2.1 サポートされる構成

2.1.1 非クラウドプラットフォームへのマイグレーションに対してサポートされるソースのワークロード

PlateSpin Migrateは、次のWindowsワークロードとLinuxワークロードの非クラウドプラットフォーム(物理マシン、サポートされるHypervisor上の仮想マシンなど)へのマイグレーションをサポートします。詳細については、サポートされるターゲット仮想化プラットフォームを参照してください。

非クラウドプラットフォームへのマイグレーションでは、次のマイグレーション機能がサポートされています。

  • ピアツーピアのマイグレーション(P2V、V2V、V2P、P2P)。

  • ピアツーピアのワークロード同期(P2V、V2V、P2P、V2P)。

メモ:

  • ターゲット仮想化プラットフォームの中には、一部のワークロードがサポートされていないものがあります。ターゲット仮想化プラットフォームへのワークロードのマイグレーションの可否は、ホストベンダによるターゲットホスト上のゲストオペレーティングシステムのサポート状況によって異なります。

  • BIOSワークロードでは、ブートディスク内に1つ以上のパーティションが存在することと、MBR(マスターブートレコード)にブートローダがインストールされている必要があります。

  • ワークロードのイメージングはLinuxワークロードではサポートされていません。

  • BIOSベースのLinuxシステムのUEFIベースへの変換はサポートされていません。

  • Linux UEFIソースワークロードをLinux BIOSターゲットとして変換するには、ソースワークロード上で/bootパーティションが使用可能である必要があります。

次の節を参照してください:

非クラウドプラットフォームへのマイグレーションに対してサポートされるMicrosoft Windowsのワークロード

PlateSpin Migrateは、次のMicrosoft Windowsプラットフォームについて、仮想化ホスト上の仮想マシンまたは物理マシンへのマイグレーションをサポートしています(表 2-1で注記されている場合を除く)。サポートされるワークロードストレージおよびサポートされるワークロードアーキテクチャも参照してください。

表 2-1 非クラウドプラットフォーム: サポートされるWindowsワークロード

オペレーティングシステム

備考

サーバ

Windows Server 2016

VMware VMへのマイグレーションには、VMware vCenter 6.0以降が必要です。

  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012

  • Windows Server 2008 R2
  • Windows Server 2008

ドメインコントローラ(DC)システムおよびSmall Business Server (SBS)エディションを含みます。

Windows Server 2008 R2 SP0のHyper-Vへのマイグレーションは、Microsoftのサポートが終了しているのでサポートされません。Microsoft TechNet Webサイトを参照してください。

  • Windows Server 2003 R2
  • Windows Server 2003 SP 1以降

 

クラスタ

Windows Server 2016クラスタ

次のクォーラムモデルをサポート:

  • ノードおよびディスクマジョリティ

  • マジョリティなし: ディスクのみ

Migrate ClientとWebインタフェースは両方とも、WindowsクラスタのVMware vCenterターゲット仮想化プラットフォームへの自動マイグレーションをサポートします。Migrate Clientは、X2Pワークフローを使用して、Windowsクラスタの物理マシンへの半自動のマイグレーションもサポートします。セクション 25.0, Windowsクラスタのマイグレーションの準備を参照してください。

Windows Server 2016クラスタのVMwareへのマイグレーションには、VMware 6.0以降が必要です。

PlateSpin Migrateは、次のターゲットインフラストラクチャへのWindows Serverクラスタのマイグレーションをサポートしていません。

  • イメージ

  • クラウド

  • VMware以外の仮想化Hypervisor

PlateSpin Migrateは、クラスタでブロックレベルのレプリケーションのみサポートします。ファイルレベルのレプリケーションはサポートしていません。

サポート対象には、クラスタの増分レプリケーションにおけるドライバ(ファイバチャネルSANのみ)を使用するブロックベースデータ転送またはドライバを使用しないブロックベースデータ転送が含まれます。

警告:共有iSCSIドライブを使用するクラスタでブロックベースドライバを使用しないでください。クラスタが使用不能になります。

  • Windows Server 2012 R2クラスタ
  • Windows Server 2012クラスタ

次のクォーラムモデルをサポート:

  • ノードおよびディスクマジョリティ

  • マジョリティなし: ディスクのみ

  • Windows Server 2008 R2クラスタ
  • Windows Server 2008クラスタ

次のクォーラムモデルをサポート:

  • ノードおよびディスクマジョリティ

  • マジョリティなし: ディスクのみ

  • Windows Server 2003 R2クラスタ
  • Windows Server 2003クラスタ

次のクォーラムモデルをサポート:

  • 単一クォーラムデバイスクラスタ

Desktops

Windows 8および8.1

高パフォーマンスの電源プランが必要です。

Windows 7

Professional、Enterprise、およびUltimateのみサポートします。

非クラウドプラットフォームへのマイグレーションに対してサポートされるLinuxのワークロード

PlateSpin Migrateは、次のLinuxプラットフォームについて、仮想化ホスト上の仮想マシンまたは物理マシンへのマイグレーションをサポートしています(表 2-2で注記されている場合を除く)。サポートされるワークロードストレージおよびサポートされるワークロードアーキテクチャも参照してください。

表 2-2 非クラウドプラットフォーム: サポートされるLinuxワークロード

Linux配布

バージョン

備考

Red Hat Enterprise Linux (RHEL)

AS/ES/WS 4.x、5.0~5.11、6.0~6.9、および7.0~7.4

LVMボリュームを持つRed Hat Enterprise Linux 6.7、Oracle Linux 6.7、およびCentOS 6.7のワークロードについては、PlateSpin Migrateは、6.7ディストリビューション用の最新の使用可能なカーネル(バージョン2.6.32-642.13.1.el6)に対してのみ増分レプリケーションをサポートします。

LVMボリュームを持つRed Hat Enterprise Linux 6.8、Oracle Linux 6.8、およびCentOS 6.8のワークロードについては、PlateSpin Migrateは、6.8ディストリビューション用の最新の使用可能なカーネル(バージョン2.6.32-696.20.1.el6.x86_64)に対してのみ増分レプリケーションをサポートします。

RHEL 5では、準仮想化されたソースワークロードの、完全仮想化されたワークロードとしてのターゲットプラットフォームへのマイグレーションがサポートされています。詳細については、並行仮想化されたソースワークロードを参照してください。

SUSE Linux Enterprise Server (SLES)

9、10、11 (SP1、SP2、SP3、およびSP4)

カーネル3.0.13-0.27-paeのSLES 11 SP2 (32ビット)はサポートされていません。このバージョンのSLESカーネルを3.0.51-0.7.9-paeにアップグレードして、変換できるようにする必要があります。

SLES 10と11では、並行仮想化されたソースワークロードの、完全仮想化されたワークロードとしてのターゲットプラットフォームへのマイグレーションがサポートされています。詳細については、並行仮想化されたソースワークロードを参照してください。

SLES11 SP4 32ビットソースワークロードのHyper-Vターゲットへのマイグレーションはサポートされていません。

CentOS

「Red Hat Enterprise Linux」を参照。

RHELを実行するワークロードと同じレベルのサポート。ただし、CentOS 4.xは、Hyper-Vではサポートされていません。

CentOS 7.xのVMwareへのマイグレーションには、VMware vCenter 5.5以降が必要です。

Oracle Linux (OL) (旧称: Oracle Enterprise Linux)

「Red Hat Enterprise Linux」を参照。

RHELを実行するワークロードと同じレベルの標準カーネルのサポート。ただし、OEL 4.xは、Hyper-Vではサポートされていません。

OL 6.7以降でサポートされるRHELディストリビューション上のUnbreakable Enterprise Kernel (UEK)カーネルと同じレベルのサポート。

2.1.2 クラウドへのマイグレーションに対してサポートされるワークロード

Amazon Web Services、Microsoft Azure、VMware vCloud Director、VMware Cloud on AWSへのワークロードのマイグレーションには、PlateSpin Migrate Webインタフェースを使用します。

Migrateでは、ターゲットクラウドプラットフォームへのP2CおよびV2Cのマイグレーションをサポートしています。直接的なC2Cマイグレーションは、AzureとAWSの間でテスト済みです。

メモ:

  • ターゲットクラウドプラットフォームの中には、一部のワークロードがサポートされていないものがあります。クラウドプラットフォームへのワークロードのマイグレーションの可否は、クラウドプロバイダによるターゲットクラウドプラットフォーム上のゲストオペレーティングシステムのサポート状況によって異なります。

  • BIOSワークロードでは、ブートディスク内に1つ以上のパーティションが存在することと、MBR(マスターブートレコード)にブートローダがインストールされている必要があります。

  • WindowsとLinuxのUEFIワークロードは、BIOSワークロードとしてターゲットクラウドプラットフォームにマイグレートされます。

  • Linux UEFIソースワークロードをLinux BIOSターゲットとして変換するには、ソースワークロード上で/bootパーティションが使用可能である必要があります。

  • Citrix XenServerまたはKVM上で実行される並行仮想化されたLinuxソースワークロードを、完全仮想化されたゲストとしてターゲットプラットフォームにマイグレートする前に、並行仮想化されたソースワークロードを参照してください。

次の節を参照してください:

アマゾンウェブサービスへのマイグレーションに対してサポートされるワークロード

PlateSpin Migrateは、次のプラットフォームについて、Amazon Web Servicesへのマイグレーションをサポートしています。セクション 2.1.3, サポートされるワークロードストレージおよびセクション 2.1.4, サポートされるワークロードアーキテクチャも参照してください。

Amazon Web Servicesへのワークロードのマイグレーションについては、以下を参照してください。

表 2-3 AWS: サポートされるWindowsプラットフォーム

オペレーティングシステム

備考

Microsoft Windows Server 2016

 

Microsoft Windows Server 2012 R2

 

Microsoft Windows Server 2012

 

Microsoft Windows Server 2008 R2

 

Microsoft Windows Server 2008

 

Microsoft Windows Server 2003 R2

 

Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1)以降

 

表 2-4 AWS: サポートされるLinuxプラットフォーム

Linux配布

バージョン

備考

Red Hat Enterprise Linux (RHEL)

5.1~5.11、6.1~6.9、および7.0~7.4

LVMボリュームを持つRed Hat Enterprise Linux 6.7、Oracle Linux 6.7およびCentOS 6.7のワークロードについては、6.7ディストリビューション用の最新の使用可能なカーネル(バージョン2.6.32-642.13.1.el6)に対してのみ増分レプリケーションがサポートされます。

LVMボリュームを持つRed Hat Enterprise Linux 6.8、Oracle Linux 6.8、およびCentOS 6.8のワークロードについては、PlateSpin Migrateは、6.8ディストリビューション用の最新の使用可能なカーネル(バージョン2.6.32-696.20.1.el6.x86_64)に対してのみ増分レプリケーションをサポートします。

RHEL 5では、準仮想化されたソースワークロードの、完全仮想化されたワークロードとしてのターゲットプラットフォームへのマイグレーションがサポートされています。詳細については、並行仮想化されたソースワークロードを参照してください。

SUSE Linux Enterprise Server (SLES)

11 (SP1からSP4)

SLES 11では、並行仮想化されたソースワークロードの、完全仮想化されたワークロードとしてのターゲットプラットフォームへのマイグレーションがサポートされています。詳細については、並行仮想化されたソースワークロードを参照してください。

CentOS

「Red Hat Enterprise Linux」を参照。

RHELを実行するワークロードと同じレベルのサポート。

Oracle Linux (OL) (旧称: Oracle Enterprise Linux)

「Red Hat Enterprise Linux」を参照。

RHELを実行するワークロードと同じレベルの標準カーネルのサポート。

OL 6.7以降でサポートされるRHELディストリビューション上のUnbreakable Enterprise Kernel (UEK)カーネルと同じレベルのサポート。

Microsoft Azureへのマイグレーションに対してサポートされるワークロード

PlateSpin Migrateは、次のプラットフォームについて、グローバル環境およびソブリンAzure China環境のMicrosoft Azure Cloudへのマイグレーションをサポートしています。サポートされるワークロードストレージおよびサポートされるワークロードアーキテクチャも参照してください。

Microsoft Azureへのワークロードのマイグレートについては、以下を参照してください。

表 2-5 Azure: サポートされるWindowsプラットフォーム

オペレーティングシステム

備考

Microsoft Windows Server 2016

 

Microsoft Windows Server 2012 R2

 

Microsoft Windows Server 2012

 

Microsoft Windows Server 2008 R2

 

表 2-6 Azure: サポートされるLinuxプラットフォーム

Linux配布

バージョン

備考

Red Hat Enterprise Linux (RHEL)

6.7~6.9および7.1~7.4

LVMボリュームを持つRed Hat Enterprise Linux 6.7、Oracle Linux 6.7およびCentOS 6.7のワークロードについては、6.7ディストリビューション用の最新の使用可能なカーネル(バージョン2.6.32-642.13.1.el6)に対してのみ増分レプリケーションがサポートされます。

LVMボリュームを持つRed Hat Enterprise Linux 6.8、Oracle Linux 6.8、およびCentOS 6.8のワークロードについては、PlateSpin Migrateは、6.8ディストリビューション用の最新の使用可能なカーネル(バージョン2.6.32-696.20.1.el6.x86_64)に対してのみ増分レプリケーションをサポートします。

SUSE Linux Enterprise Server (SLES)

11 (SP3とSP4)

SLES 11では、並行仮想化されたソースワークロードの、完全仮想化されたワークロードとしてのターゲットプラットフォームへのマイグレーションがサポートされています。詳細については、並行仮想化されたソースワークロードを参照してください。

CentOS

「Red Hat Enterprise Linux」を参照。

RHELを実行するワークロードと同じレベルのサポート。

Oracle Linux (OL) (旧称: Oracle Enterprise Linux)

「Red Hat Enterprise Linux」を参照。

RHELを実行するワークロードと同じレベルの標準カーネルのサポート。

OL 6.7以降でサポートされるRHELディストリビューション上のUnbreakable Enterprise Kernel (UEK)カーネルと同じレベルのサポート。

メモ:PlateSpin Migrateでは、ブート(/boot)パーティションがroot (/)パーティションとは異なるディスク上に存在する場合、ソースLinuxワークロードのAzureへのマイグレーションがサポートされません。

VMware vCloud Directorへのマイグレーションに対してサポートされるワークロード

PlateSpin Migrateは、次のプラットフォームについて、VMware vCloud Directorへのマイグレーションをサポートしています。セクション 2.1.3, サポートされるワークロードストレージおよびセクション 2.1.4, サポートされるワークロードアーキテクチャも参照してください。

Microsoft VMware Cloud Directorへのワークロードのマイグレーションについては、以下を参照してください。

表 2-7 vCloud: サポートされるWindowsプラットフォーム

オペレーティングシステム

備考

Microsoft Windows Server 2016

vCloud 8.20以上が必要です。

VMwareリソースプールの背後のホストは、ハードウェアバージョン10以上のVMをサポートする必要があります。サポートされる最高のハードウェアバージョンのプロバイダVDCポリシーを、ハードウェアバージョン10以上に設定する必要があります。

Microsoft Windows Server 2012 R2

 

Microsoft Windows Server 2012

 

Microsoft Windows Server 2008 R2

 

Microsoft Windows Server 2008

 

Microsoft Windows Server 2003 R2

DoNotReplaceSysFilesTrueに設定する必要があります。

Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 1 (SP1)以降

DoNotReplaceSysFilesTrueに設定する必要があります。

表 2-8 vCloud: サポートされるLinuxプラットフォーム

Linux配布

バージョン

備考

Red Hat Enterprise Linux (RHEL)

4.x、5.0~5.11、6.0~6.9、および7.0~7.4

ターゲットvCloudプラットフォームについて、PlateSpin MigrateはXFSバージョン 5 (v5)ファイルシステムをサポートしていません。RHEL 7.3および7.4 (およびそれらに基づくディストリビューション)は、XFS v5ファイルシステムを持つワークロードではサポートされていません。

LVMボリュームを持つRed Hat Enterprise Linux 6.7、Oracle Linux 6.7およびCentOS 6.7のワークロードについては、6.7ディストリビューション用の最新の使用可能なカーネル(バージョン2.6.32-642.13.1.el6)に対してのみ増分レプリケーションがサポートされます。

LVMボリュームを持つRed Hat Enterprise Linux 6.8、Oracle Linux 6.8、およびCentOS 6.8のワークロードについては、PlateSpin Migrateは、6.8ディストリビューション用の最新の使用可能なカーネル(バージョン2.6.32-696.20.1.el6.x86_64)に対してのみ増分レプリケーションをサポートします。

RHEL 5では、準仮想化されたソースワークロードの、完全仮想化されたワークロードとしてのターゲットプラットフォームへのマイグレーションがサポートされています。詳細については、並行仮想化されたソースワークロードを参照してください。

SUSE Linux Enterprise Server (SLES)

10と11 (SP1、SP2、SP3、およびSP4)

SLES 10と11では、並行仮想化されたソースワークロードの、完全仮想化されたワークロードとしてのターゲットプラットフォームへのマイグレーションがサポートされています。詳細については、並行仮想化されたソースワークロードを参照してください。

CentOS

「Red Hat Enterprise Linux」を参照。

RHELを実行するワークロードと同じレベルのサポート。

Oracle Linux (OL) (旧称: Oracle Enterprise Linux)

「Red Hat Enterprise Linux」を参照。

RHELを実行するワークロードと同じレベルの標準カーネルのサポート。

OL 6.7以降でサポートされるRHELディストリビューション上のUnbreakable Enterprise Kernel (UEK)カーネルと同じレベルのサポート。

VMware Cloud on AWSへのマイグレーションに対してサポートされるワークロード

VMware Cloud on AWSへのマイグレーションの場合、PlateSpin Migrateは、VMware DRSクラスタのVMwareへのマイグレーションでサポートされるものと同じプラットフォームをサポートします。詳細については、「セクション 2.1.1, 非クラウドプラットフォームへのマイグレーションに対してサポートされるソースのワークロード」を参照してください。

セクション 2.1.3, サポートされるワークロードストレージおよびセクション 2.1.4, サポートされるワークロードアーキテクチャも参照してください。

VMware Cloud on AWSへのワークロードのマイグレーションについては、以下を参照してください。

2.1.3 サポートされるワークロードストレージ

次のワークロードストレージガイドラインは、すべてのマイグレーションに適用されます。

パーティショニングスキーム

PlateSpin Migrateでは、 WindowsワークロードおよびLinuxワークロードに対してMBR (Master Boot Record)およびGPT (GUID Partition Table)パーティショニングスキームがサポートされます。マイグレーション用のワークロードとストレージは、MBRまたはGPTでパーティショニングされたディスク上で設定する必要があります。GPTではディスク1台あたり最大128個のパーティションを使用できますが、PlateSpin MigrateでサポートされるGPTパーティションはディスクあたり57個以下に限られます。

Windowsファイルシステム

PlateSpin Migrateは、サポートされる任意のWindowsシステムでNTFSファイルシステムのみサポートします。WindowsのFATまたはReFSファイルシステムのマイグレーションはサポートしていません。

メモ:ボリュームがBitLockerディスク暗号化機能で暗号化されている場合、マイグレーション用にそれらのロックを解除(復号化)しておかなければなりません。

Linuxファイルシステム

PlateSpin Migrateは、EXT2、EXT3、EXT4、REISERFS、およびXFSファイルシステムをサポートしています。

メモ:

  • PlateSpin Migrateは、RHEL 7.3以降、およびこれらのバージョンに基づくディストリビューションでXFSバージョン5 (v5)ファイルシステムをサポートしています。ただし、XFS v5のサポートは、ターゲットVMware vCloudプラットフォーム上のワークロードには適用されません。

  • 暗号化ボリュームのマイグレーションはサポートされていません。ボリュームが暗号化されている場合は、マイグレーション用にそれらのロックを解除(復号化)しておかなければなりません。

ディスク

PlateSpin Migrateは、ベーシックディスク、ソースWindowsダイナミックディスク、LVM2、ハードウェアRAID、NAS、SANなど、さまざまなタイプのストレージディスクをサポートしています。

メモ:以下の注意事項がストレージディスクに適用されます。

  • Windowsダイナミックディスク: PlateSpin Migrateは、ターゲットでWindowsダイナミックディスクをサポートしていません。

    ダイナミックディスクの場合、ストレージでは[ソースと同じ]マッピング戦略が実行されません。シンプルダイナミックボリュームとスパニングされたダイナミックボリュームは両方とも、ターゲットワークロード上にシンプルベーシックボリュームディスクとして配置されます。ダイナミックボリュームの各メンバーディスクの合計サイズがMBRパーティションのサイズ制限を超える場合に、ターゲットディスクはGPTとしてパーティショニングされます。詳細については、「Microsoft TechNet: Windowsストレージの2 TB制限について」を参照してください。

  • ソフトウェアRAID: PlateSpin MigrateはハードウェアRAIDをサポートしていますが、ソフトウェアRAIDはサポートしていません。これは、WindowsワークロードとLinuxワークロードの両方に当てはまります。

Linuxのディスク、パーティション、およびボリューム

  • Migrateは、LinuxワークロードでのGRUBおよびGRUB 2ブートローダをサポートしています。

  • MigrateでサポートされているLinuxワークロードは、1つ目のディスク(sda)上に/bootがあるワークロードです。

  • ソースLinuxワークロードのブートパーティションには、100MB以上の空き領域が必要です。マイグレーションプロセス中に、PlateSpin Migrateは空き領域を使用して新しいinitrdイメージを作成します。このイメージは、マシンの初期ブートプロセスの準備を完了するのに必要なすべてのドライバを備えています。

  • ソースワークロードに関連付けられたスワップパーティションなどの非ボリュームストレージが、マイグレートされたワークロードに複製されます。

  • LVM2のボリュームグループと論理ボリュームのレイアウトは、マイグレーション中に再作成できるように、[ソースと同じ]マッピング戦略で維持されます。

  • LVMローディスクボリュームは、Linuxワークロードの[ソースと同じ]設定でサポートされています。

Linuxのライブデータ転送

  • Linuxワークロードの場合、Migrateは、blkwatchドライバを使用したブロックベースのライブデータ転送のみをサポートします。事前コンパイル済みのblkwatchドライバのリストについては、セクション D.2.2, ディストリビューションのリストを参照してください。

  • サポートされるLinuxのバージョンによっては、PlateSpin blkwatchモジュールを、使用している特定のカーネル用にコンパイルする必要があります。これらのワークロードは明示的に呼び出されます。

    セクション D.2.2, ディストリビューションのリストに記載されているとおり、事前コンパイル済みのblkwatchドライバは、標準カーネルおよびUnbreakable Enterprise Kernel (UEK)で利用可能です。その他のOracle Linuxディストリビューションについては、対応するRed Hat Compatible Kernel (RHCK)に対してのみ事前コンパイル済みのドライバが使用できます。

FC SAN

PlateSpin Migrateは、ファイバチャネル(FC) SAN通信プロトコルをサポートしています。

FCoE SAN

ファイバチャネルオーバーイーサネット(FCoE)は、表 2-9にリストされているワークロードのP2PおよびP2Vのマイグレーションでサポートされています。マイグレーションは、Qlogic製FCoEデバイスを使用してテストされています。

表 2-9 FCoEでサポートされるソースワークロード

FCoEを使用するソースワークロード

バージョン

備考

  • Windows Server
  • 2012 R2
  • 2008 R2

スタンドアロンサーバのみ。クラスタはサポートされません。

SUSE Linux Enterprise Server

11 SP4

 

FCoEドライバとサポート機能は、PlateSpin ISOイメージで提供されます。詳細については、PlateSpin ISOイメージのダウンロードを参照してください。

マルチパスI/O

PlateSpin Migrateは、ファイバチャネル(FC) SAN環境のマルチパスI/O (MPIO)用に設定されたソースワークロードのマイグレーションをサポートしています。ターゲットワークロードは、同じSAN環境または異なるSAN環境に配置することができます。ソースワークロードとターゲットワークロードは、すべてSANディスクを持っている必要があります。

メモ:ワークロードは、SANディスクからブートする必要があります。ローカルディスクとSANディスクが混在するワークロードは、表 2-10に別途記載されている場合を除いて、サポートされていません。

MPIOサポート機能は、PlateSpin ISOイメージで提供されます。詳細については、PlateSpin ISOイメージのダウンロードを参照してください。

MPIO環境でのマイグレーションをテストしたプラットフォームのリストについては、表 2-10を参照してください。

表 2-10 MPIOでサポートされるソースワークロード

プラットフォーム

バージョン

備考

Microsoft Windows Server

  • 2012 R2
  • 2008 R2

 

フェールオーバークラスタ内のMicrosoft Windows Server

2012 R2

クラスタマイグレーションも、データディスクがすべてFC SANで構成された、ローカルのシステムディスクを使用してテストされます。

アクティブノードを新しいFC共有ストレージにマイグレートした後でクラスタを復元する方法については、ナレッジベースの記事7022400を参照してください。

Red Hat Enterprise Linux (RHEL)

  • 7.2
  • 6.8

LVMボリュームを持つRed Hat Enterprise Linux 6.8、Oracle Linux 6.8、およびCentOS 6.8のワークロードについては、PlateSpin Migrateは、6.8ディストリビューション用の最新の使用可能なカーネル(バージョン2.6.32-696.20.1.el6.x86_64)に対してのみ増分レプリケーションをサポートします。

SUSE Linux Enterprise Server

11 SP4

 

MPIOを使用するには、Windowsの機能として、またはLinuxのパッケージやモジュールとして、オペレーティングシステムに追加のマルチパスソフトウェアをインストールする必要があります。MPIO管理ツールを使用してMPIOを有効にして、複数のパスを持つSANデバイスのMPIOポリシーを設定します。ストレージデバイスへの複数のパスを提供するハードウェアの設定について、およびMPIOのインストールと設定については、ベンダマニュアルを参照してください。

サポートされるMPIOマイグレーションシナリオとターゲットワークロードで予期されることについては、表 2-11を参照してください。

表 2-11 サポートされるMPIOマイグレーションシナリオ

ソースのワークロード

ターゲットワークロード

MPIOソフトウェア

複数のストレージパスを使用可能

単一ストレージパスを使用可能

MPIOソフトウェアはインストール済み。MPIOは有効で、設定済みです。

ターゲットMPIO環境用に、ターゲットワークロード上でMPIOソフトウェアが自動的に再設定されます。

MPIOを無効にするには、ワークロード上のMPIOを手動で再設定する必要があります。

MPIOソフトウェアはそのままで、MPIOが単一パス用に再設定されます。このソフトウェアは、計画しているネットワークに応じて、そのまま残すことも手動で削除することもできます。

マイグレーションの完了後にMPIOハードウェアを追加した場合、ワークロード上のMPIOを手動で再設定する必要があります。

MPIOソフトウェアはインストール済み。MPIOは無効です。

MPIOソフトウェアはインストールされたままですが、無効です。

MPIOを有効にするには、ワークロード上のMPIOを手動で設定する必要があります。

MPIOソフトウェアはインストールされたままですが、無効です。このソフトウェアは、計画しているネットワークに応じて、そのまま残すことも手動で削除することもできます。

マイグレーションの完了後にMPIOハードウェアを追加した場合、ワークロード上のMPIOを手動で設定する必要があります。

MPIOソフトウェアは未インストール。

MPIOソフトウェアは未インストール。

MPIOを有効にするには、ワークロード上にMPIOを手動でインストールして設定する必要があります。

ワークロードに対してMPIO関連の変更は行われません。

2.1.4 サポートされるワークロードアーキテクチャ

次のワークロードアーキテクチャガイドラインは、すべてのマイグレーションに適用されます。

プロトコル

  • Linuxのソースワークロードは、Secure Shell (SSH)サーバを実行している必要があります。

プロセッサ

PlateSpin Migrateは、データセンター内のx86ベースの物理ワークロードおよび仮想ワークロードのマイグレーションをサポートしています。

  • 64ビット

  • 32ビット

ターゲットVM用のコア数とソケット数

最小のVMハードウェアレベル 8でVMware 5.1、5.5、および6.0を使用するVM仮想化プラットフォームの場合、PlateSpin Migrateでは、ターゲットワークロードに対し、ソケット数およびソケットあたりのコア数を指定することができます。合計コア数は自動的に計算されます。このパラメータは、Full Replication (フルレプリケーション)という初期レプリケーション設定とともに、ワークロードの初期セットアップで適用されます。

メモ:ワークロードが使用できるコアの最大数は、外部的な要因によって変わります。たとえば、ゲストオペレーティングシステム、VMのハードウェアバージョン、ESXiホストのVMwareライセンス、vSphereのESXiホストにある計算リソースの上限(ESXi/ESX環境設定の上限(VMwareナレッジベースの記事1003497)を参照)などです。

ゲストOSのディストリビューションによっては、コア数およびソケットあたりのコア数の設定が遵守されない場合があります。たとえば、SLES 10 SP4を使用するゲストOSは、インストール時の元のコア数およびソケット設定を保持しますが、それ以外のSLESおよびRHELのディストリビューションは環境設定を遵守します。

ターゲットVM用の仮想CPUの数

VMware 4.1を使用するVM仮想化プラットフォームの場合、PlateSpin Migrateでは、ターゲットワークロードに割り当てる必要があるvCPU (仮想CPU)の数を指定することができます。このパラメータは、Full Replication (フルレプリケーション)という初期レプリケーション設定とともに、ワークロードの初期セットアップで適用されます。各vCPUは、VMプラットフォーム上のゲストOSには、1つのコア、1つのソケットとして表示されます。

UEFIおよびBIOSファームウェア

UEFIベースのWindowsとLinuxのソースワークロードは、すべてのターゲットプラットフォームでサポートされています。Amazon Web Services、Microsoft Azure、およびVMware vCloud Directorの各ターゲットクラウドプラットフォームの場合、ターゲットワークロードはUEFIからBIOSに変換されます。他のプラットフォームの場合、ターゲットワークロードは、ターゲットプラットフォームベンダによるサポートに応じて、UEFIまたはBIOSとして設定されます。

Migrateは、ソースからターゲットにワークロードを転送しながら、ソースとターゲットのそれぞれのオペレーティングシステムでサポートされるファームウェアを適用します。UEFIシステムとBIOSシステムの間でマイグレーションが始まると、Migrateでは、その遷移が分析され、その有効性に関するアラートが生成されます。

メモ:UEFIベースのワークロードをvSphereターゲット仮想化プラットフォームにマイグレートする際に、それまでと同じファームウェアブートモードを引き続き使用するには、vSphere 5.0以降のプラットフォームをターゲットにする必要があります。

UEFIベースのシステムとBIOSベースのシステムとの間で変換を実行するときのMigrateの動作例を次に示します。

  • UEFIをサポートしていないVMware vSphere 4.xプラットフォームまたはクラウドプラットフォームにUEFIベースのワークロードをマイグレートすると、MigrateによってそのワークロードのUEFIファームウェアがBIOSファームウェアに遷移されます。

  • UEFIベースのソースをBIOSベースのターゲットにマイグレートする場合は、MigrateによってUEFIシステムのブートディスク(GPTディスク)がMBRディスクに変換されます。

  • (Windowsワークロードの場合) BIOSワークロードをUEFIベースのターゲットにマイグレートすると、MigrateによってBIOSシステムのブートディスク(MBRディスク)がGPTディスクに変換されます。

並行仮想化されたソースワークロード

並行仮想化から完全仮想化への変換は、Citrix XenServerまたはKVMの仮想ホスト上で実行される次のソースワークロードでサポートされています。

  • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.0およびRHEL 6.0に基づくLinuxディストリビューション

  • Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 5.xおよびRHEL 5.xに基づくLinuxディストリビューション

  • SUSE Linux Enterprise Server 10および11

ブロックベースの変換のみサポートされます。

Citrix XenServerまたはKVM上で実行される並行仮想化されたLinuxソースワークロードを、完全仮想化されたゲストとしてターゲットプラットフォームにマイグレートする前に、次の操作を実行します。

  • 並行仮想化カーネルと標準カーネルが両方とも、並行仮想化されたソースワークロード上にインストールされていることを確認します。

  • Xenカーネル用のブロックベースのドライバを手動でコンパイルします。

2.1.5 サポートされるターゲット仮想化プラットフォーム

PlateSpin Migrateは、次のターゲット仮想化プラットフォームをサポートしています。

メモ:

  • ターゲット仮想化プラットフォームへのワークロードのマイグレーションの可否は、ホストベンダによるターゲットホスト上のゲストオペレーティングシステムのサポート状況によって異なります。

  • マイグレートされたターゲットワークロードのOSライセンスが必要です。

表 2-12 Migrate WebインタフェースおよびMigrate ClientでサポートされるターゲットVMwareプラットフォーム

プラットフォーム

バージョン

備考

VMware vCenter

  • 6.5 (最新のパッチを含むU1)
  • 6.0 (U1、U2、およびU3)
  • 5.5 (U1、U2、およびU3)
  • 5.1 (U1、U2、およびU3)
  • 5.0 (U1、U2、およびU3)
  • 4.1 (U1、U2、およびU3)
  • (Migrate Webインタフェースの場合)VMware vCenterはオンプレミスでサポートされるか、VMware Cloud on AWSでホストされます。

  • (Migrate Clientの場合)オンプレミスのVMware vCenterのみサポートされます。

VMware Virtual SAN (vSAN)ストレージは次のようなvCenterターゲット仮想化プラットフォーム上でサポートされます。

  • vCenter 6.5プラットフォーム上のvSAN 6.6

  • vCenter 6.0プラットフォーム上のvSAN 6.2

  • vCenter 5.5プラットフォーム上のvSAN 5.5

ターゲットVMのローデバイスマッピング(RDM)は、X2Pワークフローを使用してサポートされます。

VMware 6.0以降で使用可能な次のVMwareデータストアタイプはサポートされません。

  • 仮想ボリューム

  • NFS 4.1

  • vFlash

VMware ESXi

  • 6.5 (最新のパッチを含むU1)
  • 6.0 (U1、U2、およびU3)
  • 5.5 (U1、U2、およびU3)
  • 5.1 (U1、U2、およびU3)
  • 5.0 (U1、U2、およびU3)
  • 4.1 (U1、U2、およびU3)

すべてのESXiバージョンには、購入したライセンスが必要です。これらのシステムが無償のライセンスで動作している場合、マイグレーションはサポートされません。

ターゲットVMのローデバイスマッピング(RDM)は、X2Pワークフローを使用してサポートされます。

VMware 6.0以降で使用可能な次のVMwareデータストアタイプはサポートされません。

  • 仮想ボリューム

  • NFS 4.1

  • vFlash

VMware ESX

  • 4.1 (U1、U2、およびU3)

ターゲットVMのローデバイスマッピング(RDM)は、X2Pワークフローを使用してサポートされます。

表 2-13 Migrate Clientでのみサポートされるターゲット仮想化プラットフォーム

プラットフォーム

バージョン

備考

Microsoft Hyper-V Server

  • Microsoft Hyper-V Server 2016

自動ワークフローまたはX2Pワークフローでサポートされます。次の情報を参照してください:

Microsoft Hyper-Vへのマイグレーションの前提条件も参照してください。

Microsoft Windows Server(Hyper-V搭載)

  • Windows Server 2016 (GUIおよびCoreモード)
  • Windows Server 2012 R2
  • Windows Server 2012

自動ワークフローまたはX2Pワークフローでサポートされます。次の情報を参照してください:

Microsoft Hyper-Vへのマイグレーションの前提条件も参照してください。

Citrix XenServer

  • 7.3

完全に仮想化されたゲストがサポートされます。

X2Pワークフローによってサポートされます。詳細については、「Citrix XenServer上の仮想マシンへのマイグレーション」を参照してください。

Citrix XenServer上のVMへのマイグレーションの前提条件も参照してください。

SUSE Linux Enterprise Server with Xen

11 SP3および11 SP4

完全に仮想化されたゲストがサポートされます。

X2Pワークフローによってサポートされます。詳細については、「Xen上の仮想マシンへのマイグレーション」を参照してください。

Xen上のVMへのマイグレーションの前提条件も参照してください。

SUSE Linux Enterprise Server (SLES) with KVM

11 SP4および12 SP1

完全に仮想化されたゲストがサポートされます。

Virtioデバイスはサポートされています。

X2Pワークフローによってサポートされます。詳細については、「KVM上の仮想マシンへのマイグレーション」を参照してください。

KVM上のVMへのマイグレーションの前提条件も参照してください。

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) with KVM

7.4

完全に仮想化されたゲストがサポートされます。

Virtioデバイスはサポートされています。

X2Pワークフローによってサポートされます。詳細については、「KVM上の仮想マシンへのマイグレーション」を参照してください。

KVM上のVMへのマイグレーションの前提条件も参照してください。

2.1.6 サポートされるターゲットクラウドプラットフォーム

PlateSpin Migrateは、Migrate Webインタフェースでのワークロードのターゲットクラウドプラットフォームへのマイグレーションをサポートしています。

表 2-14 Migrate Webインタフェースでサポートされるターゲットクラウドプラットフォーム

プラットフォーム

バージョン

備考

アマゾンウェブサービス(AWS)

Amazon EC2環境

セクション 8.0, Amazon Web Servicesへのマイグレーションの前提条件も参照してください。

Microsoft Azure

  • Azure Cloudグローバル環境
  • ソブリンAzure China環境

各PlateSpin Serverは、サポートされるAzure環境を一度に1つだけサポートできます。詳細については、セクション 9.9, PlateSpin Migrate Serverに対するターゲットAzure環境の設定を参照してください。

メモ:他のソブリンAzure環境にワークロードをマイグレートする際に支援を求めるには、Micro Focusサポートとサービスに連絡してください。

Microsoft Azureへのマイグレーションの前提条件も参照してください。

VMware vCloud Director

  • 9.1
  • 8.20
  • 5.5.xおよび5.6.x

VMware vCloud Directorへのマイグレーションの前提条件も参照してください。

PlateSpin Migrate 12.3のダウンロードサイトから、SLES 11 PlateSpin Replication Environment for vCloudをダウンロードします。

VMware Cloud on AWS

VMware Cloud on AWSへのマイグレーションの前提条件も参照してください。

2.1.7 サポートされる国際言語

英語に加え、PlateSpin Migrateでは、簡体字中国語、繁体字中国語、フランス語、ドイツ語、および日本語の各国語サポート(NLS)を提供しています。

ローカライズされたオンラインドキュメントは上記の各言語のほか、スペイン語とポルトガル語(ブラジル)でも用意されています。

2.1.8 サポートされるWebブラウザ

サポートされるWebブラウザから、PlateSpin Migrate Webインタフェース、PlateSpin設定オプション、ヘルプファイルが使用可能です。

  • Google Chromeバージョン34.0以上

  • Microsoft Internet Explorerバージョン11.0以上

  • Mozilla Firefoxバージョン29.0以上

メモ:JavaScript (アクティブスクリプト)がブラウザで有効になっている必要があります。

サポートされる国際言語のいずれかで Webインタフェースを使用する方法については、国際バージョンの言語設定の設定を参照してください。