Forgeソフトウェアは、バージョン3.3および3.4からアップグレードできます。
この項の残りの部分では、PlateSpin Forgeアプライアンスのアップグレードついて説明します。
アップグレードを開始する前に、次の必要条件が揃っているか確認します。
Forgeセットアップインストールの実行可能ファイル。
以下に関するIPアドレスおよび適切な資格情報:
Forgeアプライアンス(Forge WebクライアントインタフェースおよびForge管理VMに使用)
Forgeアプライアンスホスト(VMware ESXサーバ)
VMwareクライアントプログラム。VMware Clientプログラムのダウンロードを参照してください。
Forgeアプライアンスをアップグレードするには、次のタスクを順番に実行する必要があります。
現在実行中のレプリケーションがないこと、またはレプリケーションがアップグレード中に実行されるようにスケジュールされていないことを確認します。
スナップショットを作成して管理VMの現在の状態を保存します。
Microsoft .NET Frameworkソフトウェアとセキュリティパッチを適用して、Forge管理VMを更新します。
必要なセットアップ実行可能ファイルをForge管理VM内でローカルにコピーし実行します。
アップグレード後、アプライアンスの操作が適切かを検証します。
このフェーズでは、保護されたワークロードのスケジュール設定済みのすべてのレプリケーションを一時停止して、実行中のレプリケーションが完了するのを待機します。
PlateSpin Forge Webクライアントを使用し、スケジュールされたすべてのレプリケーションを一時停止します。進行中のレプリケーションがあれば、完了するまで待ちます。保護されたワークロードのレプリケーションの状態が[Replication Status (レプリケーションステータス)]列で
になっていることを確認します。PlateSpin Forge Webインタフェースの起動を参照してください。
Forge管理VMの電源をオフにします。Forge管理VMの起動とシャットダウンを参照してください。
スナップショットを作成してForge管理VMをバックアップします。アプライアンスホストでのForgeスナップショットの管理を参照してください。
Forge管理VMの電源をオンにし、VMwareクライアントプログラムを使用してアクセスし、次の操作を実行します。
Microsoft .NET Frameworkソフトウェアをインストールします。Forge 4には、Microsoft .NET Framework 3.5 SP1およびMicrosoft .NET Framework 4.0が必要です。
利用可能なセキュリティ更新プログラムを適用し、Windowsを更新します。
Forge管理VMを再起動します。
Forgeセットアップインストール実行可能ファイルをForge管理VM内で実行し、画面の指示に従います。
PlateSpin Forge Webクライアントを使用し、一時停止されたすべてのレプリケーションを再開します。
VMwareクライアントプログラムを使用して、ステップ 3で作成したスナップショットを削除します。
重要:フェールバック用にPlateSpin Forgeドライバデータベースにアップロードされたドライバは、保持されません。そのようなドライバは、アップグレード後に再度アップロードする必要があります。