2.1 PlateSpin Protectをアップグレードする前に

PlateSpin Protectソフトウェアをバージョン 11.1にアップグレードする前に、次のことを実行します。

  • (条件に応じて実行)使用しているコンテナにVMware ESX/ESXi 3.5または4.0がある場合は、それらを4.1、5.1、または5.5のいずれかのバージョンにアップグレードします。詳細については、『PlateSpin Protectユーザガイド』のサポートされているVMコンテナを参照してください。

  • レプリケーションスケジュールを一時停止します。

  • サーバのデフォルトの動作を制御しているカスタマイズされた.configパラメータがあれば記録します。

  • データベースファイルをバックアップします。詳細については、セクション 2.1.1, データベースファイルのバックアップを参照してください。

2.1.1 データベースファイルのバックアップ

次の手順で、PlateSpin Protectがインストールされているサーバに常駐しているMicrosoft SQL Serverデータベースファイルを手動でバックアップします。ロールバックが必要になった場合は、このバックアップファイルを使用できます。

  1. サーバホスト上で、Microsoft SQLサービスを停止します。

    1. スタート]メニューから[ファイル名を指定して実行]をクリックし、「services.msc」と入力し、[OK]をクリックします。

    2. [サービス]ウィンドウで[SQL Server]項目を右クリックし、[停止]を選択します。

  2. すべての*.mdfファイルと*.ldfファイルを、製品インストールディレクトリ外の場所にコピーします。これらのファイルのデフォルト場所は次のとおりです。

    \Program Files\PlateSpin Protect Server\Database

  3. ステップ 1で停止したMS SQLサービスを再起動します。

メモ:この手順では、PlateSpin Protect Serverがインストールされているサーバにデータベースもインストールされているものとしています。外部のSQLサーバも同様のステップでバックアップできますが、*.mdfおよび*.ldfファイルのパスはご使用のSQLサーバに固有のものになります。