ディレクトリ管理には、ディレクトリツリー内のオブジェクトの管理が含まれます。ディレクトリ管理の一環として、オブジェクトの作成、編集、整理を行うことができます。
eDirectoryオブジェクトの詳細については、『NetIQ eDirectory 9.0管理ガイド』を参照してください。
既存のオブジェクトと同じ属性値を使用して新しいオブジェクトを作成することも、あるオブジェクトから別のオブジェクトに属性値をコピーすることもできます。
[役割およびタスク]で、[ディレクトリ管理]>[オブジェクトのコピー]の順に選択します。
[コピー元のオブジェクト]フィールドで、オブジェクトの名前とコンテキストを入力するか、[オブジェクトセレクタ]を使用してそれらを検索します。
次のいずれかのオプションを選択します。
Create New Object and Copy Attribute Values
Copy Attribute Values to an Existing Object
コピーされたオブジェクトによってクラスが拡張されない属性は、コピーされません。
このオブジェクトにアクセス制御リスト(ACL)の権利をコピーする場合は、[ACL権利のコピー]を選択します。
この手順を実行する場合、システムやネットワーク環境によっては処理時間が長くかかる場合があります。
メモ:オブジェクトをコピーしても、次のオブジェクト属性はコピーされません。
ACL ([ACL権利のコピー]を選択しない場合)
CN
DirXML関連付け
Equivalent To Me (同等権利保有者)
グループメンバーシップ
Member
Security Equals (同等セキュリティ)
ネーミング属性
読み込み専用属性
RBS属性
[役割およびタスク]で、[ディレクトリ管理]>[オブジェクトの作成]の順に選択します。
表示されるリストからオブジェクトクラスを選択して、[OK]をクリックします。
選択したオブジェクトクラスに従って表示される情報を指定し、[OK]をクリックします。
Firefoxブラウザを使用している場合は、フィールドに直接入力するのではなく、[+]記号をクリックして情報を追加します。
確認メッセージが表示されたら、[OK]、[タスクの繰り返し]、または[変更]をクリックします。
[役割およびタスク]で、[ディレクトリ管理]>[オブジェクトの削除]の順に選択します。
オブジェクトの名前とコンテキストを入力するか、[オブジェクトセレクタ]を使用してそれらを検索して、[OK]をクリックします。
オブジェクトが正常に削除されたことを示す確認メッセージが表示されます。
[役割およびタスク]で、[ディレクトリ管理]>[オブジェクトの変更]の順に選択します。
オブジェクトの名前とコンテキストを入力するか、[オブジェクトセレクタ]を使用してそれらを検索して、[OK]をクリックします。
[オブジェクトの変更]ページに、選択したオブジェクトの属性を示すページが表示されます。
目的に応じてオブジェクトを変更し、[OK]をクリックします。
Firefoxブラウザを使用している場合は、フィールドに直接入力するのではなく、[+]記号をクリックして情報を追加します。
[役割およびタスク]で、[ディレクトリ管理]>[オブジェクトの移動]の順に選択します。
オブジェクトの名前とコンテキストを入力するか、[オブジェクトセレクタ]を使用してそれらを検索して、[OK]をクリックします。
[移動先]フィールドで、オブジェクトの移動先のコンテナを選択します。
オブジェクトの移動元の別名を作成する場合は、[移動したオブジェクトの代わりに別名を作成します]を選択します。
[OK]をクリックします。
オブジェクトが正常に移動されたことを示す確認メッセージが表示されます。
[役割およびタスク]で、[ディレクトリ管理]>[オブジェクトのリネーム]の順に選択します。
オブジェクトの名前とコンテキストを入力するか、検索機能を使用してそれらを検索します。
新しいオブジェクトの名前のみを入力します。コンテキストを含めないでください。
必要に応じて、[古い名前を保存]を選択します。
これにより、名前プロパティの正式ではない別の値として古い名前が保存されます。古い名前を保存すると、この名前に基づいてオブジェクトを検索できます。オブジェクトのリネーム後には、そのオブジェクトの[General Identification (通常の識別)]タブの[別の名前]フィールドで、リネーム前の名前を参照できます。
オブジェクトに付ける別名を作成する場合は、[リネームしたオブジェクトの代わりに別名を作成]を選択します。
これにより、リネーム前のオブジェクト名に依存するあらゆる操作は、操作を更新してリネーム後のオブジェクト名を反映できるようになるまで、引き続き実行されます。
[OK]をクリックします。
オブジェクトのリネームが正常に実行されたことを示す確認メッセージが表示されます。