ディレクトリの主要な目的は、ユーザとユーザのネットワークアクセスを管理することです。iManagerには、次のようなユーザ関連タスクがあります。
ディレクトリ内のユーザオブジェクトの詳細については、『NetIQ eDirectory 9.0管理ガイド 』を参照してください。
新しいユーザオブジェクトを作成するには、次を実行します。
[役割およびタスク]で、[ユーザ]>[ユーザの作成]の順に選択します。
[ユーザの作成]ページで、必要なユーザ関連情報を入力し、[OK]をクリックします。
ユーザ名
名字
コンテキスト
パスワード(2回)
重要:パスワードの入力に失敗すると、ユーザにパスワードなしでログインすることを許可するか(この方法は推奨しません)、またはユーザにパスワードを要求するか、いずれかを選択するプロンプトが表示されます。
[単純パスワードの設定]を選択して、Windows*およびMacintosh*ユーザのネイティブファイルアクセスに必要な単純パスワードを定義します。ユニバーサルパスワードが有効であれば、この設定は不要です。
既存のテンプレートまたはユーザオブジェクトに基づいてユーザを作成するには、[テンプレートまたはユーザオブジェクトからコピー]を選択します。ユーザオブジェクトからコピーする場合、iManagerでは、NDS権利のコピーではなく新規オブジェクトNDS権利のコピーだけを許可して、ユーザが管理者と同じ権利を得ることがないようにします。
ユーザオブジェクトが作成されたときに作成される、ユーザのホームディレクトリの場所を指定するには、[ホームディレクトリの作成]を選択します。存在しないパスを指定した場合は、ユーザのホームディレクトリが作成されなかったというメッセージが表示されます。
ユーザオブジェクトを削除するには、次を実行します。
[役割およびタスク]で、[ユーザ]>[ユーザの削除]の順に選択します。
オブジェクトの名前とコンテキストを入力するか、検索機能を使用してそれらを検索し、[OK]をクリックします。
[削除]をクリックします。
ユーザオブジェクトが削除されたことを示す確認画面が表示されます。
ユーザアカウントを無効にして、ユーザがディレクトリに対して認証されないようにするには、次のようにします。
メモ:ただしこの場合には、アカウントを無効にした後についてのみ、認証ができなくなります。ユーザがすでにログインしたあとにアカウントを無効にした場合、ログアウトするまでアクセスが変更されないまま維持されます。
[役割およびタスク]で、[ユーザ]>[アカウントを無効にする]の順に選択します。
オブジェクトの名前とコンテキストを指定するか、オブジェクトセレクタを使用して特定し、[OK]をクリックします。
[無効]をクリックします。
無効になっているユーザアカウントを有効にするには、次を実行します。
[役割およびタスク]で、[ユーザ]>[アカウントを有効にする]の順に選択します。
オブジェクトの名前とコンテキストを指定するか、オブジェクトセレクタを使用して特定し、[OK]をクリックします。
[有効]をクリックします。
既存のユーザオブジェクトのプロパティを変更するには、次を実行します。
[役割およびタスク]で、[ユーザ]>[ユーザの変更]の順に選択します。
オブジェクトの名前とコンテキストを指定するか、オブジェクトセレクタを使用して特定し、[OK]をクリックします。
コンテンツフレームに、ユーザオブジェクトのプロパティブックが表示されます。
変更を行い、[適用]または[OK]をクリックして変更を保存します。
ユーザオブジェクトを移動するには、次を実行します。
[役割およびタスク]で、[ユーザ]>[ユーザの移動]の順に選択します。
オブジェクトの移動の説明に従って、必要な情報を入力します。
ユーザオブジェクトのリネームを行うには、次を実行します。
[役割およびタスク]で、[ユーザ]>[ユーザのリネーム]の順に選択します。
オブジェクトのリネームの説明に従って、必要な情報を入力します。