10.1 Identity Managerのアップグレードのチェックリスト

アップグレードを実行するには、次のチェックリストの手順を実行することをお勧めします。

チェックリストの項目

  1. アップグレードとマイグレーションの違いをレビューします。詳細については、アップグレードとマイグレーションの理解を参照してください。

  1. Identity Manager 4.6.4にアップグレードします。4.6.4より古いバージョンからバージョン4.8にアップグレードまたはマイグレートすることはできません。詳細については、『NetIQ Identity Manager 4.5 Setup Guide』を参照してください。

  1. Identity Managerをアップグレードする最新のインストールキットを用意していることを確認します。詳細については、『NetIQ Identity Manager Overview and Planning Guide』の「Identity Managerの入手場所」を参照してください。

  1. Identity Managerの最新バージョンのハードウェアとソフトウェアの前提条件をコンピュータが満たしていることを確認します。

  1. 現在のプロジェクト、ドライバ環境設定、およびデータベースをバックアップします。詳細については、現在の設定のバックアップを参照してください。

  1. Designerを最新バージョンにアップグレードします。詳細については、Designerのアップグレードを参照してください。

  1. iManagerをインストールするか、Identity Managerの最新バージョンにアップグレードします。詳細については、次のいずれかのセクションを参照してください。

  1. Identity Managerを実行しているサーバ上で、eDirectoryを最新のバージョンにアップグレードしてパッチを適用します。

  1. iManagerのプラグインをiManagerのバージョンと一致するようにアップデートします。詳細については、iManagerプラグインのアップグレードまたは再インストール後のアップデートを参照してください。

  1. Identity Managerエンジンのインストール先であるサーバに関連付けられているドライバを停止します。詳細については、Identity Managerドライバの停止と起動を参照してください。

  1. Identity Managerエンジンをアップグレードします。詳細については、Identity Managerエンジンのアップグレードを参照してください。

    メモ:Identity Managerエンジンを新しいサーバにマイグレートしている場合、現在のIdentity Managerサーバ上のものと同じeDirectoryレプリカを使用できます。詳細については、Identity Managerエンジンの新しいサーバへのマイグレートを参照してください。

  1. (状況によって実行) Identity Managerエンジンのドライバセットのいずれかのドライバがリモートローダドライバである場合、ドライバごとにリモートローダサーバをアップグレードします。詳細については、リモートローダのアップグレードを参照してください。

  1. (状況によって実行)パッケージを使用する場合、既存のドライバのパッケージをアップグレードして、新しいポリシーを取得します。詳細については、Identity Managerドライバのアップグレードを参照してください。

    この手順は、パッケージのより新しいバージョンが入手可能で、ドライバのポリシーに既存のドライバに追加する新しい機能が含まれている場合にのみ必要です。

  1. (状況によって実行) SSPRがインストールされていない場合は、これをインストールします。詳細については、SSPRのインストールを参照してください。

  1. 識別情報アプリケーションをアップグレードします。詳細については、Identity Applicationsのアップグレードを参照してください。

  1. Identity Reportingをアップグレードします.詳細については、Identity Reportingのアップグレードを参照してください。

  1. 識別情報アプリケーションとIdentity Managerエンジンの関連ドライバを起動します。詳細については、Identity Managerドライバの停止と起動を参照してください。

  1. (状況によって実行) Identity Managerエンジンまたは識別情報アプリケーションを新しいサーバにマイグレートした場合、この新しいサーバをドライバセットに追加します。詳細については、新しいサーバをドライバセットに追加するを参照してください。

  1. (状況によって実行)カスタムポリシーとルールがある場合は、カスタマイズされている設定を復元します。詳細については、ドライバへのカスタムポリシーとルールの復元を参照してください。

  1. アップグレードしたIdentity Managerソリューションをアクティベートします。詳細については、Identity Managerのアクティベートを参照してください。