1.2 サポートされる構成

1.2.1 サポートされるWindowsのワークロード

PlateSpin Forgeでは、Windowsベースのほとんどのワークロードがサポートされています。

ファイルレベルのレプリケーションとブロックレベルのレプリケーションの両方がサポートされていますが、いくつか制約があります。詳細については、セクション 6.3, 転送方法を参照してください。

表 1-1 サポートされるWindowsのワークロード

オペレーティングシステム

備考

Windows 7

Professional、Enterprise、およびUltimate Editionのみ

Windows Server 2008 R2

ドメインコントローラ(DC)システムおよびSmall Business Server (SBS)エディションを含む

Windows Server 2008

ドメインコントローラ(DC)システムおよびSmall Business Server (SBS)エディションを含む

Windows Vista

Business、Enterprise、およびUltimateのエディション、SP1以降

Windows Server 2003 R2

ドメインコントローラ(DC)システムおよびSmall Business Server (SBS)エディションを含む

Windows Server 2003

ドメインコントローラ(DC)システムおよびSmall Business Server (SBS)エディションを含む

Windows XP Professional

 

Windows Server 2000

Service Pack 4 (Update Rollup 1を含む)が必要

Windowsクラスタ

サポートされる特別なクラスタ構成については「Windowsクラスタの保護」を参照

サポートされる国際バージョン: フランス語、ドイツ語、日本語、中国語(繁体字)、中国語(簡体字)

1.2.2 サポートされるLinuxのワークロード

PlateSpin Forgeでは、多くのLinuxディストリビューションがサポートされています。

レプリケーションはブロックレベルで実行されます。このためにPlateSpinソフトウェアでは、特定のLinuxディストリビューションを保護できるよう、blkwatchモジュールがコンパイルされている必要があります。

サポートされるLinuxのバージョンによっては、PlateSpin blkwatchモジュールを、使用している特定のカーネル用にコンパイルする必要があります。これらのワークロードは明示的に呼び出されます。

表 1-2 サポートされるLinuxのワークロード

オペレーティングシステム

備考

Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 4.0、5.0~5.5、6.0~6.2

 

RHEL 5.6~5.8、6.3

これらのワークロードのインベントリを実行する前に、PlateSpin blkwatchモジュールをコンパイルする必要があります。

ナレッジベースの記事7005873を参照してください。

SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9、10、11 (SP1まで)

 

Open Enterprise Server 2、SP2およびSP3

 

Oracle Enterprise Linux (OEL)

  • RHELを実行するワークロードと同じレベルのサポート。

  • Unbreakable Enterprise Kernelを使用するワークロードはサポートされません。

サポートされる国際バージョン(Linux): これらのLinuxシステムの国際バージョンがすべてサポートされます。

サポートされるLinuxファイルシステム: EXT2、EXT3、EXT4、REISERFS、およびNSS (OES 2ワークロード)。

メモ:ソース上にあるワークロードの暗号化ボリュームは、フェールオーバーVMで復号化されます。