5.8 サービスおよびデーモンの制御

PlateSpin Protectでは、サービスおよびデーモンを制御できます。

  • ソースサービス/デーモンの制御: データ転送の間、ソースワークロード上で実行中のWindowsサービスまたはLinuxデーモンを自動的に停止できます。これにより、これらを停止しなかった場合と比較して、ワークロードをより一貫した状態でレプリケーションできるようになります。

    たとえば、Windowsのワークロードの場合、ウイルス対策ソフトウェアのサービスや、サードパーティ製のVSS対応バックアップソフトウェアを停止することを考慮してください。

    レプリケーション中にLinuxのソースをさらに制御するには、Linuxワークロードのカスタムスクリプトをレプリケーションごとに実行する機能を検討してください。すべてのレプリケーションでFreezeとThawスクリプト機能を使用する(Linux)を参照してください。

  • ターゲットの起動状態/実行レベルの制御: フェールオーバーVM上のサービス/デーモンの起動状態(Windows)または実行レベル(Linux)を選択できます。フェールオーバーまたはフェールオーバーのテストの操作を実行する場合、フェールオーバーワークロードが動作を開始した際に実行または停止させるサービスあるいはデーモンを指定できます。

    無効な起動状態を割り当てた方が良い一般的なサービスは、ベンダ特有のサービスで、基礎となる物理インフラストラクチャにそれぞれ結び付いており、仮想マシンでは必要ではありません。