2.2 アップグレード手順

アップグレードプロセス中、インストールプログラムは自動的に前のインストールからデータをインポートします

2.2.1 アップグレード手順

この手順を使用してPlateSpin Protect製品をアップグレードします。

  1. データをバックアップします。

    詳細については、PlateSpin Protectをアップグレードする前にを参照してください。

  2. PlateSpin Protectセットアップ実行ファイルを実行し、画面の指示に従います。

    サーバのインストール時に要求されたら、[データの保存]オプションを必ず使用します。

    メモ:インストールプログラムでは、アップグレードプロセス中にエクスポートしたデータが自動的に再インポートされないことがあります。この問題が発生した場合は、ImportExportAll.batユーティリティを使用して、サーバホスト上の次のディレクトリからこのデータを回復します。

    • Windows Server 2012 R2システム: \ProgramData\PlateSpin

      このフォルダはデフォルトで非表示になっています。

    • Windows Server 2008システムの場合: \ProgramData\PlateSpin

      このフォルダはデフォルトで非表示になっています。

    • Windows Server 2003システムの場合: \Documents and Settings\All Users\Application Data\PlateSpin

    データベースアクセスにWindows認証を使用する場合、インポート/エクスポートするには次の条件を満たす必要があります。

    1. ユーザは、PlateSpinサービスがデータベースにアクセスするために使用するドメインユーザとしてログインする必要があります。このユーザは、インストール時に指定します。

    2. PlateSpinサービスがデータベースにアクセスするために使用するドメインユーザは、インストール時に必要なので、ローカル管理者グループのメンバーである必要があります。

    3. インポート/エクスポートコマンドを実行するプロセスには昇格権限が必要です。そのための最も簡単な方法は、[管理者として実行]コンテキストメニューオプションを使用してコマンドウィンドウを起動することです。

2.2.2 アップグレード後のタスク

  1. (オプション、国際バージョンを対象)特定のサポート対象言語で使用するようにPlateSpin Protectおよびブラウザを設定します。

    ユーザガイド』のPlateSpin Protectの国際バージョンの言語設定を参照してください。

  2. 一時停止されたレプリケーションスケジュールがないか[ワークロード]ページを確認します。特に、製品の以前のバージョンの従来のブロックベースのコンポーネントを使用していた、自動的にアップグレードされる保護コントラクト向けに生成されたタスク (オプションのコマンドを使用する特別なワークロード保護イベント)を探します。これは、保護されたワークロードを再起動する必要があります。

  3. 新しい.configファイルで必要な.configパラメータを再適用します。

    ユーザガイド』のXML環境設定パラメータを通じたPlateSpin Server動作の設定を参照してください。