27.3 アマゾンウェブサービスへのワークロードの完全マイグレーションの設定

  1. PlateSpin Migrate Clientを起動します。

  2. ソースワークロードを検出します。セクション 20.0, ソースワークロードの検出を参照してください。

  3. 検出されたソースワークロードを右クリックして、Prepare AWS Target (AWSターゲットの準備)をクリックします。

  4. 次の手順を実行します。

    1. AWSアカウントに初めてログインする場合は、次の情報を指定します。

      • AWSアクセスキーIDとAWS秘密アクセスキー: AWSアカウントにアクセスするために必要な、有効なセキュリティ資格情報のセットであるアクセスキーの2つの部分。

      • AWSリージョン: 使用しているAWSアカウントでアクセスできる地理的地域。

      今後ログインする際は、これらのオプションには、前のログイン時に指定した値が自動的に設定されます。

    2. Update Region List (リージョンリストの更新)をクリックして、サポートされているAWSリージョンを更新します。

    3. ログインをクリックします。

    4. (条件付き)初めてログインする場合は、[Replication Environment Details (Replication Environmentの詳細)]ダイアログが表示されます。以下を指定して、Save (保存)をクリックします:

      • Linux AMI ID: PlateSpinレプリケーション環境 - Linux AMIのIDを指定します。

      • Windows AMI ID: AWSでOSライセンスを有効にするか、独自のMicrosoftライセンスを提示するかに応じて、PlateSpinレプリケーション環境 - WindowsまたはPlateSpinレプリケーション環境 - Windows(BYOL) AMIのIDを指定します。

      • Snapshot ID (スナップショットID): AMIのプライベートインスタンスからスナップショットを作成したときに書き留めたPRE AMIのスナップショットID。詳細については、PRE AMIを使用してスナップショットを作成するには:を参照してください。

      • Keypair Name (キーペア名): AMIスナップショットに関連付けられたキーペアの名前を指定します。

      • Keypair File Path (キーペアファイルのパス): キーペア(.pem)ファイルを保管した場所を指定します。

    5. (条件付き)初めてログインする場合は、[Migrate Server Details (Migrateサーバの詳細)]ダイアログが表示されます。MigrateサーバのIPおよびターゲットインスタンスをMigrateサーバに登録するための資格情報を指定して、Save (保存)をクリックします。

    6. [AWSターゲットの準備]ダイアログで、転送範囲が完全マイグレーションに設定されていることを確認し、次の操作を行います。

      1. 使用するVPCを選択します。

        Security Group (セキュリティグループ)オプションおよびSubnet (サブネット)オプションの値は、選択したVPCに基づいて自動的に設定されます。Instance Type (インスタンスタイプ)オプションは、ソースワークロードに基づいて自動的に設定されます。要件に基づいて別の値を選択できます。

      2. ターゲットをMigrateサーバに登録するためのホスト名を指定します。デフォルトでは、ソース名_RepEnvが表示されます。

      3. ネットワークインタフェースを設定するには、設定をクリックします。

        1. 要件に基づいて、NICを追加または削除できます。

        2. 次のいずれかのオプションを選択します。

          • Obtain settings automatically (設定を自動的に取得する): ネットワーク設定をDHCPサーバで自動的に割り当てることができるようにするには、このオプションを選択します。

          • Use the following settings (以下の設定を使用する): ネットワーク設定を指定するには、このオプションを選択します。このIPアドレスは、サポートされるサブネット内で固有である必要があります。

      4. [Target Instance Storage (ターゲットインスタンスのストレージ)]セクションに、ソース上で利用可能なすべてのディスクのディスクサイズとデバイス名が表示されます。ディスクはデバイス名に基づいてソートされます。要件に基づいて、既存のデータディスクを削除したり、Add Disk (ディスクの追加)をクリックして他のディスクを追加したりできます。

    7. (オプション)レプリケーションの詳細またはMigrateサーバの詳細を変更するには、設定アイコンをクリックします。

    8. 準備をクリックします。

    9. 登録ジョブが完了すると、ログを表示するためのプロンプトが表示されます。ログを表示するには、はいをクリックします。

    10. 閉じるをクリックします。

  5. PlateSpin Migrate Clientに、登録されたターゲットインスタンスがステップ 4.f.bで指定した名前で表示されます。ソースワークロードをこのターゲットにドラッグして、マイグレーションジョブを開始します。

  6. ジョブの必須パラメータを設定します。セクション 26.0, 環境設定の要点を参照してください。

  7. ジョブを実行します。