15.1 プロジェクトについて

プロジェクトでは、変換プロジェクトの次の情報を追跡できます。

名前: 組織で一意のプロジェクトのフレンドリ名。この名前は、文字または数字で始まる必要があります。文字、数字、および次の特殊文字のみ使用できます。使用できる特殊文字はスペース、ハイフン、アンダースコア、アポストロフィ、パーセント、アンパサンド、コンマ、およびピリオドです。

組織: プロジェクトの親組織の名前。

説明: (オプション)プロジェクトの簡単な説明。

開始日: ワークロードの変換の開始計画日。

終了日: すべてのワークロードの変換を正常に完了する必要がある日付。

モード: プロジェクトのモードを指定します。必要に応じてモード間を切り替えることができます。

  • 計画: 計画モードでは、サポートされているさまざまな変換方式とプランニングオプションが許可されています。

    計画モードを使用して、手動で、またはサードパーティのマイグレーションツールを使用して実行する変換を計画します。個々のワークロードに自動化を設定することもできます。

  • 自動化: 自動化モードでは、ユーザのPlateSpinマイグレーションファクトリ環境内のワークロードマイグレーションを計画して実行できます。PlateSpin Migrateサーバを使用したマイグレーションにのみ適用される追加の設定が提供され、そのいくつかのオプションは自動化によってサポートされている内容に制限されています。詳細については、セクション 1.3, PlateSpinマイグレーションファクトリ環境を参照してください。

    自動化モードを使用して、PlateSpinマイグレーションファクトリ環境で自動オプションまたは半自動オプションを使用して実行する変換を計画します。個々のワークロードに手動またはサードパーティのマイグレーションを設定することもできます。

    メモ:廃止や仮想ファイル移動などの自動化されたマイグレーションではサポートされていない変換方法を持つワークロードに対して、計画モードが自動的に選択されます。

カスタムフィールド名: プロジェクトの追跡対象の追加情報タイプ。1~7個のカスタムのフィールドを定義できます。各カスタムのフィールドは独立していて、任意の目的で使用できます。使用法には、新しい属性、論理タグ、優先度システム、連絡先情報などがあります。

たとえば、ワークロードを日々のIT管理者で特定する場合、カスタム1フィールドの名前をプロジェクトの連絡先1に定義します。値は、プロジェクトに応じて、連絡先担当者の名前、ユーザ名、または電子メールアドレスにできます。[ワークロード]ダイアログの[連絡先]フィールドにワークロードの値を指定します。

関連付け: 関連付けは、さまざまなコンポーネントとプロジェクトの関係を定義します。[ワークロード]タブを除くプライマリタブで実行できるタスクは、各タブでも実行できます。ワークロードでは、プロジェクトに関連付けられた元のワークロードと提案するワークロードの情報を表示できます。