PlateSpin Migrateは、次のオペレーティングシステムファミリーをサポートしています。
Microsoft Windows
Linux
次の各項目では、詳細が表示されます。
メモ:すべてのワークロードがすべてのターゲットVMプラットフォームでサポートされるわけではありません。詳細については、ナレッジベースの記事7012976を参照してください。
Windowsプラットフォームの場合、PlateSpin Migrateは、次の移植容易性の機能をサポートしています。
ワークロードの移植容易性: ピアツーピアのマイグレーション(P2V、V2V、V2P、P2P)。
ピアツーピアのサーバ同期とのワークロード同期(P2V、V2V、P2P、V2P)。
ワークロードの移植容易性: Microsoft Azureへのマイグレーション(P2C、V2C)。
表 1-3 サポートされるMicrosoft Windowsのワークロード
オペレーティングシステム |
備考 |
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Windows Server 2012および2012 R2 |
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Windows Server 2008および2008 R2 |
ドメインコントローラ(DC)システムおよびSmall Business Server (SBS)エディションを含む Hyper-VへのWindows Server 2008 R2 SP0のマイグレーションは、Microsoftによるサポートが終了したため、現在はサポートされていません。Microsoft TechNet Webサイトを参照してください。 |
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Windows 2000 Server SP4、Update Rollup 1 |
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WebインタフェースまたはMigrate Clientを使用して、サポートされているWindows Serverクラスタをマイグレートできます。セクション 5.5, Windowsクラスタの移行を参照してください。 PlateSpin Migrateは、次のターゲットインフラストラクチャへのWindows Serverクラスタのマイグレーションをサポートしていません。
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Windows 8および8.1 |
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Windows 7 |
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Windows Vista SP 1以降 |
Business/EnterpriseエディションとUltimateエディションのみをサポートしています。 |
Windows XP SP1以降 |
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メモ:NTFSのファイルシステムのみがサポートされます。
PlateSpin Migrateでは、次に挙げる、ソースWindowsワークロードのローカライズされたバージョンをサポートします。
英語
フランス語
ドイツ語
日本語
中国語(繁体字および簡体字)
ワークロードのファームウェア(UEFIおよびBIOS)のサポート Platespin Migrateは、UEFIまたはBIOSベースのWindowsワークロードに対して、Microsoftと同様のサポートを提供します。ワークロードはソースからターゲットに転送されますが(ファイルベースの転送とブロックベースの転送の両方が可能)、ソースとターゲットそれぞれのオペレーティングシステムで、サポート対象のファームウェアを使用する必要があります。UEFIシステムとBIOSシステムの間でマイグレーションが始まると、Migrateでは、その遷移が分析され、その有効性に関するアラートが生成されます。
メモ:UEFIベースのワークロードをvSphereターゲットコンテナにマイグレートする場合に、それまでと同じファームウェアブートモードを引き続き使用するには、vSphere 5.0以降のコンテナをターゲットにする必要があります。
UEFIベースのシステムとBIOSベースのシステムとの間で変換を実行するときのMigrateの動作例を次に示します。
UEFIをサポートしていないVMware vSphere 4.xコンテナにUEFIベースのワークロードを転送すると、そのワークロードのUEFIファームウェアからBIOSファームウェアへの遷移がMigrateによって実行されます。
BIOSベースのターゲット上でUEFIベースのソースをマイグレートする場合は、UEFIシステムのブートディスク(GPTディスク)がMigrateによってMBRディスクに変換されます。UEFIベースのターゲットでBIOSワークロードをマイグレートする場合は、BIOSシステムのブートディスク(MBR)がMigrateによってGPTディスクに変換されます。
Linuxプラットフォーム向けとして、PlateSpin Migrateには次の移植容易性機能が用意されています。
ライブピアツーピアおよびオフラインワークロードの移植容易性サポート(P2P、P2V、V2P、V2V)。Server Syncによるワークロード同期にも対応。
EXT2、EXT3、EXT4、REISERFS、およびXFSの各Linuxファイルシステムのサポート。
重要:
ワークロードのイメージングはLinuxワークロードではサポートされていません。
Hyper-VターゲットコンテナへのUEFIベースLinuxワークロードのマイグレーションはサポートされていません。
UEFIベースとBIOSベースのLinuxシステム間の変換はサポートされていません。
サポートされるLinuxのバージョンによっては、PlateSpin blkwatchモジュールを、使用している特定のカーネル用にコンパイルする必要があります。これらのワークロードは明示的に呼び出されます。
多くの非デバッグLinuxディストリビューション(32ビットと64ビット)に対応しているblkwatchドライバの事前コンパイル済みバージョン(PlateSpin Migrateに付属)については、セクション A.0, MigrateによってサポートされているLinuxディストリビューションを参照してください。
表 1-4 サポートされるLinuxのワークロード
配布 |
備考 |
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Red Hat Enterprise Linux (RHEL) AS/ES/WS 4、5、5.1~5.11、6、6.1~6.7、7、7.1、7.2 |
RHEL 6.7、7、7.1、7.2用: BIOSベースのワークロードのみがサポートされています。 |
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9、10、11 (SP1、SP2、SP3、SP4) |
カーネル3.0.13-0.27-paeのSLES 11 SP2 (32ビット)はサポートされていません。このバージョンのSLESカーネルを3.0.51-0.7.9-paeにアップグレードして、変換できるようにする必要があります。 SLES 11 SP4用: BIOSベースのワークロードのみがサポートされています。 |
Oracle Enterprise Linux (OEL) |
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Red Hat Linux 8 |
32ビットシステムのみ |
メモ:
Linuxベースのソースワークロードは、Secure Shell (SSH)サーバを実行している必要があります。
次のLinuxワークロードについては、ライブ転送がサポートされています。
RHEL 4、5、6.x、7.x
SLES 9、10、11
暗号化ボリュームのマイグレーションはサポートされていません。
PlateSpin Migrate 12.1ではWebインタフェースが強化され、次のWindowsワークロードとLinuxワークロードをMicrosoft Azureに移行できるようになりました。
Windows:
Microsoft Windows Server 2012 R2
Microsoft Windows Server 2012
Microsoft Windows Server 2008 R2
Linux:
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7.1
Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 6.7
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 SP4
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 SP3
メモ:UEFIワークロードのMicrosoft Azureへのマイグレーションはサポートされていません。
次に、サポートされる仮想化プラットフォームのリストを示します。サポートされている構成の詳細および最新のリストについては、ナレッジベースの記事 7012976を参照してください。
重要:マイグレートされたターゲットワークロードのOSライセンスが必要です。Azureターゲットワークロードについては、Azureにライセンス情報を提供する必要があります。提供しない場合は、OSライセンス料が課金されます。
表 1-5 サポートされるターゲット仮想化プラットフォーム
プラットフォーム |
メモ |
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VMware vCenter 4.1 (Updates 1、2、3を含む) |
Raw Device Mapping (RDM)を使用したターゲットVMディスクの作成については、X2Pワークフローを使用した半自動のワークロード仮想化を使用してください。 |
VMware vCenter 5.0 (Updates 1、2、3を含む) |
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VMware vCenter 5.1 (Updates 1、2を含む) |
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VMware vCenter 5.5 (Updates 1、2を含む) |
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VMware vCenter 6.0 |
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VMware ESX 4.1 (Updates 1、2、3を含む) |
すべてのESXiバージョンには、購入したライセンスが必要です。これらのシステムが無償のライセンスで動作している場合、マイグレーションはサポートされません。 Raw Device Mapping (RDM)を使用したターゲットVMディスクの作成については、X2Pワークフローを使用した半自動のワークロード仮想化を使用してください。 |
VMware ESXi 4.1 (Updates 1、2、3を含む) |
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VMware ESXi 5.0 (Updates 1、2、3を含む) |
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VMware ESXi 5.1 (Updates 1、2を含む) |
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VMware ESXi 5.5 (Updates 1、2を含む) |
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VMware ESXi 6.0 |
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Microsoft Windows Server 2012 Hyper-V |
Hyper-VターゲットコンテナへのUEFIベースLinuxワークロードのマイグレーションはサポートされていません。 |
Microsoft Windows Server 2012 R2 Hyper-V |
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Microsoft Windows Server 2008 R2 Hyper-V |
X2Pワークフローを使用した半自動のワークロード仮想化によってサポートされます。 Hyper-VターゲットコンテナへのUEFIベースLinuxワークロードのマイグレーションはサポートされていません。 |
Citrix XenServer 6、6.1、6.2、6.5 |
X2Pワークフローを使用した半自動のワークロード仮想化によってサポートされます。 |
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11 SP3 XEN、SLES 11 SP3 KVM |
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Red hat Enterprise Linux (RHEL) 6.4~7 KVM |
X2Pワークフローを使用した半自動のワークロード仮想化によってサポートされます。 |