[設定]ページでは、ライセンスの作成、ワークロードタグの作成、通知設定の作成、許可の設定など、さまざまな設定を実行できます。各設定オプションの詳細については、次の節を参照してください。
PlateSpin Migrate Webインタフェースの[ワークロード]ページには、ワークロードが一覧表示されていることがあります。これらのワークロードをソートすることで同様のワークロードに対する操作を管理しようとすると、時間がかかる可能性があります。この問題を解決するために、タグを作成した後、そのタグを同様のすべてのワークロードにアタッチすることができます。タグを使用すると、ワークロードの操作を容易に管理するために、同様のワークロードをグループ化できます。
[Workload Tags (ワークロードタグ)]ページ(設定>Workload Tags (ワークロードタグ))には、使用可能なタグがすべて表示されます。新しいタグを作成したり、既存のタグを編集または削除したりすることができます。
ワークロードタグを作成するには:
PlateSpin Migrate Webインタフェースで、設定>Workload Tags (ワークロードタグ)>Create Workload Tag (ワークロードタグの作成)の順にクリックします。
[Workload Tag Creation (ワークロードタグの作成)]ページでタグ名を指定し(最大25文字)、そのタグに関連付ける色を選択します。
保存をクリックして、[Workload Tags (ワークロードタグ)]ページにタグを表示します。
[ワークロード]ページのタグ列には、ワークロードに関連付けるタグが1つ表示されます。この列でソートして、同様のワークロードを一緒にグループ化することができます。これにより、タグ付けされたワークロードの操作を同時に実行できます。
ワークロードにタグを関連付けるには:
PlateSpin Migrate Webインタフェースで、設定>ワークロードの順にクリックします。
タグ付けするワークロードをワークロードリストから選択し、Configure Migration (マイグレーションの設定)をクリックします。
環境設定ページの[タグ]セクションでワークロードに関連付けるタグ名を選択し、保存をクリックします。
ワークロードからタグの関連付けを解除するには:
PlateSpin Migrate Webインタフェースで、設定>ワークロードの順にクリックします。
タグを削除するワークロードをワークロードリストから選択し、Configure Migration (マイグレーションの設定)をクリックします。
環境設定ページの[タグ]セクションで空の文字列を選択し、保存をクリックします。
メモ:
タグに新しいサーバが設定されたワークロードをエクスポートすると、タグ設定が保持されます。
リストのいずれかのワークロードに関連付けられているタグは削除できません。
PlateSpin Migrateは、特定のユーザが特定のワークロードに対して特定のワークロードマイグレーションタスクを実行できるようにする、きめ細かいアプリケーションレベルのアクセスメカニズムを備えています。これは、「セキュリティグループ」を設定することで実現します。
ユーザの許可が組織内における役割に最適になるようなワークロードマイグレーションの役割をPlateSpin Migrateユーザに割り当てます。ワークロードマイグレーションの役割の詳細については、セクション 2.2.1, PlateSpin Migrateの役割を参照してください。
PlateSpin Migrate Webインタフェースで、設定>許可の順にクリックします。
[Security Groups (セキュリティグループ)]ページで、Create Security Group (セキュリティグループの作成)をクリックします。
セキュリティグループ名フィールドでセキュリティグループ名を指定します。
(オプション) Add Users (ユーザの追加)をクリックして、このセキュリティグループに対するアクセス権を付与するユーザを選択し、OKをクリックします。
PlateSpin Serverホストに最近追加したPlateSpin Migrateユーザは、ユーザインタフェースにすぐには表示されない可能性があります。新しく追加されたユーザを表示するには、Refresh User Accounts (ユーザアカウントの更新)をクリックします。
(オプション) Assign Workloads (ワークロードの割り当て)をクリックし、このグループに含めるワークロードを選択して、OKをクリックします。
これらのワークロードには、このセキュリティグループのユーザのみがアクセスできます。
Create (作成)をクリックして、[Security Groups (セキュリティグループ)]ページのセキュリティグループリストにグループを新規追加します。
メモ:Migrateのインストール時に作成されたデフォルトユーザは、デフォルトで、作成するすべてのセキュリティグループに追加されます。
(オプション)セキュリティグループを編集するには、[Security Groups (セキュリティグループ)]ページでセキュリティグループ名をクリックし、必要に応じてグループ情報を編集します。
セキュリティグループを削除するには、削除するセキュリティグループの名前の隣にある削除をクリックします。
指定した電子メールアドレスにイベントやレプリケーションレポートの通知を自動的に送信するように、PlateSpin Migrateを設定することができます。この機能では、使用するPlateSpin Migrateの有効なSMTPサーバを最初に指定する必要があります。
PlateSpin Migrate Webインタフェースで、設定>SMTPの順にクリックします。
次の項目を指定します。
SMTPサーバアドレス: SMTPサーバのアドレス。
ポート: SMTPサーバがリスンしているポート。デフォルトでは、25です。
返信アドレス: 電子メールイベントおよび進行状況の通知の送信元アドレス。
ユーザ名とパスワード: SMTPサーバで認証が必要な場合、有効な資格情報を与えます。
保存をクリックします。
自動的なイベント通知をセットアップするには:
PlateSpin Migrateが使用するSMTPサーバを設定します。詳細については、SMTP設定を参照してください。
PlateSpin Migrate Webインタフェースで、設定>General Notification Settings (一般通知設定)の順にクリックします。
通知を有効にするオプションを選択します。
受信者の編集をクリックし、必要な電子メールアドレスをカンマで区切って指定して、OKをクリックします。
保存をクリックします。
電子メールアドレスを削除するには、削除するアドレスの隣の削除をクリックします。
次のイベントタイプは、通知が設定されている場合に電子メール通知をトリガします。これらのイベントは必ず、警告、エラー、情報などのログエントリタイプに従って、システムアプリケーションイベントログに追加されます。
イベントの種類 |
備考 |
---|---|
ログエントリタイプ: 警告 |
|
IncrementalReplicationMissed |
次のいずれかの場合に生成されます。
|
FullReplicationMissed |
IncrementalReplicationMissedイベントと同様です。 |
WorkloadOfflineDetected |
以前にオンラインであったワークロードが現在はオフラインになっていることをシステムが検出した場合に生成されます。 マイグレーションの状態が一時停止中ではないワークロードに適用されます。 |
ログエントリタイプ: エラー |
|
FailoverFailed |
|
FullReplicationFailed |
|
IncrementalReplicationFailed |
|
PrepareFailoverFailed |
|
ログエントリタイプ: 情報 |
|
FailoverCompleted |
|
FullReplicationCompleted |
|
IncrementalReplicationCompleted |
|
PrepareFailoverCompleted |
|
TestFailoverCompleted |
[Test Cutover (カットオーバーのテスト)]操作を成功または失敗として手動でマークした場合に生成されます。 |
WorkloadOnlineDetected |
以前にオフラインであったワークロードが現在はオンラインになっていることをシステムが検出した場合に生成されます。 マイグレーションの状態が一時停止中ではないワークロードに適用されます。 |
メモ:イベントログエントリには一意のIDが付いていますが、これらのIDが今後のリリースでも同じままであることは保証されていません。
使用するPlateSpin MigrateのSMTPサーバをセットアップします。詳細については、SMTP設定を参照してください。
PlateSpin Migrate Webインタフェースで、設定>電子メール>Report Notification Settings (レポート通知設定)の順にクリックします。
Enable Report Notifications Reports (レポート通知のレポートを有効にする)オプションを選択します。
レポートの繰り返しセクションで、Edit (編集)をクリックし、レポートで必要な繰り返しパターンを指定します。
受信者セクションの受信者の編集をクリックし、必要な電子メールアドレスをカンマで区切って指定して、OKをクリックします。
(オプション)Migrate Access URL (アクセスURLのマイグレーション)セクションで、PlateSpin Server用のデフォルト以外のURLを指定します。たとえば、PlateSpin Serverホストに複数のNICが存在する場合や、PlateSpin ServerホストがNATサーバの背後にある場合に指定します。URLはレポートのタイトル、および電子メールで送信されたレポート内のハイパーリンクを通じてサーバの関連コンテンツにアクセスする機能に影響を与えます。
保存をクリックします。
オンデマンドで生成したり表示できる、それ以外のレポートタイプについては、PlateSpin Migrate Webインタフェースを使用したレポートの生成を参照してください。
製品ライセンスを設定するには、設定>ライセンスの順にクリックします。[ライセンス]ページに、既存のライセンスに関する情報が表示されます。ここで、新しいライセンスの追加、既存のライセンスの削除、およびライセンスレポートの生成を行うことができます。
PlateSpin Migrate製品にライセンスを付与するには、ライセンスのアクティベーションコードが必要です。ライセンスのアクティベーションコードがない場合、カスタマーセンターを通じて要求してください。ライセンスのアクティベーションコードは、電子メールで送信されます。
メモ:PlateSpinの既存のお客様で、カスタマーセンターのアカウントをお持ちでない場合は、発注書に記載されているものと同じ電子メールアドレスを使用して、まずアカウントを作成する必要があります。「アカウントの作成」を参照してください。
製品ライセンスをアクティベートするには、次の2つのオプションを使用します。
オンラインアクティベーションでは、PlateSpin Migrate Webインタフェースがインターネットにアクセスできることが必要です。
メモ:HTTPプロキシは、オンラインアクティベーション中に失敗する可能性があります。HTTPプロキシを使用する環境のユーザに対しては、オフラインアクティベーションをお勧めします。
オンラインライセンスアクティベーションを設定するには:
PlateSpin Migrate Webインタフェースで、設定>ライセンス>ライセンスの追加の順にクリックします。
オンラインアクティベーションをクリックします。
注文時に指定した電子メールアドレスと受け取ったアクティベーションコードを指定して、有効にするをクリックします。
システムはインターネット経由で必要なライセンスを取得し、製品を有効にします。
オフラインアクティベーションでは、まずインターネットにアクセスできるコンピュータを使用して、PlateSpin Migrateのライセンスキーを取得する必要があります。
PlateSpin Migrate Webインタフェースで、設定>ライセンス>ライセンスの追加の順にクリックします。
Offline Activation (オフラインアクティベーション)をクリックし、インタフェースに表示されているハードウェアIDをコピーします。
インターネットにアクセスできるコンピュータ上でWebブラウザを使用して、PlateSpin Product Activation Webサイトに移動します。カスタマーセンターのユーザ名とパスワードを使用してログインします。
PlateSpin Activate Order (PlateSpinオーダのアクティベーション)ページを開き、ライセンスキーファイルを生成します。必要な情報は次のとおりです。
受け取ったアクティベーションコード
注文時に指定した電子メールアドレス
ステップ 2でコピーしたハードウェアID
生成されたライセンスキーファイルを保存し、これをインターネット接続されていない製品ホストに転送し、このファイルを使用して製品を有効にします。
PlateSpin Migrate Webインタフェースの[License Activation (ライセンスアクティベーション)]ページで、ライセンスキーファイルの場所を参照して、有効にするをクリックします。
ライセンスキーファイルが保存され、このファイルに基づいて製品が有効化されます。