22.3 iManagerプラグインのインストールの理解

デフォルトでは、プラグインモジュールはiManagerサーバ間で複製されません。必要なプラグインモジュールを各iManagerサーバにインストールする必要があります。

クリーンインストールの場合は、セットアッププログラムによって「標準」のプラグインがあらかじめ選択されています。アップグレードの場合は、更新する必要があるプラグインのみがあらかじめ選択されています。デフォルトの選択項目を上書きし、ダウンロードする新しいプラグインを追加できます。ただし、アップグレードの場合は、あらかじめ選択されているプラグインを選択解除しないことをお勧めします。原則として、旧バージョンのiManagerでインストールされていたプラグインは必ずアップグレードしてください。さらに、新しいプラグインは、旧バージョンのiManagerと互換性がない可能性があります。

iManagerの基本プラグインは、完全なiManagerソフトウェアをダウンロードした場合にのみ利用できます(たとえばeDirectory管理プラグイン)。特定のアップデートがない限り、これらのプラグインは完全なiManager製品に付属した形でのみダウンロードおよびインストールできます。

インストールプログラムは、XMLデスクリプタファイルiman_mod_desc.xmlを使用して、ダウンロード可能なプラグインを特定します。このファイルのデフォルトのURLは です。ただし、代わりのネットワークURLを指すようにインストールプログラムを設定できます。たとえば、インストールプログラムがデフォルトのURLにアクセスするのを禁止しているプロキシやファイアウォールの内側にiManagerをインストールするとします。

重要:この場合、最新のiManager SDKを使用して、新しくインストールされたバージョンの環境で使用するカスタムプラグインを再コンパイルする必要があります。

プラグインのダウンロードとインストールの方法については、次のいずれかのセクションの手順を参照してください。

プラグインのダウンロードとインストールのプロセスをカスタマイズする方法の詳細については、『NetIQ iManagerインストールガイド』の「インストール中のプラグインのダウンロードおよびインストール」を参照してください。