8.5 PlateSpin Replication Environment AMIの使用

Amazon Web Servicesコンソールの[Community AMI]セクションには、PlateSpin Migrateが提供する次のPlateSpin Replication Environment (PRE) AMIが表示されます。

  • PlateSpin Replication Environment - Linux: Linuxワークロードに適用可能。AWSは、ターゲットワークロード上のOSライセンスについてユーザに請求しません。

  • PlateSpin Replication Environment - Windows: Windowsワークロードに適用可能であり、請求可能です。AWSはターゲットワークロード上のMicrosoftソフトウェアライセンスコンプライアンスを管理し、ライセンスについてユーザに請求します。

  • PlateSpin Replication Environment - Windows (BYOL): Windowsワークロードに適用可能であり、請求不可能です。AWSは、ユーザがMicrosoftから購入したライセンスを持ち込むことを許可します。ユーザはMicrosoftライセンスに準拠する責任を負い、AWSはそのライセンスについてユーザに請求しません。

PRE AMIの使用方法については、次の項を確認してください。

8.5.1 完全レプリケーションの場合

PlateSpin Migrateは、ソースワークロードOS (Windows、Linux)およびターゲットワークロードで使用するOSライセンスモデル(請求可能、請求不可能)に応じたPRE AMIのIDを使用する必要があります。

8.5.2 サーバ同期の場合

PlateSpin Migrateは、いずれかのPRE AMIのスナップショットを必要とします。いずれかのPRE AMIのプライベートインスタンスを作成してから、そのAMIのスナップショットを作成する必要があります。

PRE AMIを使用してスナップショットを作成するには:

  1. アマゾンウェブサービスコンソールにアクセスして、AWSコンソールにログインします。

  2. いずれかのPRE AMIのインスタンスを起動します。

  3. 必要に応じて、インスタンスの起動の詳細を確認して設定します。続いて、Launch (起動)をクリックして、インスタンスにキーペアを割り当て、インスタンスを作成します。

  4. コンソールに表示されるインスタンスIDをクリックして、起動したインスタンスに移動します。

  5. インスタンスを選択して、Actions (アクション) > Image (イメージ) > Create Image (イメージの作成)の順にクリックして、AMIを作成します。

  6. コンソールに表示されるAMI IDを記録します。

  7. AMIに移動して、ルートデバイスの対応するスナップショットIDを記録します。

  8. ステップ 3で作成したインスタンスを終了します。

  9. ステップ 5で作成したAMIの登録を解除します。