8.9 保護後のワークロードのクリーンアップ

次の手順を使用して、必要に応じて(たとえば、保護の失敗や問題が発生した後など)すべてのPlateSpinソフトウェアコンポーネントからソースワークロードをクリーンアップします。

詳細情報については、次のセクションを参照してください。

8.9.1 Windowsワークロードのクリーンアップ

コンポーネント

削除手順

PlateSpinブロックベース転送コンポーネント

ナレッジベースの記事7005616を参照してください。

サードパーティのブロックベースの転送コンポーネント(提供中止)

  1. Windowsの[プログラムの追加と削除]アプレット(appwiz.cpl)を使用し、コンポーネントを削除します。ソースに応じて、次のいずれかのバージョンが存在します。

    • SteelEye Data Replication for Windows v6 Update2

    • SteelEye DataKeeper For Windows v7

  2. マシンを再起動します。

ファイルベースの転送コンポーネント

保護されているボリュームごとのルートレベルで、PlateSpinCatalog*.datという名前のすべてのファイルを削除します。

ワークロードインベントリソフトウェア

ワークロードのWindowsディレクトリで次を実行します。

  • machinediscovery*という名前のすべてのファイルを削除します。

  • platespinという名前のサブディレクトリを削除します。

コントローラソフトウェア

  1. コマンドプロンプトを開き、現在のディレクトリを次のディレクトリに変更します。

    • \Program Files\platespin* (32ビットシステムの場合)

    • \Program Files (x86)\platespin* (64ビットシステムの場合)

  2. 次のコマンドを実行します。

    ofxcontroller.exe /uninstall

  3. platespin*ディレクトリを削除します。

8.9.2 Linuxワークロードのクリーンアップ

コンポーネント

削除手順

コントローラソフトウェア

  • 次のプロセスを終了します。

    • pkill -9 ofxcontrollerd

    • pkill -9 ofxjobexec

  • 次のように、OFXコントローラRPMパッケージを削除します。

    rpm -e ofxcontrollerd

  • ワークロードのファイルシステムで、/usr/lib/ofxディレクトリを内容ごと削除します。

ブロックレベルのデータ転送ソフトウェア

  1. ドライバがアクティブであるかどうかを確認します。

    lsmod | grep blkwatch

    ドライバが引き続きメモリにロードされている場合、結果には以下と類似する行が含まれるはずです。

    blkwatch_7616 70924 0

  2. (条件付き)ドライバがロードされている場合、メモリからそれを削除してください。

    rmmod blkwatch_7616

  3. 次のブートシーケンスからドライバを削除します。

    blkconfig -u

  4. 次のディレクトリを内容と共に削除することにより、ドライバファイルを削除します。

    /lib/modules/[Kernel_Version]/Platespin

  5. 次のファイルを削除します。

    /etc/blkwatch.conf

LVMスナップショット

進行中のレプリケーションで使用されるLVPスナップショットは、volume_name-PS-snapshot規則に従って名前が付けられます。たとえば、LogVol01ボリュームには、LogVol01-PS-snapshotという名前が付けられます。

LVMスナップショットを削除するには:

  1. 次のいずれかの方法を使用して、必要なワークロードでスナップショットのリストを生成します。

    • PlateSpin Protect Webインタフェースを使用して失敗したジョブのジョブレポートを生成します。レポートにはLVMスナップショットに関する情報と名前が含まれているはずです。

      - または -

    • 必要なLinuxワークロードで、次のコマンドを実行しすべてのボリュームおよびスナップショットのリストを表示します。

      # lvdisplay -a

  2. 削除するスナップショットの名前とロケーションを書き留めます。

  3. 次のコマンドを使用してスナップショットを削除します。

    lvremove snapshot_name

ビットマップファイル

保護されているボリュームごとに、ボリュームのルートで該当する.blocks_bitmapファイルを削除します。

ツール

ソースワークロード上で、/sbinから次のファイルを削除します。

  • bmaputil

  • blkconfig