Sentinelのデータファイルを格納する際は、実行ファイル、環境設定ファイル、およびオペレーティングシステムファイルとは別のパーティションにデータファイルを格納するようにしてください。データを別のパーティションに格納する利点は、ファイルセットのイメージの作成と、破損の際の回復が容易になる点です。また、容量の小さいファイルシステムのほうが効率的であるため、システム全体のパフォーマンスも向上します。詳細については、「Disk partitioning (パーティション)
」を参照してください。
以下のインストールの種類によって、Sentinelを複数のパーティションにインストールするか、または単一のパーティションにインストールするかを決定できます。
スタンドアロンインストール
アプライアンスインストール
スタンドアロンインストールとしてSentinelをインストールする場合、Sentinelをインストールする前にオペレーティングシステムのパーティションのレイアウトを変更できます。管理者はセクション 10.1, ディレクトリ構造で説明されているディレクトリ構造に基づいて、適切なディレクトリに目的のパーティションを作成およびマウントする必要があります。インストーラを実行するとSentinelは事前に作成されたディレクトリにインストールされ、複数のパーティションにわたってインストールされます。
メモ:
インストーラの実行中に--locationオプションを使用して、デフォルトのディレクトリ以外の場所にファイルを格納するよう指定できます。--locationオプションに渡す値は、ディレクトリパスの前に付加されます。たとえば、「--location=/foo」を指定するとdataディレクトリは/foo/var/opt/novell/sentinel/data、configディレクトリは/foo/etc/opt/novell/sentinel/configとなります。
--locationオプションでは、ファイルシステムのリンク(ソフトリンクなど)は使用できません。
アプライアンスインストールを使用してSentinelをインストールする場合、Sentinelをインストールする前にオペレーティングシステムを再設定することはできません。これは、オペレーティングシステムと共にSentinelがインストールされるためです。ただし、YaSTツールを使用して、アプライアンスにパーティションを追加し、新しいパーティションにディレクトリを移動させることはできます。
次の手順で新しいパーティションを作成し、データファイルを元のディレクトリから新しく作成したパーティションに移動させます。
Sentinelにrootとしてログインします。
次のコマンドを実行して、アプライアンス上のSentinelを停止させます。
/etc/init.d/sentinel stop
次のコマンドを指定して、novellユーザに変更します。
su -novell
/var/opt/novell/sentinelのディレクトリの内容を一時的にどこかの場所に移動します。
rootユーザに変更します。
次のコマンドを入力して、YaST2コントロールセンターにアクセスします。
yast
の順に選択します。
警告を確認して[]を選択し、新しい未使用パーティションを追加します。
/var/opt/novell/sentinelに新しいパーティションをマウントします。
次のコマンドを指定して、novellユーザに変更します。
su -novell
ディレクトリの内容を一時保存先(ステップ 4で保存した場所)から、新しいパーティション内の/var/opt/novell/sentinelに戻します。
rootユーザに変更します。
次のコマンドを実行して、Sentinelアプライアンスを再起動します。
/etc/init.d/sentinel start