5.9 すべてのレプリケーションでFreezeとThawスクリプト機能を使用する(Linux)

Linuxシステムの場合、PlateSpin Protectは、カスタムスクリプトであるfreezethawの自動実行を行う能力があります。これは、自動的にデーモン制御機能を補足するものです。

freezeスクリプトはレプリケーションの先頭で実行され、thawはレプリケーションの末尾で実行されます。

ユーザインタフェース経由で使用できる自動化されたデーモン制御機能を補足するために、この機能を使用することを考慮してください(ソースサービス/デーモンの制御:を参照)。たとえば、レプリケーション中に特定のデーモンを停止する代わりに、それらを一時的にフリーズさせるのにこの機能を使用してください。

この機能を実装するには、Linuxワークロード保護をセットアップする前に、次のプロシージャを実行します。

  1. 次のファイルを作成します。

    • platespin.freeze.sh: レプリケーションの最初に実行するシェルスクリプト

    • platespin.thaw.sh: レプリケーションの最後に実行するシェルスクリプト

    • platespin.conf: タイムアウト値とともに必要な引数を定義するテキストファイル

      platespin.confファイルの内容に関して使用する必要のある構文は次のとおりです。

      [ServiceControl]

      FreezeArguments=<引数>

      ThawArguments=<引数>

      TimeOut=<タイムアウト>

      <引数>の部分を必要なコマンド引数で置き換え(スペース区切り)、<タイムアウト>の部分をタイムアウト値(秒)で置き換えます。値が指定されない場合、デフォルトのタイムアウトが使用されます(60秒間)。

  2. Linuxソースワークロードの次のディレクトリに、.confファイルとともにスクリプトを保存します。

    /etc/platespin