managerアプリケーションとその PostgreSQLデータベースが初期状態に戻されます。データはすべて失われます。
アプライアンス管理コンソールにvaadminユーザとしてログインします。
PlateSpin Transformation Managerツールで、Configuration (設定) をクリックします。
[PlateSpin Transformation Manager Configuration (PlateSpin Transformation Manager設定)]ページで、初期設定を選択します。
次のいずれか1つを選択します。
サーバの設定: このオプションは、PlateSpin Transformation Managerアプリケーションが設定されていない場合に使用できます。
設定の上書き: このオプションは、PlateSpin Transformation Managerアプリケーションがすでに設定されている場合に使用できます。既存の設定を上書きしてすべてのプロジェクトデータを削除したい場合にのみ、このオプションを選択してください。
設定情報を入力します。
次のいずれかのオプションを使用します。
ローカルデータベース: PlateSpin Transformation Managerにより、自動的にアプライアンスにPostgreSQLデータベースがプレインストールされます。Auto Setup Local Database (ローカルデータベースの自動設定)を選択すると、データベースインスタンス、データベース管理者ユーザ、およびユーザのパスワードが自動的に作成されます。表 4-1にデフォルト設定を示します。
表 4-1 PostgreSQLデータベースのデフォルト値
パラメータ |
デフォルト値 |
---|---|
データベースホスト |
localhost |
データベースポート |
5432 |
Create a New Database (新しいデータベースの作成) |
Selected(選択済み) |
データベース名 |
transmgr |
データベースユーザ名 |
tmadmin |
リモートデータベース: もう1つの方法として、ネットワーク内の既存のPostgreSQLデータベース上でデータベースインスタンスとしてPlateSpin Transformation Managerデータベースを設定することもできます。
Auto Setup Local Database (ローカルデータベースの自動設定)を選択解除します。
localhostを、リモートPostgreSQLデータベースに対するホストサーバのDNS名またはIPアドレスに置き換えて、PostgreSQLポートを指定します。
PlateSpin Transformation Managerデータベースのインスタンスを新規作成するのに必要なスキーマ権限を持っている、データベース管理者ユーザの資格情報を指定します。
PlateSpin Transformation Managerデータベースインスタンスの名前を指定します(デフォルト: transmgr)。
PlateSpin Transformation Managerデータベースインスタンスに対する管理者ユーザ(デフォルト: tmadmin)として作成される、データベースユーザのユーザ名とパスワードを指定します。
PlateSpin Transformation Manager Serverの初期ユーザは、Webインタフェース全体の設定と管理に対するすべての権限を持っている、システム管理者です。
フルネーム、PlateSpin Transformation Manager環境に対して一意の有効な電子メールアドレス、およびこのユーザのパスワードを指定します。
このユーザをアプライアンス管理コンソールから削除することはできません。初期ユーザアカウントを差し替えたり増やすことが必要になる場合は、PlateSpin Transformation Managerに対して別のシステム管理者ユーザを追加することができます。管理ユーザを参照してください。
メモ:他のユーザの追加や管理は、PlateSpin Transformation Manager Webインタフェースの[Users (ユーザ)]ページで行います。『PlateSpin Transformation Managerユーザガイド』のユーザの管理
を参照してください。
Micro Focusでは、Webインタフェースへのアクセスにはセキュアなポート8183およびSSLのオプションを使用することをお勧めします。HTTPポート8182を有効にしたり、無効にして非セキュアなトラフィックを許可することができます。
PlateSpin Transformation Manager Serverに対してDNS名を指定します。アプライアンスのSSL証明書の件名として使用されるDNSアドレスが自動的に入力されます。
送信をクリックします。