5.4 アプライアンスのアップグレード

WebYaSTまたはSMTを使用して、Sentinel Log Managerアプライアンスをアップグレードできます。

5.4.1 WebYastを使用したアプライアンスのアップグレード

メモ:SLES 11 SP3より前のオペレーティングシステム上のSentinel Log Managerアプライアンスをアップグレードする場合、アップグレードを完了するのにユーザとのやり取りが必要になるため、zypperコマンドラインユーティリティを使用してアプライアンスをアップグレードする必要があります。WebYaSTでは、必要とされるユーザとのやり取りを実行できません。zypperを使用したアプライアンスのアップグレードの詳細については、セクション 5.4.2, Zypperを使用したアプライアンスのアップグレードを参照してください。

  1. WebYaSTを起動するためにポート4984を使用しているSentinel Log ManagerのURLを指定します。

  2. アプライアンスの資格情報を使用してWebYastにログインします。

  3. 環境設定のバックアップを行った後、ESMエクスポートを作成します。

    バックアップデータの詳細については、「Backing Up and Restoring Data」を参照してください。

  4. (条件付き)アプライアンスをまだ自動更新用に登録していない場合は、登録します。

    詳細については、セクション 4.10, アップデートの登録を参照してください。

    アプライアンスが登録されていない場合、WebYastに黄色の警告が表示され、アプライアンスが登録されていないことが示されます。

  5. アップデートがあるかどうかを確認するには、[更新]をクリックします。

    利用可能な更新が表示されます。

  6. 更新を選択して適用します。

    更新が完了するまで数分かかる場合があります。更新が成功すると、WebYaSTのログインページが表示されます。

    アプライアンスをアップグレードする前に、WebYaSTはSentinel Log Managerサービスを自動的に停止します。アップグレードが完了した後で、このサービスを手動で再開する必要があります。

  7. Web UIを使用してSentinel Log Managerサーバを再起動します。

    詳細については、セクション 4.9, Web UIを使用したアプライアンスの起動と停止を参照してください。

5.4.2 Zypperを使用したアプライアンスのアップグレード

zypper patchを使用してアプライアンスをアップグレードするには:

  1. 環境設定のバックアップを行った後、ESMエクスポートを作成します。

    バックアップデータの詳細については、「Backing Up and Restoring Data」を参照してください。

  2. (条件付き)アプライアンスをまだ自動更新用に登録していない場合は、登録します。

    詳細については、セクション 4.10, アップデートの登録を参照してください。

    アプライアンスが登録されていない場合、WebYastに黄色の警告が表示され、アプライアンスが登録されていないことが示されます。

  3. アプライアンスコンソールにrootユーザでログインします。

  4. 次のコマンドを実行します。

    usr/bin/zypper patch
    
  5. (条件付き)バージョン1.2より前のSentinel Log Managerアプライアンスをアップグレードする場合、squashfsバージョンの競合を示すメッセージが表示されます。「1」と入力してsquashfsバージョン4.0-1.2.10にアップグレードし、ベンダーの変更を受諾します。

    Sentinel Log Manager 1.1.バージョンはsquashfsバージョン3.4を使用しますが、Sentinel Log Manager 1.2以降はsquashfsバージョン4.0を使用します。また、squashfs yast2-live-installerのベンダーは、OpenSUSEからSLESに変わっています。アップグレードを進めるには、最初にsquashfsをアップグレードし、ベンダーの変更を受け入れる必要があります。

  6. 「Y」と入力して続行します。

  7. (条件付き)バージョン1.2より前のSentinel Log Managerアプライアンスをアップグレードする場合、Sentinel Log Managerのエンドユーザ使用許諾契約書の条項が表示されます。「Yes」と入力して、ライセンスを受諾します。

    Sentinel Log Manager 1.2以降の使用許諾契約は、Sentinel Log Manager 1.1の使用許諾契約とは異なっています。Sentinel Log Manager 1.1以降を1.2以降にアップグレードするには、新しい使用許諾契約を受諾する必要があります。

  8. (条件付き)SLES 11 SP3より前のオペレーティングシステム上のSentinel Log Managerアプライアンスをアップグレードする場合、エンドユーザ使用許諾契約書の条項が表示されます。「Yes」と入力して、ライセンスを受諾します。

    Sentinel Log Managerアプライアンスが正常にアップグレードされます。

  9. (条件付き)バージョン1.2より前のSentinel Log Managerアプライアンスをアップグレードする場合、アップグレードが完了すると、非推奨の警告が表示されます。

    これは、Sentinel Log Manager 1.2.0.1はWebYaST 1.1を使用していますが、Sentinel Log Manager 1.1バージョンはWebYaST 1.0を使用しているためです。アップグレードの間に、WebYaST 1.0言語モジュールは、WebYaST 1.1において廃止されます。ただし、この警告によるアップグレードへの影響はありません。

  10. Sentinel Log Managerアプライアンスを再起動します。

5.4.3 SMTを使用したアプライアンスのアップグレード

インターネットに直接アクセスできない保護された環境でアプライアンスを実行する必要がある場合は、Subscription Management Tool (SMT)でアプライアンスを設定する必要があります。これにより、アプライアンスを使用可能な最新のバージョンにアップグレードできます。

  1. アプライアンスがSMTで設定されていることを確認します。

    詳細については、セクション 4.8, SMTでのアプライアンスの設定を参照してください。

  2. アプライアンスコンソールにrootユーザでログインします。

  3. アップグレード用にリポジトリを更新します。

    zypper ref -s
    
  4. アプライアンスがアップグレードに対して有効であることを確認します。

    zypper lr
    
  5. (オプション)アプライアンスの使用可能な更新を確認します。

    zypper lu
    
  6. (オプション)アプライアンスの使用可能な更新を含むパッケージを確認します。

    zypper lp -r SMT-http_<smt_server_ipaddress>:SLM-1.1.0.0-ISO
    
  7. アプライアンスを更新します。

    zypper up -t patch -r SMT-http_<smt_server_ipaddress>:SLM-1.1.0.0-ISO
    
  8. アプライアンスを再起動します。

    rcsentinel_log_mgr restart