OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10) Designerリリースノート

2025年1月

OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10) Designerには、新機能が追加され、さらに使いやすくなっており、以前にあった問題もいくつか解決されています。このリリースの更新は累積的なものです。これらには、現行バージョンのソフトウェアの修正と拡張機能に加え、サービスパック、パッチ、ホットフィックスから以前にリリースされたすべての修正が含まれています。これらの改善の多くは、お客様からのご提案に直接応えることによって実現しました。お客様からの貴重なご意見に感謝いたします。弊社の製品が皆様のご期待に添えるよう、引き続きお力添えを賜りたく存じます。フィードバックは当社オンラインコミュニティ「Micro Focus Forums」のIdentity Manager Community Forumsからお寄せください。こちらのコミュニティには、製品情報、ブログ、役立つリソースへのリンクなども掲載されています。

以前のリリースの新機能については、Identity ManagerマニュアルのWebサイトで「以前のリリース」のセクションを参照してください。

このリリースと最新のリリースノートに関する詳細情報については、OpenText Identity ManagerのドキュメントWebサイトを参照してください。

この製品をダウンロードするには、Software License and Download (ソフトウェアライセンスおよびダウンロード)ポータルを参照してください。

1.0 新機能

このリリースは、次の拡張機能を含みます。

1.1 サポートされているオペレーティングシステム

このリリースでは、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 9.4のサポートが追加されています。

1.2 最新のドライバパッケージの提供

このリリースには、最新のドライバパッケージが含まれています。より新しいバージョンのパッケージが利用可能な場合は、お客様のOpenText Identity Manager環境にインストールされているパッケージをアップグレードできます。このリリースには、SAP HANAのドライバパッケージも含まれています。

1.3 TLSv1.3のサポート

このリリースでは、TLSv1.3のサポートが追加されています。Designerをインストールすると、通信はTLSv1.3を使用して行われますが、TLSv1.2も引き続きサポートされます。

メモ:TLSv1.3で通信を行うには、次のOpenText Identity Managerコンポーネントをインストールする必要があります。

  • OpenText™ Identity Manager 24.4 (v4.10) Designer

  • OpenText™ eDirectory 24.4 (v9.3)

  • Identity Manager Engine 4.10

2.0 システム要件

ハードウェア要件とサポートされているオペレーティングシステムについては、『System Requirements for OpenText™ Identity Manager CE 24.4 (v4.10)』ドキュメントを参照してください。

3.0 Designer 24.4 (v4.10)のインストール

重要:Designer 24.4 (v4.10)と、OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)をインストールする必要があります。以前のバージョンのDesignerには互換性がありません。ただし、Designer 24.4 (v4.10)は、Identity Manager 4.8.xおよび4.9で使用できます。

OpenText Identity Manager 24.4 (v4.10)を購入したら、Software License and Download (ソフトウェアライセンスおよびダウンロード)ポータルにログインし、リンクに従って購入したソフトウェアをダウンロードします。以下のファイルをダウンロードできます。

ファイル名

説明

Identity_Manager_4.10.0_Designer_Linux.tar.gz

Linux用のDesignerが含まれています

Identity_Manager_4.10.0_Designer_Windows.zip

Windows用のDesignerが含まれています

Identity_Manager_4.10.0_Designer_MacOSX.dmg

Mac用のDesignerが含まれています

OpenText Identity Managerコンポーネントは、特定の順序でインストールする必要があります。Designerをインストールする前に、インストールの前提条件と考慮事項を確認してください。

このリリースでは以下はサポートされていません。

4.0 既知の問題

OpenTextは、弊社の製品が企業のソフトウェアの必要にかなった質の高いソリューションを提供できるよう努めています。次の問題は、現在調査中です。いずれかの問題についてさらに支援が必要な場合は、テクニカルサポートに連絡してください。

4.1 Designerのスプラッシュスクリーンが反転する

問題: macOS Sonoma上で実行されているMacでDesignerを起動すると、スプラッシュスクリーンが反転する場合があります。(Issue: OCTCR56A585814)

回避策: この問題はmacOS Sonomaでのみ発生し、Designerの機能には影響しません。したがって、無視しても問題ありません。

4.2 プロビジョニングリクエスト定義の比較機能で新しいJSONフォームのフォーム依存関係が表示されない

問題: プロビジョニングリクエスト定義(PRD)が新しいJSON フォームに関連付けられている場合、比較機能でフォームの依存関係が表示されません。これは、比較 > Reconcile (調整)操作を使用してPRDを展開する際に、フォームフィールドの変更が展開されないために発生します。

解決策: 展開機能を使用して、フォームの依存関係を表示し、フォームで行われた変更を展開します。

4.3 フォームの[選択]フィールドが単一値から複数値に変更された場合に、PRDが更新されない

問題: Form Builderでフィールドの属性を変更しても、その変更がPRDに反映されません。たとえば、選択フィールドを単一値から複数値に変更しても、テキストエディタでPRDを確認すると、次のようにtarget-type="single-value"と表示されています。

<data-item
                data-type="string" name="select2"
                target="flowdata.Start/selectfieldrequest/select2"
                target-type="single-value"/>

回避策: 次の手順を実行して、PRDのtarget-typeをmulti-value-listに更新します。

  1. PRDビューに移動し、フォームに関連付けられているアクティビティをクリックします。これにより、選択フィールドのtarget-type="multi-value-list"が更新されます。

  2. PRDを保存および展開します。

4.4 Designerプロジェクトでtoken-map動詞を使用する際に問題が発生する

問題: src属性を含むプロジェクトでtoken-map動詞が使用されている場合、Designerからマッピングを編集しようとすると、プロジェクトが期待どおりに機能しません。この問題は、src属性がサポートされなくなったために発生します。

解決策: この問題を解決するには、次の手順を実行してください。

  1. Designerにログインします。

  2. token-map動詞を含むポリシーに移動します。

  3. XML Source (XMLソース)タブに移動します。

  4. src属性のすべての出現箇所を手動でsourceに変更します。

  5. ポリシーを保存します。

  6. 変更を展開します。

4.5 Designerでのポリシー検証で複数のエラーが発生する

問題: Designerでポリシーを検証すると、プロジェクトチェッカに誤ったエラーが表示されます。「A '(' character or an element type is required in the declaration of element type if-dest-attr」のようなエラーや、REST、SAP、ADなどのドライバからの有効なポリシーに対するエラーがレポートされます。(Issue: OCTCR56A580475)

解決策: DTDの場所にあるdirxmlscript4.8.3.dtdドキュメントのif-dest-attr属性とif-src-attr属性を手動で修正します。例: C:\NetIQ\IDM\apps\Designer\plugins\com.novell.idm.policybuilder_4.0.0.202102182056\DTD\dirxmlscript4.8.3.dtd

dirxmlscript4.8.3.dtdドキュメントで、以下の属性ルールを検索し、置換します。

  • <!ELEMENT if-dest-attr (((arg-dn | arg-association),( value? | component* ))? | (#PCDATA | component)*)> to <!ELEMENT if-dest-attr (#PCDATA | component | arg-dn | arg-association | value)*>

  • <!ELEMENT if-src-attr (((arg-dn | arg-association),( value? | component* ))? | (#PCDATA | component)*)> to <!ELEMENT if-src-attr (#PCDATA | component | arg-dn | arg-association | value)*>

4.6 フィールド検証メッセージでメッセージが明確に伝わらない

このForm Builderの問題の詳細については、「フィールドの検証メッセージがわかりにくい」を参照してください。

4.7 Treeコンポーネントの問題

Treeコンポーネント関連の問題については、「Treeコンポーネントの問題」を参照してください。

4.8 ライブサーバを更新すると間違ったバージョンのOpenText Identity Managerが取得される

問題: サーバのプロパティページのライブ更新アイコンに、OpenText Identity Managerのバージョンが誤って表示されます。プロジェクトをIdentity Manager 4.9からDesigner 4.10にインポートすると、バージョン4.9ではなく4.10として表示されます。 (問題: OCTCR56A686063)

機能が損なわれることはありません。

5.0 OpenTextへの問い合わせ

特定の製品の問題については、https://www.microfocus.com/support-and-services/のOpenTextサポートに連絡してください。

追加のテクニカル情報またはアドバイスについては、次の複数のソースを参照してください。