12.4 非rootユーザとしてSentinelをインストール

組織のポリシーにより、rootとしてSentinelを完全インストールすることを許可されていない場合は、Sentinelを非rootユーザ、つまりnovellユーザとしてインストールすることができます。この方法でインストールする場合、rootユーザとしていくつかのステップを実行した後、rootユーザによって作成されたnovellユーザとしてSentinelをインストールします。最後に、rootユーザとしてインストールを完了します。

非rootユーザとしてSentinelをインストールする場合は、novellユーザとしてSentinelをインストールする必要があります。NetIQ社では、novellユーザ以外の非rootユーザのインストール環境はサポートしていませんが、その場合でもインストールは正常に完了します。

メモ:デフォルト以外の既存のディレクトリにSentinelをインストールする場合は、そのディレクトリに対する所有権をnovellユーザが所持していることを確認してください。次のコマンドを実行して、所有権を割り当てます。

chown novell:novell <non-default installation directory>
  1. NetIQダウンロードWebサイトからインストールファイルをダウンロードします。

  2. コマンドラインで次のコマンドを指定して、tarファイルからインストールファイルを抽出します。

    tar -zxvf <install_filename>
    

    <install_filename>は、実際のインストールファイル名に置き換えます。

  3. rootとしてSentinel をインストールするサーバにrootとしてログインします。

  4. 次のコマンドを指定します。

    ./bin/root_install_prepare
    

    root権限で実行するコマンドの一覧が表示されます。非rootユーザにデフォルト以外の場所にSentinelをインストールさせたい場合は、コマンドに加えて--locationオプションも指定します。例:

    ./bin/root_install_prepare --location=/foo
    

    --locationオプションに渡す値fooは、ディレクトリパスの前に付加されます。

    これによって、novellグループおよびnovellユーザが存在しなければ、それらが作成されます。

  5. コマンドリストを受け入れます。

    表示されたコマンドが実行されます。

  6. 次のコマンドを指定して、新しく作成された非rootユーザ(つまりnovell)に変更します。

    su novell

  7. (条件による)インタラクティブインストールを実行するには:

    1. インストールしているコンポーネントに応じて適切なコマンドを指定します。

      コンポーネント

      コマンド

      Sentinelサーバ

      デフォルトの場所: ./install-sentinel

      デフォルト以外の場所: ./install-sentinel --location=/foo

      コレクタマネージャ

      デフォルトの場所: ./install-cm

      デフォルト以外の場所: ./install-cm --location=/foo

      相関エンジン

      デフォルトの場所: ./install-ce

      デフォルト以外の場所: ./install-cm --location=/foo

      NetFlowコレクタマネージャ

      デフォルトの場所: ./install-netflow

      デフォルト以外の場所: ./install-netflow --location=/foo

    2. ステップ 9に進みます。

  8. (条件による)サイレントインストールを実行する場合、インストールパラメータをファイルに記録してあることを確認してください。レスポンスファイルの作成については、セクション 12.2.1, Sentinelサーバの標準インストールまたはセクション 12.2.2, Sentinelサーバのカスタムインストールを参照してください。

    サイレントインストールを実行するには:

    1. インストールしているコンポーネントに応じて適切なコマンドを指定します。

      コンポーネント

      コマンド

      Sentinelサーバ

      デフォルトの場所: ./install-sentinel -u <response_file>

      デフォルト以外の場所: ./install-sentinel --location=/foo -u <response_file>

      コレクタマネージャ

      デフォルトの場所: ./install-cm -u <response_file>

      デフォルト以外の場所: ./install-cm --location=/foo -u <response_file>

      相関エンジン

      デフォルトの場所: ./install-ce -u <response_file>

      デフォルト以外の場所: ./install-ce --location=/foo -u <response_file>

      NetFlowコレクタマネージャ

      デフォルトの場所: ./install-netflow -u <response_file>

      デフォルト以外の場所: ./install-netflow --location=/foo -u <response_file>

      インストールは、レスポンスファイルに格納された値を使用して進行します。

    2. ステップ 12に進みます。

  9. インストールに使用する言語の番号を指定します。

    エンドユーザの使用許諾契約が、選択した言語で表示されます。

  10. エンドユーザの使用許諾契約を読み、「yes」または「y」と入力して契約に同意し、インストールを続行します。

    すべてのRPMパッケージのインストールが開始されます。このインストールが完了するまで数秒かかることがあります。

  11. インストールのモードを指定するように求められます。

  12. rootユーザとしてログインし、次のコマンドを指定してインストールを完了します。

    ./bin/root_install_finish
    

    Sentinel のインストールが終了し、サーバが起動します。システムが一度初期化を実行するため、インストール後にすべてのサービスを起動するのに数分かかることがあります。インストールが完了してから、サーバにログインしてください。

Sentinel Webインタフェースにアクセスするには、Webブラウザに次のURLを入力します。

https://<IP_Address_Sentinel_server>:8443.

<IP_Address_Sentinel_server>はSentinelサーバのIPアドレスまたはDNS名であり、8443はSentinelサーバのデフォルトポートです。