3.4 インストール手順

このトピックでは、Identity Managerコンポーネントのインストール方法を理解します。

3.4.1 Identity Managerサーバ、Identity Applications、およびIdentity Reportingのインストール手順

このセクションでは、対話的な方法またはサイレントな方法でIdentity Manager Server、Identity Applications、およびIdentity Reportingコンポーネントをインストールするプロセスについて説明します。インストールプログラムのIdentity Manager Serverオプションでは、32ビット、64ビット、および.NETリモートローダをインストールできます。

メモ:Identity Managerエンジンをインストールする前に、Windowsサーバが最新のWindowsのパッチで更新されていることを確認し、Windowsサーバを再起動します。

インタラクティブインストール

  1. ダウンロードサイトからIdentity_Manager_4.8_Windows.isoをダウンロードします。

  2. ダウンロード済みのisoをマウントします。

  3. インストールするコンポーネントに基づいて、以下の場所で入手可能なinstall.exeを実行します。

    • Identity Managerサーバ: <iso mounted location>\IdentityManagerServer

    • 識別情報アプリケーション: <iso mounted location>\IdentityApplications

    • Identity Reporting: <iso mounted location>\IdentityReporting

  4. インストールで使用する言語を選択し、OKをクリックします。

    はじめに画面に、インストール可能なコンポーネントが表示されます。

  5. 次へをクリックします。

  6. 使用許諾契約書の条項を確認し、同意します。

  7. インストールするコンポーネントを選択し、次へをクリックします。

  8. インストールフォルダを指定して、次へをクリックします。

    メモ:カスタムインストールフォルダには、.や_などの特殊文字を含めないでください。

  9. インストールの種類を選択します。

    • 標準インストール

    • カスタムインストール

  10. 選択したインストールのモードに基づいて、インストールパラメータは異なります。必要な詳細を指定します。設定パラメータの詳細については、以下の表を参照してください。

  11. インストール前の概要ページで詳細を確認し、インストールをクリックします。

サイレントインストール

Identity Managerコンポーネントのサイレントインストールを実行するには、各コンポーネントの.isoに用意されているプロパティファイルを使用します。Identity Managerメディアの<iso_downloaded_location>\<Identity Manager Component>\response-filesの場所にサンプルプロパティファイルが含まれています。

サイレントインストールを使用してコンポーネントをインストールするには、以下のアクションを実行します。

  1. NetIQダウンロードWebサイトからIdentity_Manager_4.8_Windows.isoをダウンロードします。

  2. ダウンロード済みの.isoをマウントします。

  3. コンポーネントのインストールに使用するインストールのモードに基づいて、以下の場所に用意されているtypical_install.propertiesまたはcustom_install.propertiesファイルを使用します。

    • Identity Managerサーバ: <iso mounted location>\IdentityManagerServer\response-files

    • 識別情報アプリケーション: <iso mounted location>\IdentityApplications\response-files

    • Identity Reporting: <iso mounted location>\IdentityReporting\response-files

  4. 要件に応じてインストールパラメータを変更します。設定パラメータの詳細については、以下の表を参照してください。

  5. サイレントインストールを実行するには、プロパティファイルのディレクトリから次のコマンドを実行します。

    install.exe -i silent -f silent.properties

  6. (オプション)デフォルトのインストール場所については、インストールログを参照します。たとえば、次のファイルを確認できます。

    C:\Program Files\NetIQ\IDM\Install\logs

3.4.2 リモートローダのインストール

Identity Managerには、スタンドアロンサーバにリモートローダをインストールするオプションが用意されています。Identity Managerエンジンとリモートローダを別々のコンピュータにインストールする場合、このオプションを使用します。

メモ:このオプションを使用して、64ビットリモートローダおよび.NETリモートローダをインストールできます。32ビットリモートローダをインストールするには、Identity Managerサーバ、Identity Applications、およびIdentity Reportingのインストール手順を参照してください。

インタラクティブインストール

  1. NetIQダウンロードWebサイトからIdentity_Manager_4.8_RL_Windows.isoをダウンロードします。

  2. ダウンロード済みの.isoをマウントします。

  3. マウントされた場所から、install.exeファイルを実行します。

  4. インストールで使用する言語を選択し、OKをクリックします。

  5. 次へをクリックします。

  6. 使用許諾契約書の条項を確認し、同意します。

  7. 次へをクリックします。

  8. インストールフォルダを指定して、次へをクリックします。

  9. インストールをクリックします。

サイレントインストール

  1. NetIQダウンロードWebサイトからIdentity_Manager_4.8_RL_Windows.isoをダウンロードします。

  2. ダウンロード済みの.isoをマウントします。

  3. <ISO mounted location>\response-filesに移動します。

  4. サイレントインストールを実行するには、プロパティファイルのディレクトリから次のコマンドを実行します。

    install.exe -i silent -f install.properties

3.4.3 Javaリモートローダのインストール

Identity Managerは、Javaリモートローダを使用して、1つのサーバで実行されているIdentity Managerエンジンと、rdxmlが動作しない別の場所で実行されているIdentity Managerドライバとの間でデータを交換します。Javaリモートローダ、dirxml_jremoteは、互換性のあるJREとJava Socketsがインストールされた、サポート対象の任意のWindowsプラットフォームにインストールできます。

  1. Identity Managerエンジンをホストするサーバで、アプリケーションシムの..soファイルまたは.jarファイルをコピーします。これらのファイルは、デフォルトではC:\NetIQ\idm\NDS\libディレクトリにあります。

  2. Javaリモートローダをインストールするコンピュータ(ターゲットコンピュータ)にログインします。

  3. ターゲットコンピュータに、サポートされているバージョンのJREがインストールされていることを確認します。

  4. NetIQダウンロードWebサイトからIdentity_Manager_4.8_Windows.isoをダウンロードします。

  5. ダウンロード済みの.isoをマウントします。

  6. <iso mounted location>\IdentityManagerServer\products\IDM\java_remoteloaderディレクトリに移動します。

  7. dirxml_jremote_dev.tar.gzファイルをターゲットコンピュータ上の目的の場所にコピーします。たとえば、ファイルをC:\NetIQ\idmにコピーします。

  8. 次のいずれかのファイルをターゲットコンピュータ上の目的の場所にコピーします。

    • dirxml_jremote.tar.gz

    • dirxml_jremote_mvs.tar

      mvsの詳細については、dirxml_jremote_mvs.tarファイルをuntarし、ドキュメントusage.htmlを参照してください。

  9. ターゲットコンピュータで、.tar.gzファイルを圧縮解除して展開します。

    たとえば、7-Zipまたはサポートされているソフトウェアを使用して、.tar.gzファイルを圧縮解除します。

  10. CLASSPATH環境変数を、libフォルダに存在するすべてのjarに設定します。ドライバに固有の依存jarがある場合、これらのjarファイルをlibフォルダにコピーし、CLASSPATH環境変数をこれらのjarにも設定します。

    たとえば、次のように設定します。

    CLASSPATH=E:\RL\JAVARL\lib\activation.jar;E:\RL\JAVARL\lib\commondrivershim.jar;E:\RL\JAVARL\lib\delimitedtextshim.jar;E:\RL\JAVARL\lib\delimitedtextutil.jar;E:\RL\JAVARL\lib\dirxml.jar;E:\RL\JAVARL\lib\dirxml_misc.jar;E:\RL\JAVARL\lib\dirxml_remote.jar;E:\RL\JAVARL\lib\jco3environment.jar;E:\RL\JAVARL\lib\mail.jar;E:\RL\JAVARL\lib\mapdb.jar;E:\RL\JAVARL\lib\nxsl.jar;E:\RL\JAVARL\lib\shimwrapper.jar;E:\RL\JAVARL\lib\xds.jar;E:\RL\JAVARL\lib\xp.jar
  11. PATH環境変数を、Java.exe用にJDKまたはJREのbinフォルダに設定します。

  12. 展開されていないdirxml_jremote.tar.gzディレクトリのlibサブディレクトリからdirxml_jremoteスクリプトにjarファイルの場所を指定する必要があります。たとえば、\lib\*.jarです。

  13. サンプル環境設定ファイルconfig8000.txtをアプリケーションシム用に設定します。

    dirxml_jremote.tar.gz jarファイルに、このファイルが含まれています。詳細については、『NetIQ Identity Manager Driver Administration Guide』の「Configuring the Remote Loader and Drivers」を参照してください。

  14. 次のコマンドを使用してリモートローダを起動します。

    1. リモートローダのパスワードを指定するには:

      java.exe -classpath %CLASSPATH% com.novell.nds.dirxml.remote.loader.RemoteLoader -config <config file name> -sp <Remote Loader Password> <Object Driver Password> 

      次に例を示します。

      java.exe -classpath %CLASSPATH% com.novell.nds.dirxml.remote.loader.RemoteLoader -config e:\RL\JAVARL\config8000.txt -sp novell novell
    2. リモートローダを開始するには:

      java.exe -classpath %CLASSPATH% com.novell.nds.dirxml.remote.loader.RemoteLoader -config <config file name> 

      次に例を示します。

      java.exe -classpath %CLASSPATH% com.novell.nds.dirxml.remote.loader.RemoteLoader -config e:\RL\JAVARL\config8000.txt
    3. リモートローダを停止するには:

      java.exe -classpath %CLASSPATH% com.novell.nds.dirxml.remote.loader.RemoteLoader -config <config file name> -unload 

      次に例を示します。

      java.exe -classpath %CLASSPATH% com.novell.nds.dirxml.remote.loader.RemoteLoader -config e:\RL\JAVARL\config8000.txt -unload

3.4.4 SSPRのインストール

インストーラには、SSPRを個別にインストールするオプションが用意されています。Identity ApplicationsとSSPRを別々のコンピュータにインストールする場合、このオプションを使用します。これは、Standard EditionでSSPRをインストールする唯一のオプションです。SSPRはStandard Editionでは自動的にインストールされません。

SSPRの対話型インストールまたはサイレントインストールを実行できます。

インタラクティブインストール

  1. NetIQダウンロードWebサイトからIdentity_Manager_4.8_Windows.isoをダウンロードします。

  2. ダウンロード済みの.isoをマウントします。

  3. <ISO mounted location>\common\ssprディレクトリに移動します。

  4. install.exeファイルを実行します。

  5. インストールで使用する言語を選択し、OKをクリックします。

  6. 次へをクリックします。

  7. 使用許諾契約書の条項を確認し、同意します。

  8. 次へをクリックします。

  9. インストールフォルダを指定して、次へをクリックします。

  10. SSPRの環境設定を指定します。詳細については、Self-Service Password Resetの環境設定ワークシートを参照してください。

  11. 次へをクリックします。

  12. インストールをクリックします。

サイレントインストール

  1. NetIQダウンロードWebサイトからIdentity_Manager_4.8_Windows.isoをダウンロードします。

  2. ダウンロード済みの.isoをマウントします。

  3. <ISO mounted location>\common\ssprディレクトリに移動します。

  4. サイレントインストールを実行するには、プロパティファイルのディレクトリから次のコマンドを実行します。

    install.exe -i silent -f sspr_silentinstall.properties