14.1 Sentinel ISOアプライアンスのインストール

このセクションでは、ISOアプライアンスイメージを使用してSentinel、Collector Manager instances、およびCorrelation Engine instancesをインストールする方法について説明します。このイメージ形式では、ブート可能なISO DVDイメージを使って物理(ベアメタル)または仮想(ハイパーバイザでアンインストールされた仮想マシン)のハードウェアに直接デプロイできる、完全なディスクイメージ形式を生成できます。

14.1.1 前提条件

SentinelをISOアプライアンスとしてインストールする環境が、以下の前提条件を満たしていることを確認します。

  • (条件付き)Sentinel ISOアプライアンスをベアメタルハードウェアにインストールする場合、アプライアンスISOのディスクイメージをサポートサイトからダウンロードし、ファイルを解凍してDVDを作成します。

  • ISOディスクイメージをインストールするシステムに、インストールの完了に必要な4.5GB以上のメモリが搭載されていることを確認します。

  • インストーラが自動パーティション提案を作成するのに必要な50GB以上のハードディスク容量が存在することを確認します。

14.1.2 Sentinelのインストール

Sentinel ISOアプライアンスをインストールするには、次のようにします。

  1. ISO仮想アプライアンスイメージをNetIQダウンロードWebサイトからダウンロードします。

  2. (条件付き)ハイパーバイザを使用している場合は、次のようにします。

    ISO仮想アプライアンスイメージを使用する仮想マシンをセットアップし、起動します。

    または

    ISOイメージをDVDにコピーし、DVDを使用して仮想マシンをセットアップし、起動します。

  3. (条件付き)Sentinelアプライアンスをベアメタルハードウェアにインストールする場合は、次のようにします。

    1. DVDドライブからそのDVDを使用して物理マシンをブートします。

    2. インストールウィザードの画面上の指示に従います。

    3. ブートメニューの一番上のエントリを選択して、ライブDVDのアプライアンスイメージを実行します。

      最初に使用可能なメモリとディスク領域がチェックされます。使用可能なメモリが2.5GBよりも少ない場合、インストールは自動的に終了します。使用可能なメモリが2.5GB以上6.7GB未満の場合、推奨よりもメモリの容量が少ないというメッセージが表示されます。インストールを続行する場合は「y」と入力し、続行しない場合は「n」と入力します。

  4. 使用する言語を選択して、[次へ]をクリックします。

  5. キーボードの環境設定を選択して、[次へ]をクリックします。

  6. SUSE Enterprise Serverソフトウェア使用許諾契約書の条項を確認して同意します。[次へ]をクリックします。

  7. NetIQ Sentinelの使用許諾契約の条項を確認して同意します。[次へ]をクリックします。

  8. [ホスト名]および[ドメイン名]画面で、ホスト名とドメイン名を指定します。[ホスト名をループバックIPに割り当てる]の選択を解除します。

  9. [次へ]をクリックします。

  10. 次の接続設定のいずれかを選択します。

    • 現在のネットワーク接続設定を使用するには、[ネットワーク環境設定II]ページで[次の環境設定を使用する]を選択します。

    • ネットワーク接続設定を変更するには、[変更]をクリックし、目的の変更を行います。

  11. [Next(次へ)]をクリックします。

  12. 日付と時刻を設定して、[次へ]をクリックします。

    インストール後にNTP環境設定を変更するには、アプライアンスのコマンドラインからYaSTを使用します。WebYastを使用して日付と時刻の設定を変更することはできますが、NTPの環境設定を変更することはできません。

    インストール直後に時刻が同期されていない場合は、次のコマンドを実行してNTPを再起動します。

    rcntp restart
    
  13. rootのパスワードを設定して、[次へ]をクリックします。

  14. Sentinel管理者のパスワードを設定して、[次へ]をクリックします。

    物理サーバにアプライアンスをインストールする場合、[Sentinelアプライアンスをハードドライブにインストールします(ライブDVDイメージ専用)]が選択されていることを確認してください。 デフォルトではこのオプションが選択されています。

    このチェックボックスのチェックを外すと、アプライアンスは物理サーバにインストールされず、ライブDVDモードのみで実行されます。ステップ 21に進みます。

  15. YaST2ライブインストーラのコンソールで、[次へ]を選択します。

    YaST2ライブインストーラのコンソールにより、アプライアンスがハードディスクにインストールされます。YaST2ライブインストーラのコンソールは、インストールの前半のステップの一部を繰り返します。

  16. [推奨されるパーティション化]画面に、推奨されるパーティションのセットアップが表示されます。パーティションのセットアップを確認し、(必要な場合)セットアップを設定してから、[次へ]を選択します。これらの設定の変更は、SLESでのパーティションの環境設定に習熟している場合にのみ行ってください。

    画面上のさまざまなパーティション化オプションを使用して、パーティションのセットアップを設定できます。パーティションの環境設定について詳しくは、SLESのマニュアルにある「Using the YaST Partitioner」およびセクション 6.1.1, 従来のストレージのプラニングを参照してください。

  17. ルートパスワードを入力し、[次へ]を選択します。

  18. [ライブインストール設定]画面に、選択したインストール設定が表示されます。設定を確認し、(必要な場合は)設定を環境設定してから、[インストール]を選択します。

  19. [インストール]を選択して、インストールの確認を行います。

    インストールが完了するまで待機します。システムが一度初期化を実行するため、インストール後にすべてのサービスを起動するのに数分かかることがあります。

  20. [OK]を選択して、システムを再起動します。

  21. コンソールに表示されたアプライアンスのIPアドレスをメモします。

  22. コンソールでルートユーザ名とパスワードを入力して、アプライアンスにログインします。

    ユーザ名のデフォルト値はrootで、パスワードはステップ 17で設定したものです。

  23. セクション 14.3, アプライアンスのインストール後の環境設定に従って手順を進めます。

14.1.3 Collector Manager instancesとCorrelation Engine instancesのインストール

Collector ManagerやCorrelation Engineのインストール手順もほぼ同じですが、NetIQダウンロードWebサイトから該当するISOアプライアンスファイルをダウンロードする必要があります。

  1. セクション 14.1.2, Sentinelのインストールの手順1からステップ 13を完了させます。

  2. Collector ManagerまたはCorrelation Engineのために、次の環境設定を指定します。

    • Sentinelサーバのホスト名またはIPアドレス: Collector ManagerまたはCorrelation Engineが接続するSentinelサーバのホスト名またはIPアドレスを指定します。

    • Sentinel通信チャネルポート: Sentinelサーバ通信チャネルポートの番号を指定します。デフォルトのポート番号は61616です。

    • Sentinel Webサーバポート: Sentinel Webサーバポートを指定します。デフォルトポートは8443です。

    • 管理者の役割を持つユーザ名: 管理者の役割には、任意のユーザの資格情報を指定します。

    • 管理者の役割を持つユーザのパスワード: 上記のフィールドで指定したユーザ名に対するパスワードを指定します。

    • Sentinelアプライアンスをハードドライブにインストールします(ライブDVDイメージ専用): 物理サーバへアプライアンスをインストールする場合、このチェックボックスが選択されていることを確認してください。

      このチェックボックスの選択を解除すると、アプライアンスは物理サーバにインストールされず、LIVE DVDモードでのみ実行されます。

  3. [次へ]をクリックします。

  4. 同意を求められたら、証明書に同意します。

  5. セクション 14.1.2, Sentinelのインストールのステップ 15からステップ 20を実行します。

  6. コンソールに表示されたアプライアンスのIPアドレスをメモします。

    何をインストールしたかに応じて、このアプライアンスがSentinelCollector ManagerまたはCorrelation Engineであることを示すメッセージとそのIPアドレスがコンソールに表示されます。コンソールには、SentinelサーバのユーザインタフェースIPアドレスも表示されます。

  7. セクション 14.1.2, Sentinelのインストールのステップ 22からステップ 23を実行します。