15.3 Sentinel OVFアプライアンスのインストール

このセクションでは、Sentinel、Collector Manager、およびCorrelation Engineを、OVFアプライアンスイメージとしてインストールする場合について説明します。

OVFフォーマットは、ほとんどのハイパーバイザで、直接または単純変換によってサポートされている標準の仮想マシンフォーマットです。Sentinelは、OVFアプライアンスを2つの認定ハイパーバイザでサポートしていますが、それ以外のハイパーバイザでも使用できます。

15.3.1 Sentinelのインストール

Sentinel OVFアプライアンスをインストールするには、次のようにします。

  1. OVF仮想アプライアンスイメージをダウンロードWebサイトからダウンロードします。

  2. ハイパーバイザの管理コンソールで、OVFイメージファイルを新規仮想マシンとしてインポートします。OVFイメージをネイティブフォーマットに変換するように要求された場合に、ハイパーバイザが変換できるようにします。

  3. 新規仮想マシンに割り当てられた仮想ハードウェアリソースが、Sentinelの要件を満たしているか確認します。

  4. 仮想マシンの電源をオンにします。

  5. 必要な言語を選択します。

  6. キーボードレイアウトを選択します。

  7. [次へ]をクリックします。

  8. SUSE Enterprise Serverソフトウェア使用許諾契約書の条項を確認して同意します。[次へ]をクリックします。.

  9. Sentinelサーバアプライアンスライセンス契約書を確認して同意します。[次へ]をクリックします。.

  10. Sentinelアプライアンスのパスワード、NTP設定、タイムゾーンを設定します。

    Sentinelアプライアンス管理コンソールにログインするためのvaadminユーザ資格情報を設定します。

    メモ:インストール後、次のようにNTP設定とタイムゾーンを変更できます。

    • コマンドプロンプトに移動し、yast->Network Services->NTP Configurationと入力します

    • Sentinelアプライアンス管理コンソールに移動し、[時間]をクリックします。

    インストール直後に時刻が同期されていない場合は、次のコマンドを実行してNTPを再起動します。

    rcntp restart
    
  11. Sentinelサーバアプライアンスのネットワーク設定のページで、ホスト名とドメイン名を指定します。[スタティックIPアドレス]または[DHCP IPアドレス]を選択します。

  12. [次へ]をクリックします。

  13. (状況によって実行)ステップ11で[スタティックIPアドレス]を選択した場合は、ネットワーク接続設定を指定します。

  14. [次へ]をクリックします。

  15. Sentinel管理者のパスワードを設定して、[次へ]をクリックします。

    システムが一度初期化を実行するため、インストール後にすべてのサービスを起動するのに数分かかることがあります。インストールが完了してから、サーバにログインしてください。

  16. コンソールに表示されたアプライアンスのIPアドレスをメモします。Sentinel MainインタフェースにアクセスするIPアドレスと同じものを使用します。

15.3.2 Collector Manager instancesとCorrelation Engine instancesのインストール

Collector ManagerまたはCorrelation EngineをVMware ESXサーバにOVFアプライアンスイメージとしてインストールするには:

  1. Sentinelのインストールの手順1から14を実行します。

    使用可能なメモリとディスク領域がチェックされます。使用可能なメモリが1GBよりも少ない場合、インストールは続行できません。[次へ]ボタンはグレー表示となり、使用できません。

  2. Collector Managerが接続するSentinelサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。

  3. Communication Serverのポート番号を指定します。デフォルトポートは61616です。

  4. 管理者の役割には、任意のユーザの資格情報を指定します。ユーザ名とパスワードを入力します。

  5. (条件による)ご使用の環境で多要素認証または強力な認証を使用している場合は、SentinelクライアントIDとSentinelクライアントシークレットを提供する必要があります。認証方法の詳細については、『Sentinel Administrator Guide』の「Authentication Methods」を参照してください。

    SentinelクライアントIDとSentinelクライアントシークレットを取得するには、次のURLに移動します。

    https://Hostname:port/SentinelAuthServices/oauth/clients

    各要素の内容は次のとおりです。

    • Hostnameは、Sentinelサーバのホスト名です。

    • Portは、Sentinelが使用するポートです(通常は8443)。

    指定したURLでは、Sentinelの現在のセッションを使用して、SentinelクライアントIDとSentinelクライアントシークレットを取得します。

  6. 次へをクリックします。

  7. 証明書を受け入れます。

  8. [次へ]をクリックしてインストールを完了します。

    インストールが完了すると、どちらをインストールしたかに応じて、インストーラはこのアプライアンスがSentinelCollector ManagerまたはSentinel Correlation Engineであることを示すメッセージと、そのIPアドレスを表示します。また、SentinelサーバのユーザインタフェースIPアドレスも表示します。