Portability Suiteでは、ワークロードの仮想化を使用するジョブ向けに、ターゲットVMの名前や環境設定ファイルのパスの提供、使用するデータストアの選択、および仮想メモリの割り当てなどのターゲットVMの環境設定オプションを指定するメカニズムが選択した仮想化プラットフォームの機能に従って提供されます。
ターゲットの仮想化プラットフォーム上に設定されたリソースプールがある場合、それをVMに割り当てるように選択することができます。
メモ:ターゲットVMware ESXサーバが完全自動化されたDistributed Resource Scheduler (DRS)クラスタ(VMマイグレーション自動化レベルが
に設定されたクラスタ)に含まれている場合、新たに作成されたターゲットVMの自動化レベルは、変換期間中、 に変更されます。これは、ターゲットVMが最初に選択したものとは異なるESXサーバ上でパワーを増したことを意味しています。しかし、マイグレーションは自動実行を行うことができません。ターゲットVMの設定オプションを指定する方法:
詳細モードの場合: [変換ジョブ]ウィンドウの[仮想マシンの設定]セクションで、
をクリックします。ウィザードモードの場合: ウィザードのナビゲーションペインで、
をクリックします。ウィザードモードでは、Portability Suiteによって基本的な仮想マシンの環境設定オプションのみが要求されます。リソースプールやCPUスケジューリングなどに関連するような、仮想マシンの詳細オプションを設定するには、詳細モードに切り替えます。
: 新しい仮想マシン用の表示名を指定します。 : ターゲットの仮想マシンの設定ファイルへのパスを指定します。 : 必要な仮想マシンのデータストアを選択します。 : 仮想マシンに割り当てられる仮想RAMの容量およびCPUの数を指定します。 |
詳細モードでは、Portability Suiteによって選択したターゲットの仮想マシンに特有な環境設定オプションが表示され、さらに詳細な環境設定オプションへアクセスできます。
次に、Microsoft Virtual Serverに特有の環境設定オプションを示します。
次に、VMware ESX 2に特有の環境設定オプションを示します。ESX 2のメモリ割り当て、CPUの数、およびCPUスケジュールアフィニティの設定にアクセスするには、
をクリックします。次に、VMware ESX 3および 3.5に特有の環境設定オプションを示します。リソースプール、CPU数、およびCPUスケジュールアフィニティを制御する設定にアクセスするには、
をクリックします。次に、Citrix XenServerに特有の環境設定オプションを示します。
次に、Solaris に特有の環境設定オプションを示します。リソースプールのCPU共有を制御する設定にアクセスするには、
をクリックします。