このセクションの情報は、Forge 11アプライアンスハードウェアのRAIDコントローラを再設定する必要がある場合に使用します。製品の再構築の一環としてForgeアプライアンスにハードディスクを追加または交換する場合を除き、RAIDコントローラの再設定は必要ありません。
再設定するRAIDコントローラの選択の詳細については、表 1-1を参照してください。
ブートシーケンスの開始後約24秒経ってから、RAIDコントローラのブートプロンプトで、<Ctrl>+<R>を押します。
1つのRAID(ハードウェアに応じてRAID 1、RAID 5、またはRAID 6を使用する)アレイに対して、複数の論理ディスクが割り当てられるようにPERC RAIDコントローラを設定します。
既存のディスクグループがある場合は削除します。
重要:ディスクグループを削除すると、そのディスクグループ上のデータも削除されるので注意してください。
ディスクグループを選択して、<F2>を押します。
[Delete Disk Group (ディスクグループの削除)]を選択します。
既存のディスクグループすべてに対して、ステップ 2.a.a~ステップ 2.a.bを繰り返します。
Forgeシステム用の新しいディスクグループを作成します。
コントローラを選択して<F2>を押します。
[Create New VD (新規VDの作成)]を選択します。
[RAID Level (RAIDレベル)]の値を選択して<Enter>を押し、リストから[the RAID controller type you need (必要なRAIDコントローラタイプ)]を選択して、もう一度<Enter>を押します。
ディスク項目を選択して<Space>を押し、利用可能な物理ディスクをすべて選択します(ディスクサイズは異なる場合があります)。
[Basic Settings (基本設定)]で、次のフィールドに入力します。
[OK]を選択して<Enter>を押します。
ForgeフェールオーバーVM用の新しいディスクグループを作成します。
[Disk Group: 0, RAID (ディスクグループ: 0、RAID)](ステップ 2.b.cを参照)を選択して<F2>を押し、[Operations (操作)]ダイアログボックスを開きます。
]ページのツリービューで、[このダイアログボックスで、[Add New VD (新規VDの追加)]を選択して、[ ]ページを開きます。
このページで次のフィールドに入力し、フェールオーバー用の新しい仮想ディスクを設定します。
VD Size (VDサイズ): 使用するアプライアンスに応じて、残りのディスク容量の値をデフォルトのバックアップストレージとして使用します。
VD Name (VD名前): 「FailoverVMs」と入力します。
これらのフィールドに入力したら、[OK]をクリックします。
VDディスクを高速初期化するように設定します。
[Virtual Disks (仮想ディスク)] > [<disk_name>]の順に選択して<F2>を押し、[Operations (操作)]ダイアログボックスを開きます。
]ページのツリービューで、[このダイアログボックスで、[Initialization (初期化)] > [Fast Init. (高速初期化)] > [OK]の順に選択します。
各仮想ディスクに対して、ステップ 2.d.a~ステップ 2.d.bを繰り返します。
RAID 1の最後の設定画面は次のようになります。
RAID 5の最後の設定画面は次のようになります。
RAID 6の最後の設定画面は次のようになります。
<Esc>を押して、コントローラ設定ユーティリティを終了します。
プロンプトが表示されたら、<Ctrl>+<Alt>+<Del>を押します。サーバが新しい設定で再起動します。