OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10) リリースノート

2025年1月

OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)には、新機能や拡張機能が追加され、さらに使いやすくなっており、以前にあった問題もいくつか解決されています。このリリースの更新は累積的なものです。これらには、現行バージョンのソフトウェアの修正と拡張機能に加え、サービスパック、パッチ、ホットフィックスから以前にリリースされたすべての修正が含まれています。これらの改善の多くは、お客様からのご提案に直接応えることによって実現しました。お客様からの貴重なご意見に感謝いたします。弊社の製品が皆様のご期待に添えるよう、引き続きお力添えを賜りたく存じます。フィードバックは当社オンラインコミュニティ「OpenText Forums」のIdentity Manager Community Forumsからお寄せください。こちらのコミュニティには、製品情報、ブログ、役立つリソースへのリンクなども掲載されています。

以前のリリースの新機能については、OpenText Identity ManagerマニュアルのWebサイトで「Previous Releases」のセクションを参照してください。

このリリースと最新のリリースノートについては、マニュアルページを参照してください。

この製品をダウンロードするには、Software License and Download (ソフトウェアライセンスおよびダウンロード)ポータルを参照してください。

1.0 新機能

このリリースは、次の拡張機能を含みます。

OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10) Designerの新機能の詳細については、『OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10) Designerリリースノート』を参照してください。

1.1 サポートしているオペレーティングシステム

このリリースでは、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9.4プラットフォームのサポートが追加されています。サポートされているオペレーティングシステムの完全なリストについては、『System Requirements for OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10)』ページを参照してください。

このリリースでサポートされるパッケージ化されたコンポーネント、データベース、およびブラウザについては、サポートされているコンポーネントのバージョンを参照してください。

1.2 ブランディングの更新

Micro Focusは現在、OpenTextの一部です。OpenTextブランドに従うため、製品名、製品のコンポーネントとユーザインタフェース、ロゴ、会社名の参照、およびマニュアルが更新されています。OpenTextのバージョンメカニズムではCY.Q (暦年.四半期)という形式を使用します。4.10リリースから、 Identity ManagerはOpenTextのバージョン規則に従います。Identity Manager 4.10は、OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)という名称になります。

1.3 TLSv1.3を使用したOpenSSL 3.0.15のサポート

このリリース以降、OpenText Identity ManagerはOpenSSL 3.0.15を使用します。製品をインストールすると、新しいバージョンのOpenSSLが実装され、TLSv1.3がコンポーネント間の通信に使用されます。

バージョン4.7.5、4.8.x、または4.9.xから、24.4 (v4.10)にアップグレードする場合、TLSv1.2が引き続きサポートされます。TLSv1.3を有効にするには、すべてのコンポーネントに対してTLSv1.3を手動で設定する必要があります。詳細については、「Configuring TLSv1.3 for Tomcat Services」を参照してください。

重要:Tomcat server.xmlファイルで指定されているTLSバージョンは、コンポーネントで設定されているTLSバージョンより優先されます。

1.4 インストーラの機能拡張

このリリースでは、インストーラに次の機能拡張が組み込まれています。

  • Identity ApplicationsおよびIdentity Reportingの設定およびアップグレード中に、マスタキーストアパスワードの入力を求める新しいプロンプト。

  • OpenText Identity Consoleの一般的な設定を求める自動プロンプト。

  • OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)ドライバ成果物にSAP HANAドライバを追加。

1.5 Identity Applicationsの拡張機能: タスク履歴の表示

ユーザは、過去のすべてのアクションのステータスを一元的に表示できるようになりました。タスクメニューの下にあるタスク履歴オプションを使用すると、承認または拒否された許可要求を含む、ユーザが実行したすべてのタスクが一覧表示されます。この機能により、ユーザのワークフロー実行を追跡し、過去のアクションを簡単に確認できるようになります。プロビジョニング管理者のような適切な役割を持つユーザは、他のユーザのタスク履歴も表示できます。詳細については、ダッシュボードのヘルプアイコンをクリックしてください。

メモ:このリリースでは、ダッシュボードに新しいウィジェットを追加しても、IDMカテゴリにタスク履歴オプションは含まれません。

2.0 非推奨となった機能

次の機能は、削除されたか、非推奨になっていて今後のリリースで削除される予定です。

2.1 2要素認証にAdvanced Authenticationを使用するためのOSP設定: 非推奨

このリリース以降、2要素認証に対してAdvanced Authenticationを使用するためのOSP設定は非推奨になりました。代わりに、Advanced AuthenticationのSAML認証を使用できます。Advanced Authenticationでは、カード、OATH OTP、顔認識など、他の多くの認証メソッドもログインプロセスで使用できます。

2.2 ホスト名のIPアドレス指定: 非推奨

OpenText Identity Managerコンポーネントのホスト名を設定する場合は、サーバの完全修飾ドメイン名(FQDN)を使用します。このリリースより前では、IPアドレスとFQDNの両方が許可されましたが、このリリース以降はFQDNだけがサポートされています。この変更はIdentity Reportingには影響しません。Identity Reportingでは、IPアドレスとFQDNの両方を引き続き設定に使用できます。

3.0 サポートされているコンポーネントのバージョン

このセクションでは、コンポーネントのサポートされているバージョンについて説明します。

3.1 OpenText Identity Managerのコンポーネントのバージョン

このリリースには、次のコンポーネントがバンドルされています。

  • OpenText™ eDirectory 24.4 (v9.3)

  • OpenText™ Identity Console 24.4 (v1.9)

  • Identity Manager Engine 4.10

  • Identity Managerリモートローダ4.10

  • Identity Managerファンアウトエージェント4.10

  • Designer for OpenText™ Identity Manager 24.4 (v4.10)

  • Identity Applications 24.4 (v4.10)

  • One SSO Provider (OSP) 6.7.7

  • Self Service Password Reset (SSPR) 4.8.0.1

  • Identity Manager Identity Reporting 24.4 (v7.4)

  • Sentinel Log Management for IGA 8.7.0.0 (イベント監査用)

  • OpenText™ Identity Managerドライバ

    メモ:

    • OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)は、OpenText™ eDirectory™ 24.4 (v9.3)以降とのみ互換性があります。

    • OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)には、サポートされている最新バージョンのドライバが含まれています。詳細については、OpenText Identity Manager Driversページの[Version Shipped with 24.4 (v4.10)]を参照してください。

3.2 サードパーティのコンポーネントのバージョン

このリリースでは以下のサードパーティコンポーネントのサポートが追加されました。

  • Zulu 11.76+21-CA

  • Apache Tomcat 9.0.96

  • PostgreSQL 14.14 (スタンドアロンおよびコンテナ)

  • OpenSSL 3.0.15

  • Nginx 1.24.0-1

  • ActiveMQ 5.18.4

3.3 データベース

Identity Applicationsを含むすべての製品コンポーネントは、Oracle 21cと互換性があります。ただし、Identity Reporting 24.4 (v7.4)ではOracle 19cおよび18cも引き続きサポートされます。

3.4 Webブラウザ

次のバージョン以上のいずれかのブラウザ:

  • Google Chrome 131.0.6778.85/86

  • Mozilla Firefox 132.0.2

  • Apple Safari 17.4.1

  • Microsoft Edge 131.0.2903.63

4.0 システム要件

ハードウェア要件とサポートされているオペレーティングシステムについては、『System Requirements for OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10)』ページを参照してください。

5.0 解決された問題

このリリースには、次のソフトウェアの修正が含まれています。

コンポーネント

Global ID

説明

Identity Applications

OCTCR56A582892

役割とリソースのサービスドライバは、グループ、役割、またはリソースを一貫して処理しません。

 

OCTCR56A583444

役割を検索する場合、複数の検索条件を組み合わせると無関係な結果が生成されます。

 

OCTCR56A583741

Active Directoryでユーザアカウントのエンタイトルメントを作成する際、検索にワイルドカードとしてアスタリスク(*)を使用している場合でも、ダッシュボードにADエンタイトルメント値が表示されません。

 

OCTCR56A583753

アクセス設定のダッシュボードの編集オプションが正しく動作しません。ダッシュボード編集のトラスティとして特定のユーザまたは役割が指定されている場合でも、マイダッシュボードの編集オプションをすべてのユーザが使用できます。

 

OCTCR56A583970

プロビジョニングマネージャの役割を持つユーザに、ダッシュボードのアクセス>許可でその他オプションが表示されません。

 

OCTCR56A584665

ユーザアプリケーションドライバのoidpInstanceData属性のクリーンアップを有効にする(Enable oidpInstanceData attribute clean-up)プロパティが失敗します。その結果、oidpInstanceData属性が制限に達すると、ユーザがログインできなくなります。

 

OCTCR56A584708

マルチスレッドの役割とリソースのドライバを有効にする(Enable multi-threaded Role and Resource driver)設定がtrueに設定されている場合、役割とリソースのサービスドライバは独自のログのトレースを停止し、代わりに/var/log/idm/driverset.logにあるdriverset.logファイルにすべてを記録します。

 

OCTCR56A584712

パスワード同期ステータスオプションが、[アクセス設定]ページからこのオプションを表示するトラスティとしてユーザ、グループ、役割、またはコンテナが指定されている場合でも、[ユーザ]ページに表示されません。

OCTCR56A584753

[マイプロファイル]ページでユーザエンティティのブール値属性を編集しても、正しく保存されません。

 

OCTCR56A584827

ネストされたフローデータ構造を持つワークフローに多数の空白が含まれている場合、アプリケーションはその空白を無視せず、ワークフローコメントセクションに出力します。

 

OCTCR56A584956

nrfAllowAprOveride属性が正しく動作しません。承認が必要なリソースが役割にマップされている場合、ユーザがその役割を要求すると、承認プロセスをトリガせずにそのリソースが割り当てられます。

 

OCTCR56A585003

プロパティで設定されている最大表示制限を超えると、役割の割り当ておよびリソース割り当てのメンバー数が間違った値で表示されます。

 

OCTCR56A585485

役割が取り消されると、継承された役割を含むコンテナ内のすべてのユーザの役割が役割およびリソースサービスドライバによって再計算されるため、パフォーマンスの問題が発生します。

メモ:役割を取り消すときにRSSDのパフォーマンスが影響を受けないようにするには、カスタムのイベント変換ポリシーを作成し、skip-processing属性をtrueに設定します。これにより、役割の取り消しアクションや割り当てアクション中の再計算操作が無効になります。ただし、再計算をスキップすると、役割が完全に取り消されず、ステータスが次のままになる場合があります: 実行中。役割の取り消し後に、skip-processingの設定をfalseに戻してください。

 

OCTCR56A585680

ユーザエンティティの単一値属性が、カスタマイズ設定で編集可能な属性に設定されていても編集できません。

 

OCTCR56A587004

他のユーザの権限(Permission of Other’s)ページの[役割の詳細]ウィンドウに、有効期限が表示されません。

 

OCTCR56A627092

ポリシーに<do-send-email-from-template>または<do-send-email>が含まれ、<use-html>タグ内のメッセージフィールドで顧客通知がHTMLとして設定されていると、Identity Managerで電子メールを送信できません。

 

OCTCR56A627201

接続の問題のため、Identity Applicationsからの監査イベントをSentinelに送信できません。

 

OCTCR56A639081

ユーザがeDirectoryに一括で追加されると、ユーザのDirXML-PasswordSyncStatus属性が、0004: SUCCESSから0005: PENDINGに変更されます。

 

OCTCR56A646136

インターネットアクセスがないとフォームビルダが動作しません。

 

OCTCR56A647072

カスタムエンティティの単一値属性が編集できません。

インストールとアップグレード

OCTCR56A674108

Identity Manager 4.9コンテナでタイムゾーンが正しく処理されず、ログとトレースにローカルタイムではなくUTCのタイムスタンプが表示されます。

6.0 OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)のインストール

このリリースでは、Advanced EditionとStandard Editionを単一のISOファイルで提供しています。インストールファイルをダウンロードする前に、各エディションで使用できる機能と、製品のコンポーネントをダウンロードする際のオプションを理解する必要があります。各エディションでサポートされる機能、および各エディションに含まれる機能については、 『OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10) Overview and Planning Guide』を参照してください。

6.1 OpenText Identity Managerのダウンロード

OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)を購入したら、Software License and Download (ソフトウェアライセンスおよびダウンロード)ポータルにログインして、購入したソフトウェアをダウンロードできるリンクに従います。各ファイルに含まれているOpenText Identity Managerコンポーネントを以下に示します。

ファイル名

説明

Identity_Manager_4.10.0_Linux.iso

Identity Manager Server (Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェント、OpenText Identity Console)、Identity Applications、およびIdentity Reportingが含まれています。

Identity_Manager_4.10.0_RL_Linux.iso

Linux用のIdentity Managerリモートローダが含まれています。

Identity_Manager_4.10.0_Containers.tar.gz

Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェント、ActiveMQ、PostgreSQL、フォームレンダラ、OSP、Identity Applications、Identity Reporting、SSPR、およびOpenText Identity Consoleが含まれています。

Identity_Manager_4.10.0_Windows.iso

Identity Manager Server (Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェント、およびIdentity Console)、Identity Applications、およびIdentity Reportingが含まれています。

Identity_Manager_4.10.0_RL_Windows.iso

Windows用の64ビットおよび.NETリモートローダが含まれています。

Identity_Manager_4.10.0_Designer_Linux.tar.gz

Linuxプラットフォーム用のDesignerが含まれています。

Identity_Manager_4.10.0_Designer_Windows.zip

Windowsプラットフォーム用のDesignerが含まれています。

Identity_Manager_4.10.0_Designer_MacOSX.dmg

macOS Sonoma用のDesignerファイルが含まれています。

SentinelLogManagementForIGA8.7.0.0.tar.gz

Sentinel Log Management for Identity Governance and Administration (IGA)が含まれています。

このインストールはLinux上のみでサポートされています。

acdi_v24.4.zip

Audit, Compliance & Data Intelligence (ACDIドライバ、ACDIモニタパッケージ、およびACDIワークフローモニタパッケージを含む)が含まれています。

重要:

6.2 実行可能ファイルおよびデフォルトインストールパスの場所の確認

Linux上の実行可能ファイルとデフォルトインストールパス

OpenText Identity Managerのコンポーネント

ISO内の実行可能ファイルの場所

デフォルトのインストールパス

Identity Manager Server ( Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェント、OpenText Identity Consoleを含む)

マウントされた場所のinstall.sh

  • エンジン: /opt/novell/eDirectory/lib/dirxml

  • リモートローダ: /opt/novell/dirxml/bin/x86_64

  • ファンアウトエージェント: /opt/novell/dirxml/fanoutagent

  • OpenText Identity Console: /opt/novell/eDirAPI/sbin/

Identity Applications (Identity Managerダッシュボードおよび管理インタフェース、ユーザアプリケーション、役割とリソースのサービスドライバ、ユーザアプリケーションドライバ、設定更新ユーティリティ、One SSO Provider、セルフサービスパスワードリセット)

マウントされた場所のinstall.sh

  • Identity Applications: /opt/netiq/idm/apps

  • ユーザアプリケーション: /opt/netiq/idm/apps/UserApplication

  • 設定更新ユーティリティ: /opt/netiq/idm/apps/configupdate

  • フォームレンダラ: /opt/netiq/idm/apps/sites

  • NGINX: /opt/netiq/common/nginx

Designer for OpenText Identity Manager

/designer/packages

/root/designer

Identity Reporting

マウントされた場所のinstall.sh

/opt/netiq/idm/apps/IDMReporting

パスワード管理コンポーネント

./install.sh (マウントされた場所の/ssprディレクトリ内)

/opt/netiq/idm/apps/sspr

Sentinel Log Management for IGA

./install.sh (SentinelLogManagementForIGA8.7.0.0.tar.gzファイルの/SentinelLogManagementforIGAディレクトリ内)

/opt/novell/sentinel

Windows上の実行可能ファイルとデフォルトインストールパス

Identity Managerのコンポーネント

ISO内の実行可能ファイルの場所

デフォルトのインストールパス

Identity Manager Server (Identity Managerエンジン、リモートローダ、ファンアウトエージェントを含む)

\<iso mounted location>\IdentityManagerServer\内に配置されたinstall.exe

  • エンジン: C:\netiq\idm

  • リモートローダ: C:\netiq\idm\RemoteLoader

  • ファンアウトエージェント: C:\netiq\idm\FanoutAgent

Identity Applications (Identity Managerダッシュボードおよび管理インタフェース、ユーザアプリケーション、役割とリソースのサービスドライバ、ユーザアプリケーションドライバ、設定更新ユーティリティ、One SSO Provider、セルフサービスパスワードリセット)

\<iso mounted location>\IdentityApplications\内に配置されたinstall.exe

  • Identity Applications: C:\netiq\idm\apps\

  • ユーザアプリケーション: C:\netiq\idm\apps\UserApplication

  • 設定更新ユーティリティ: C:\netiq\idm\apps\configupdate

  • フォームレンダラ: C:\netiq\idm\apps\sites

  • NGINX: C:\netiq\common\nginx

Designer for OpenText Identity Manager

Identity_Manager_4.10.0_Designer_Windows.zipファイルの\designer_install\フォルダ内に配置されたinstall.exe

C:\netiq\

Identity Reporting

\<iso mounted location>\IdentityReporting\内に配置されたinstall.exe

C:\netiq\idm\apps\IdentityReporting

パスワード管理コンポーネント

<iso mounted location>\common\sspr内に配置されたinstall.exe

C:\netiq\idm\apps\common\sspr

7.0 OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)へのアップグレード

Identity Manager 4.7.5、4.8.x (xは0、1、2、3、4、5、6、7)、および4.9.xバージョンからOpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)に直接アップグレードできます。

アップグレードを開始する前に、現在のバージョンに対応するリリースノートの情報を確認してください。

OpenText Identity Managerのアップグレードに関する詳細については、『OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10)インストールおよびアップグレードガイド(Linux用)』の「OpenText Identity Managerのアップグレード」または『OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10)インストールおよびアップグレードガイド(Windows用)』の「OpenText Identity Managerのアップグレード」を参照してください。

7.1 Identity Manager 4.9.x、4.8.x、および4.7.5バージョンからのアップグレード

次の表に、Identity Manager 4.9.x、4.8.x、および4.7.5バージョンのコンポーネントごとのアップグレードパスを一覧表示します。

コンポーネント

ベースバージョン

アップグレード済みのバージョン

Identity Managerエンジン

4.9.x、4.8.x、4.7.5

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. アイデンティティボールトを24.4 (v9.3)にアップグレードします。

  3. Identity Managerエンジンを4.10にアップグレードします。

リモートローダ/ファンアウトエージェント

4.9.x、4.8.x、4.7.5

4.10リモートローダ/ファンアウトエージェントをアッググレードします。

Designer

 

Designer 24.4 (v4.10)をインストールします。

Identity Applications

4.9.x、4.8.x、4.7.5

Identity Applicationsをアップグレードする前に、アイデンティティボールトおよびIdentity Managerエンジンがそれぞれ24.4 (v9.3)および4.10にアップグレードされていることを確認します。

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. Tomcatを停止します。

  3. データベースを、サポートされるバージョンにアップグレードします。サポートされているデータベースバージョンについては、『System Requirements for OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10)』を参照してください。

  4. (状況によって実行) SSPRが別のサーバにインストールされている場合は、コンポーネントを4.8.0.1バージョンにアップグレードします。

  5. Designerを使用して、ユーザアプリケーションドライバ、役割およびリソースドライバのパッケージを更新します。

  6. Identity Applicationsを24.4 (v4.10)にアップグレードします。

  7. Tomcatを起動します。

Identity Reporting

4.9.x、4.8.x、4.7.5

Identity Reportingをアップグレードする前に、アイデンティティボールト、 Identity Managerエンジン、およびIdentity Applicationsがそれぞれ、24.4 (v9.3)、4.10、および24.4 (v4.10)にアップグレードされていることを確認します。

  1. オペレーティングシステムを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  2. データベースを、サポートされるバージョンにアップグレードします。サポートされているデータベースのバージョンの詳細については、『System Requirements for OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10)』を参照してください。

  3. SLM for IGAを、サポートされるバージョンにアップグレードします。

  4. データ収集サービスドライバと管理対象サービスゲートウェイドライバのパッケージを更新します。

  5. Identity Reportingを24.4 (v7.4)にアップグレードします。

  6. (状況によって実行)[Identity Managerデータ収集サービス]ページからデータ同期ポリシーを作成します。

  7. Tomcatを起動します。

アップグレードを開始する前に、ドキュメントページで現在のバージョンに対応するリリースノートの情報を確認します。

7.2 Advanced Editionへのアップグレード

OpenTextでは、以前のAdvanced EditionまたはStandard EditionからOpenText Identity Manager 24.4 (v4.10) Advanced Editionにアップグレードするために、次のアップグレードパスを提供しています。

  • Identity Manager 4.7.5、4.8.x、および4.9.x Advanced Editionから24.4 (v4.10) Advanced Editionへ

  • Identity Manager 4.7.5、4.8.x、および4.9.x Standard Editionから24.4 (v4.10) Advanced Editionへ (次のいずれかの方法で):

    • Identity Manager 4.7.5、4.8.x、および4.9.x Standard Editionから24.4 (v4.10) Standard Editionにアップグレードしてから、24.4 (v4.10) Advanced Editionへ

    • Identity Manager 4.7.5、4.8.x、および4.9.x Standard Editionから24.4 (v4.10) Advanced Editionにアップグレードしてから、24.4 (v4.10) Advanced Editionへ

7.3 Standard Editionへのアップグレード

OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10) Standard Editionへは、Identity Manager 4.7.5、4.8.x、および4.9.x Standard Editionからアップグレードできます。アップグレード手順については、『OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10) Standard Editionをインストールおよびアップグレードするためのクイックスタートガイド』を参照してください。

OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10) Standard Editionは、引き続き以下のレポートに対応します。

  • ユーザ別認証

  • サーバ別認証

  • データベース統計情報

  • セルフパスワード変更

  • パスワードリセット

  • 識別ボールトドライバ関連付けレポートの最新状態

  • 識別ボールトユーザレポートの最新状態

  • ユーザパスワード変更イベントサマリ

    詳細については、『OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10) Administrator’s Guide to Identity Reporting』を参照してください。

    重要:レポートを使用するには、Identity Reportingに最新のレポート定義をインポートします。Reportingアプリケーションにログインし、アプリケーションで表示されるダウンロードページを使用してレポートをダウンロードします。

8.0 既知の問題

OpenTextは、弊社の製品が企業のソフトウェアの必要にかなった質の高いソリューションを提供できるよう努めています。次の問題は、現在調査中です。いずれかの問題についてさらに支援が必要な場合は、テクニカルサポートに連絡してください。

Designerの既知の問題のリストについては、『OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10) Designerリリースノート』を参照してください。

8.1 アップグレード後のEllucian Bannerドライバに関する問題

問題: Ellucianによるバナー用統合モジュールは、OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)に同梱されているJettyライブラリと互換性がないために失敗します。

回避策: このドライバをインストールした場合は、リモートローダ4.9で使用することをお勧めします。

8.2 WFCEFのcatalinaログにアペンダエラーが記録される

問題: Identity Applicationを4.10にアップグレードすると、catalinaログに次のようなアペンダエラーが記録される場合があります。

com.netiq.logging.log4j2.Log4jLogger.addAppenderLoggerへアペンダWFCEFを追加中のエラーcom.microfocus

com.netiq.logging.log4j2.Log4jLogger.addAppenderLoggerへアペンダWFCEFを追加中のエラーcom.sssw

com.netiq.logging.log4j2.Log4jLogger.addAppenderLoggerへアペンダWFCEFを追加中のエラーcom.novell

com.netiq.logging.log4j2.Log4jLogger.addAppenderLoggerへアペンダWFCEFを追加中のエラーworkflow.log

com.netiq.logging.log4j2.Log4jLogger.addAppenderLoggerへアペンダWFCEFを追加中のエラーcom.netiq

これは、Identity Applicationsをアップグレードする前に監査を設定すると発生します。

[OCTCR56A679501]

回避策:

  1. 次のディレクトリに移動します。---

    • Linux: /opt/netiq/idm/apps/tomcat/conf

    • Windows: C:\NetIQ\IDM\apps\tomcat\conf

    ism-configuration.propertiesファイルの次のエントリをコメント化します。

    workflow.logging.wfs.definition.workflow.log = {\"name\":\"workflow.log\",\"level\":\"INFO\",\"additivity\":true,\"appenderRefs\":[\"WFCEF\"]}

    workflow.logging.wfs.definition.com.novell = {\"name\":\"com.novell\",\"level\":\"INFO\",\"additivity\":true,\"appenderRefs\":[\"WFCEF\"]}

    workflow.logging.wfs.definition.com.netiq = {\"name\":\"com.netiq\",\"level\":\"INFO\",\"additivity\":true,\"appenderRefs\":[\"WFCEF\"]}

    workflow.logging.wfs.definition.com.sssw = {\"name\":\"com.sssw\",\"level\":\"INFO\",\"additivity\":true,\"appenderRefs\":[\"WFCEF\"]}

    workflow.logging.wfs.definition.com.microfocus = {\"name\":\"com.microfocus\",\"level\":\"INFO\",\"additivity\":true,\"appenderRefs\":[\"WFCEF\"]}

  2. Tomcatサービスを再起動します。

8.3 アップグレード後に、Sentinelで認証レポートが生成されない

問題: OpenText Identity Managerをバージョン24.4 (v4.10)にアップグレードした後、Sentinelでユーザ別認証およびサーバ別認証レポートが生成されません。この問題は、SUSE Linux Enterprise Server 15 SP5で発生します。

[OCTCR56A655281]

回避策: Identity Managerデータ収集サービス(idmdcs)およびSentinel Log Management for IGAの既存のデータ同期ポリシーを削除し、新しいデータ同期ポリシーを作成します。データ同期ポリシーの作成方法の詳細については、Identity Reportingの管理者ガイドを参照してください。

8.4 アップグレード後に、OpenText eDirectoryログファイルにエラーが報告される

問題: OpenText Identity Managerをバージョン4.9から24.4 (v4.10)にアップグレードした後、次のエラーがndsd.logファイルに記録される場合があります。

Loader Failed:for lib/opt/novell/eDirectory/lib64/nds-modules/libdxevent.so.3.so,error lib/opt/novell/eDirectory/lib64/nds-modules/libdxevent.so.3.so: cannot open shared object file: No such file or directory,errno 2

この問題は、Linux上のOpenText Identity Managerに対するオールインワンサーバセットアップで発生します。[OCTCR56A639009]

回避策: このエラーは機能には影響しません。これは無視して構いません。

8.5 エンジンのルート以外でのインストール時にエラーが発生する

問題: OpenText Identity Managerエンジンのインストール時に、非rootユーザに対してidminstall.logファイルに次のエラーが記録される場合があります。

novell-edirectory-xdaslog-9.3.0.0000-1error: lsetfilecon: (/opt/novell, system_u:object_r:usr_t:s0) Operation not permittederror: Plugin selinux: hook fsm_file_prepare failed########################################error: unpacking of archive failed on file /opt/novell: cpio: (error 0x2)error: novell-edirectory-xdaslog-9.3.0.0000-169.x86_64: install failed

これは、/opt/novellにあるnovell-edirectory-xdaslog-<version> RPMをアンパックする際に、非ルートユーザはこのディレクトリに対して必要なアクセス権を持っていないために発生します。[OCTCR56A647216]

回避策: このエラーは機能には影響しません。これは無視して構いません。

8.6 PostgreSQL起動ログにエラーが報告される

問題: PostgreSQLデータベース上にIdentity ApplicationsおよびIdentity Reportingコンポーネントを設定する際に、起動ログに次のエラーが記録される場合があります。

[OCTCR56A662182]

回避策: このエラーは機能には影響しません。これは無視して構いません。

8.7 アップグレードログファイルにエラーが報告される

問題: OpenText Identity Managerを24.4 (v4.10)にアップグレードした後、idmupgrade.logファイルに次のSSPR関連エラーが記録される場合があります。

ERROR password.pwm.util.cli.MainClass - 5083 ERROR_ENVIRONMENT_ERROR (unable to establish operating environment: file for option 'outputFile' at '/opt/netiq/idm/apps/sspr/sspr_data/SSPRConfiguration.xml' already exists)

[OCTCR56A662286]

回避策: このエラーはSSPR機能には影響しません。これは無視して構いません。

8.8 catalinaログファイルにエラーが報告される

問題: OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)のインストールまたはアップグレード後、Tomcatの起動中にエラーが発生する場合があります。このエラーはcatalina.outログファイルで報告されます。

[RPT-CORE] Error validating report configuration schema.com.netiq.persist.PersistenceException: java.lang.RuntimeException: Cannot use default schema name idm_rpt_cfg on Microsoft SQL Server because the login schema of the current user (dbo) is different and MSSQL does not support setting the default schema per session.

この問題は、Identity ManagerエンジンとIdentity ReportingがMS SQL 2019データベース上で分散サーバセットアップ内に設定されていると発生します。[OCTCR56A667011]

回避策: このエラーは機能には影響しません。これは無視して構いません。

8.9 アップグレード後にDirXMLコマンドラインユーティリティでエラーが表示される

問題: OpenText Identity Managerをバージョン24.4 (v4.10)にアップグレードすると、DirXMLコマンドラインユーティリティの起動時に次のLDAPエラーが発生する場合があります。

Connection lost waiting for results from 10.71.142.57:636 (91) Connect Error javax.net.ssl.SSLException: Unexpected error: java.security.InvalidAlgorithmParameterException: the trustAnchors parameter must be non-emp

この問題は、OpenText Identity ManagerがFIPS対応モードで動作するように設定されている場合に発生します。[Issue: OCTCR56A669101]

回避策: このエラーは機能には影響しません。これは無視して構いません。

8.10 Identity Applicationsを含む環境のSSPRをアップグレードする場合のエラー

問題: Identity ApplicationsとSelf Service Password Reset (SSPR)が同じサーバ上にある場合、SSPRサービスのアップグレード中にIO操作エラーが発生する可能性があります。このエラーは、Linuxでバージョン4.8.xから24.4 (v4.10)にアップグレードするときに発生することがあります。[OCTCR56A670098]

回避策: このエラーは機能には影響しません。これは無視して構いません。

8.11 無効なキーストア形式: アップグレード中のエラー

問題: OpenText Identity ManagerをFIPS対応モードでアップグレードする際、reCAPTCHA公開鍵証明書をキーストアにインポートすると次のエラーが発生する場合があります。

keytool error: java.io.IOException: Invalid keystore format

[Issue: OCTCR56A671139]

回避策: 次のコマンドを使用して、公開鍵証明書をcacertsファイルからidm.bcfksキーストアにインポートします。

keytool -importkeystore -srckeystore /opt/netiq/common/jre/lib/security/cacerts -srcstorepass changeit -srcstoretype BCFKS -destkeystore /opt/netiq/idm/apps/tomcat/conf/idm.bcfks -deststorepass novell -deststoretype BCFKS -providerclass org.bouncycastle.jcajce.provider.BouncyCastleFipsProvider -providerpath $CLASSPATH --noprompt

8.12 Identity Managerエンジンのアップグレード中にエラーが表示される

問題: OpenText Identity ManagerエンジンをFIPS対応モードでアップグレードするときに、LinuxおよびWindowsで次の例外が発生する場合があります。

LDAPException: Error configuring LDAP SSL/TLS. (82) Local Errorjava.security.KeyStoreException: BCFKS not found

[Issue: OCTCR56A670109]

回避策: このエラーは機能には影響しません。これは無視して構いません。

8.13 Windowsインストーラでエラーが表示される

問題: OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)コンポーネントのインストール後、Tomcatを起動するときに次のエラーが表示されます。SEVERE [main] org.apache.catalina.util.LifecycleBase.handleSubClassException Failed to start component [Connector["ajp-nio-<IP_address>-8010"]]

この問題は、新規インストール中、およびOpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)へのアップグレード後に発生します。[Issue: OCTCR56A607041]

回避策: 機能が損なわれることはありません。ただし、この問題を解決したい場合は、server.xmlファイルの次の行を削除します。

<Connector port="8010" protocol="AJP/1.3" redirectPort="8543"/>

server.xmlファイルはC:\NetIQ\idm\apps\tomcat\confにあります。

8.14 dirxml_remoteプロパティとRLConsoleプロパティに古い製品バージョンが表示される

問題: Identity_Manager_4.10.0_RL_Windows.isoまたはIdentity_Manager_4.10.0_RL_Linux.isoを使用してリモートローダをインストールまたはアップグレードした場合に、dirxml_remote Properties (dirxml_remoteのプロパティ)ウィンドウのProduct version (製品バージョン)が変わらないことがあります。ここには引き続き4.8.0.0と表示されます。同じ問題がRLConsoleのプロパティでも発生します。[Issue: OCTCR56A608072]

回避策: リモートローダの機能に影響はありません。同じウィンドウのFile Version (ファイルバージョン)をチェックして、リモートローダが正常にインストールされているかどうかを確認できます。

8.15 OpenText Identity Consoleの[SMTP TLSを使用する]オプションに加えた変更がOpenText Identity Managerに反映されない

問題: OpenText Identity Consoleで電子メールサーバを設定するときに、ツリービューでデフォルトの通知テンプレートに対してnotSMTPUseTLS属性を有効または無効にした場合、同じ値がOpenText Identity Managerの[電子メールベースの承認]ページに表示されない場合があります。ただし、選択内容は保存されていて、電子メールサーバは設定に基づいて更新されます。

この不一致は、Identity ApplicationsとOpenText Identity ConsoleでnotfSMTPUseTLS LDAP属性の更新方法が異なるために発生します。OpenText Identity Consoleで変更を行った場合、属性は直接更新されます。一方、OpenText Identity Managerの[電子メールベースの承認]ページの発信電子メール設定でSMTP TLSを使用するの値を変更した場合は、ism-configuration.propertiesファイルのcom.netiq.rbpm.smtp.tlsプロパティが更新されます。ただし、OpenText Identity Consoleで選択した値は、OpenText Identity Managerの[電子メールベースの承認]ページに表示されていなくても適用されています。[Issue: OCTCR56A585739]

回避策: 一貫した動作を確保するには、Identity Managerの[電子メールベースの承認]ページの発信電子メール設定オプションのSMTP TLSを使用するの値を、Identity Consoleで選択した値に基づいて変更できます。

8.16 レベル2以上の関係階層の組織チャートのボタンがない

問題: レベル2以上の関係の場合、表示する関係を選択するオプション、関係階層の次のレベルに移動するオプション、電子メールを送信するオプション、およびそのエンティティに関する詳細情報を表示するオプションが組織チャートに表示されません。この問題は、一般設定の階層深度がレベル2 (またはそれ以上)に設定されている場合に発生します。[Issue: OCTCR56A585426]

回避策: レベル 2 (またはそれ以上)の関係の場合に、組織チャートのボタンを表示するには、組織チャートでレベル2のユーザ/エンティティを検索します。

8.17 アップグレード後に、リモートローダからドライバオブジェクトの無効なパスワードがレポートされる

問題: Windowsでリモートローダをバージョン24.4 (v4.10)にアップグレードした後で、基本認証パスワードを使用してActive Directoryドライバに接続できなくなります。[Issue: OCTCR56A584022]

回避策: Identity Managerを24.4 (v4.10)にアップグレードした後で、次の手順を実行します。

  1. リモートローダサーバのリモートローダインスタンスを停止します。

  2. ドライバオブジェクトのパスワードとリモートローダのパスワードをリセットします。

  3. Active Directoryドライバのリモートローダインスタンスを起動します。

8.18 Catalinaのログファイルで「StatusLogger Reconfiguration failed」というエラーが発生する

問題: OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)をWindowsにインストールした後に、catalina.outログに次のエラーが記録されることがあります。

ERROR StatusLogger Reconfiguration failed: No configuration found for '<xxxxxxxx>' at 'null' in 'null'

[Issue: OCTCR56A584800]

回避策: このエラーは機能には影響しません。これは無視して構いません。

8.19 Form Builderの問題

Form BuilderでJSONフォームを操作しているときに、次の問題が発生することがあります。

フィールドの検証メッセージがわかりにくい

問題: フォームフィールドの検証メッセージは、ユーザが無効な値や許容できない値をフィールドに入力した場合に、ユーザに通知します。通常、これらのメッセージはキーと値のペアで構成されており、その値がユーザへの表示対象です。しかし、このリリースでは、対応する値ではなくキーがフォームのフィールドに表示されます。たとえば、無効な電子メールアドレスを入力した場合、「Email must be a valid email (電子メールは有効な電子メールにする必要があります)」ではなく「invalid_email」が表示されます。

[Issue: OCTCR56A598009]

回避策: 英語でメッセージを追加するには:

  1. Form Builderを起動します。

  2. ローカリゼーションアイコンをクリックします。

  3. 英語をクリックして展開します。

  4. 末尾のコンマ、およびメッセージのキーと値のペアを最後の行に追加します。

    次に例を示します。

    {
    "Submit": "",
    "error": "Please fix the following errors before submitting.", 
    "invalid_date": "{{field}} is not a valid date.", 
    "invalid_email": "{{field}} must be a valid email.", 
    "invalid_regex": "{{field}} does not match the pattern {{regex}}.", 
    "mask": "{{field}} does not match the mask.", 
    "max": "{{field}} cannot be greater than {{max}}.", 
    "maxLength": "{{field}} must be shorter than {{length}} characters.", 
    "min": "{{field}} cannot be less than {{min}}.", 
    "minLength": "{{field}} must be longer than {{length}} characters.", 
    "next": "Next", 
    "pattern": "{{field}} does not match the pattern {{pattern}}", 
    "previous": "Previous", 
    "required": "{{field}} is required"
    }
  5. 保存をクリックします。

Form Builderがスクロール中にハングする

問題: Form JSON (フォームのJSON)ビューおよびJS Editor (JSエディタ)ビューでJSONフォームをスクロールしているときに、Form Builderがフリーズすることがあります。この問題は次の2つのシナリオで確認されます。

  • 多数の関数とメッセージが含まれるJSONフォームを操作しているとき。

  • 画面解像度がシステムの推奨値と異なっているとき。

[Issue: OCTCR56A602415]

回避策: 利用可能な回避策はありません。Form Builderを再起動することができます。

ボタンコンポーネントが機能しない

問題: Designer 4.9にアップグレードした後に、承認アクションおよび要求アクションに対してJSONフォーム内のボタンコンポーネントが機能しません。[Issue: OCTCR56A604329]

回避策: 次の手順を実行します。

  1. ButtonコンポーネントのDisplay (表示)タブに移動します。

  2. Button Request Logic (ボタンの要求ロジック)フィールドまたはButton Approve Logic (ボタンの承認ロジック)フィールドで指定されているロジックをコピーします。

  3. アクションを[カスタム]に変更します。

  4. ステップ 2でコピーしたロジックを指定します。

  5. 保存をクリックします。

Treeコンポーネントの問題

Form BuilderのTreeコンポーネントで次の問題が発生することがあります。

  • フォームPreview (プレビュー)のフィールドに非配列の検証エラーが表示される。このエラーは、Treeコンポーネントがデフォルト値を表示するように設定されている場合に発生します。検証エラーを解決するまでフォームを送信できません。[Issue: OCTCR56A585664]

    このエラーを解決するには、Form JSON (フォームのJSON)ビューで、そのフィールドのIDを使用してデフォルト値を変更します。

  • Tree コンポーネントの展開機能が予期したとおりに機能しない。プレビュー(Preview)フォームでサブコンテナを展開または選択できません。

  • コンテナまたはサブコンテナを選択すると、フィールドにnameではなくdnの値が表示されます。

    次のデータソースの未加工JSONは、Treeコンポーネントのサンプルデータです。

    { "dn": "unique id", "name": "container data", "data": "any meta-data attached with the container", "subContainers": [ { "dn": "id1", "name": "container data1", "icon": "glyphicon glyphicon-cloud" }, { "dn": "id2", "name": "container data2", "data": "any meta-data attached with the container", "subContainers": [ { "dn": "id3", "name": "container data3", "icon": "glyphicon glyphicon-cloud" } ] } ] }

    Preview (プレビュー)でcontainer data (コンテナデータ)オプションを選択すると、フィールドにcontainer dataではなくunique idが表示されます。[Issue: OCTCR56A603396]

9.0 OpenTextへの問い合わせ

特定の製品の問題については、https://www.microfocus.com/support-and-services/のOpenTextサポートに連絡してください。

追加のテクニカル情報またはアドバイスについては、次の複数のソースを参照してください。