サーバ側メッセージに対してエラーログ設定を行う場合は、/etc/opt/novell/eDirectory/conf/nds.conf環境設定ファイルで、n4u.server.log-levelsパラメータとn4u.server.log-fileパラメータを使用できます。
使用できる重大度レベルは、LogFatal、LogWarn、LogErr、LogInfo、およびLogDbgです(重大度が高い順)。重大度のレベルの詳細については、「セクション 16.1, メッセージの重大度レベル」を参照してください。
デフォルトでは重大度レベルは「LogFatal」に設定されます。このため、重大度レベルが致命的エラーであるメッセージのみがログに記録されます。
重大度レベルを設定するには、nds.confファイル内で、n4u.server.log-levelsパラメータを次のように設定します。
n4u.server.log-levels=重大度レベル
次に例を示します。
重大度レベルをLogInfo以上に設定するには、次のように入力します。
n4u.server.log-levels=LogInfo
この設定を使用すると、重大度レベルがLogInfo以上(つまり、LogFatal、LogWarn、およびLogErr)のメッセージが、ログファイルに記録されます。
重大度レベルをLogWarn以上に設定するには、次のように入力します。
n4u.server.log-levels=LogWarn
この設定を使用すると、重大度レベルがLogWarn以上(LogFatal)のメッセージが、ログファイルに記録されます。
メッセージの記録先にするログファイルの場所を指定するには、nds.confファイル内でn4u.server.log-fileパラメータを使用します。デフォルトでは、ndsd.logファイルにメッセージが書き込まれます。
たとえば、メッセージを/tmp/edir.logに記録するには、次のように入力します。
n4u.server.log-file=/tmp/edir.log
システムのログにメッセージを記録するには、次のようにn4u.server.log-fileパラメータを使用します。
n4u.server.log-file=syslog
使用できる重大度レベルは、LogFatal、LogWarn、LogErr、LogInfo、およびLogDbgです(重大度が高い順)。重大度のレベルの詳細については、「セクション 16.1, メッセージの重大度レベル」を参照してください。
重大度レベルを設定するには、次の操作を行います。
[
]>[ ]>[ ]>[ ]の順にクリックします。タブで、 を選択します。
ボックスにログのレベルを入力します。
たとえば、ログのレベルをLogErr以上に設定するには、次のように入力します。
LogLevels=LogErr
をクリックします。
タブで、 のプラス記号をクリックします。
設定した値でLogLevelパラメータが更新されます。
[
]>[ ]>[ ]>[ ]の順にクリックします。タブで、 を選択します。
に、ログファイルのパスを次のように入力します。
LogFile=file_path
たとえば、ログファイルのパスを/tmp/Err.logに設定するには、[開始パラメータ]に次のように入力します。
LogFile=/tmp/Err.log
をクリックします。
タブで、 のプラス記号をクリックします。
設定した値でLogFileパラメータが更新されます。
[
]>[ ]>[ ]>[ ]の順にクリックします。タブで、 を選択します。
に、ログファイルのパスを次のように入力します。
LogSize=size
デフォルトのファイルサイズは1MBです。
をクリックします。
タブで、 のプラス記号をクリックします。
設定した値でLogSizeパラメータが更新されます。