2.7 クラウドにMigrate Serverを手動で展開するためのチェックリスト

表 2-5のチェックリストを使用して、構内およびクラウド間でサイト間VPNを使用しないで、クラウドにPlateSpin Migrateサーバを手動で展開します。

表 2-5 クラウドにMigrate Serverを手動で展開するためのチェックリスト

タスク

備考

  1. クラウドアカウントが設定されていて、利用可能であることを確認します。

詳細については、クラウドアカウントを参照してください。

  1. クラウドアカウントで、仮想ホストを作成する場所にネットワークセキュリティグループを作成し、Migrarteサーバに必要なポートを設定します。

詳細については、セクション 2.3, PlateSpin Migrate Serverに必須のネットワークセキュリティグループの設定を参照してください。

  1. PlateSpin Migrateサーバホストとして使用するため、クラウドアカウントでWindows VMを作成します。

ターゲットVMはセクション 1.1.1, PlateSpin Serverのシステム要件の要件を満たす必要があります。

  1. サーバホスト上に前提条件ソフトウェアをインストールします。

詳細については、セクション 1.2, 前提条件のソフトウェアのインストールを参照してください。

  1. パブリックIPアドレスを使用して、サーバホスト上にPlateSpin Migrate Serverをインストールします。

詳細については、セクション 1.3, PlateSpin Migrateソフトウェアコンポーネントのインストールを参照してください。

メモ:PlateSpinがパブリックIPアドレスを必要とするのは、サイト間VPNを使用できない場合のみです。

  1. Migrateサーバホスト上でインストール後のタスクを実行します。

  1. SQLシステム管理者ユーザ(sa)用にセキュアなカスタムパスワードを設定します。

    詳細については、SQL Server Expressシステム管理者ユーザのパスワード変更を参照してください。

  2. PlateSpin Migrate Serverホスト上のWindowsオペレーティングシステムに対してTLS 1.0および1.1プロトコルを無効にします。

    詳細については、セクション 1.8, MigrateホストのTLSプロトコルの設定を参照してください。

  1. 用途に応じて、クラウドベースのMigrateサーバにPlateSpin詳細設定を設定します。

詳細については、表 2-6, クラウドでのPlateSpin Migrate ServerのPlateSpin環境設定を参照してください。

  1. (Azure) Azureアカウントの場所に応じて、Migrateサーバに適切なクラウド環境設定を行います。

詳細については、PlateSpin Migrate ServerのターゲットAzure環境の設定を参照してください。

  1. (AWS) AWSでMigrateサーバのAWS設定を行います。

詳細については、AWS用のPlateSpin詳細設定の設定を参照してください。

  1. (AWS、オプション) Amazon Time Sync Serviceを使用できるようにMigrate仮想ホストのWindowsインスタンスを設定します。

Amazon Time Sync Serviceは、NTPを使用して、展開されるAmazonリージョンへのクラウドインスタンスの時刻を同期します。『Amazon Elastic Compute Cloud: User Guide for Windows Instances』の「Configuring Network Time Protocol」を参照してください。