1.2 前提条件のソフトウェアのインストール

この項では、必要なASP.NET、IIS、および.NET Frameworkソフトウェアコンポーネントのインストールについて説明します。ソフトウェアコンポーネントのパッケージ化および配布は、サポートされているWindows Serverプラットフォームのさまざまなバージョンで異なるため、手順も多少異なります。記載されている順番どおりにインストールとセットアップを行ってください。

1.2.1 Windows Server 2003システムへの前提条件のソフトウェアのインストール

次の手順は、Windows Server 2003 (32ビット、64ビット)およびWindows Server 2003 R2 (32ビット、64ビット)システムに適用されます。相違がある場合は、その都度説明します。

  1. システム要件および一般的なガイドラインについて理解します(PlateSpin Migrateをインストールするための準備を参照してください)。

  2. 管理権権を持つアカウントを使用して目的のPlateSpin Serverホストにログインし、次のWindowsコンポーネントを追加します([スタート]>[ファイル名を指定して実行]>「appwiz.cpl」>[Windowsコンポーネントの追加と削除])。

    • Windows Server 2003: アプリケーションサーバと、ASP.NETおよびInternet Information Server (IIS)サブコンポーネント。

    • Windows Server 2003 R2: アプリケーションサーバと、Internet Information Server (IIS)サブコンポーネントのみ。

  3. Microsoft .NET Framework 3.5 SP1パッケージをダウンロードしてインストールします。

    1. (条件付き) Windows Server 2003 R2システムで、ASP.NETがIISに正しく登録されていることを確認します(コマンドプロンプトで次のコマンドを実行します)。

      "C:\WINDOWS\Microsoft.NET\Framework\v2.0.50727\aspnet_regiis.exe" -i

  4. (条件付き) 64ビットホストで、IISが32ビットモードで実行するように設定されていることを確認します。ナレッジベースの記事20915を参照してください。

1.2.2 Windows Server 2008システムへの前提条件のソフトウェアのインストール

次の手順は、Windows Server 2008 (32ビット)システムおよびWindows Server 2008 R2システムに適用できます。相違がある場合は、その都度説明します。

  1. システム要件および一般的なガイドラインについて理解します(PlateSpin Migrateをインストールするための準備を参照してください)。

  2. ローカルユーザ管理者(LUA)アカウントを使用して目的のPlateSpin Serverホストにログインし、Web Server (IIS)の役割と、次の役割サービスおよびそのサブロールを追加します([サーバーマネージャ]>[ロール]>[ロールの追加])。

    — 一般的なHTTP機能

    — ASP .NET

    — .NET拡張性

    — ISAPI拡張機能

    — ISAPIフィルタ

    — セキュリティ

    — 管理ツール

  3. (条件付き、Windows Server 2008のみ) Microsoft .NET Framework 3.5 SP1をダウンロードしてインストールします。

  4. 次の.Net Framework機能とすべてのサブアイテムを追加します([サーバーマネージャ]>[機能]>[機能: 追加])。

    • .NET Framework

    • XPSビューア

    • WCFアクティブ化と、そのHTTPアクティブ化および非HTTPアクティブ化サブアイテム。

  5. 64ビットホスト(Windows Server 2008 R2)では、IISを32ビットモードで実行するように設定していることを確認します。ナレッジベースの記事20915を参照してください。

1.2.3 FIPS準拠データ暗号化アルゴリズムのサポートの有効化(オプション)

PlateSpin Migrateは、FIPS (Federal Information Processing Standards Publication 140-2)に準拠するデータ暗号化アルゴリズムをサポートしています。

FIPSに準拠していることが必要である場合、PlateSpin Serverをインストールする前に、目的のPlateSpin Serverホスト上でFIPSを有効にする必要があります。これは、ワークロードのオペレーティングシステムがFIPS準拠モードで実行していることを検出した場合のみ、PlateSpin MigrateがFIPS準拠モードで実行されるためです。

メモ:FIPS準拠モードは、パフォーマンスに影響を及ぼし、データ転送率を最大30%スローダウンさせる可能性があります。

FIPS準拠アルゴリズムを有効にする

  1. PlateSpin Migrateホストのローカルセキュリティポリシーのセキュリティオプションに含まれるFIPS対応アルゴリズムを有効にします。

    1. secpol.mscを実行し、[ローカルポリシー]>[セキュリティオプション]を参照します。

    2. [システム暗号化: 暗号化にFIPS対応アルゴリズムを使用]セキュリティオプションを有効にします。

  2. FIPSのASP.NETサポートを設定します。

    1. ご使用のPlateSpin Serverホストの次のディレクトリにあるmachine.configファイルにアクセスします。

      ..Windows\Microsoft.Net\Framework\vX.X.XXXXX\Config
      
    2. 次の内容を<system.web>の下に追加します。

      <machineKey validationKey="AutoGenerate,IsolateApps" decryptionKey="AutoGenerate,IsolateApps" validation="3DES" decryption="3DES"/>
      
  3. machine.configファイルを保存します。