iManagerまたはiManagerワークステーションをインストールして使用するには、以下の前提条件を満たす必要があります。
次のインストール条件は、すべてのサーバプラットフォームに該当します。
eDirectory管理: iManager 2.7.7は、NetIQ eDirectory 8.8以降を実行しているすべてのサーバを管理できます。
管理者と同等の権利: eDirectoryツリーで役割ベースサービス(RBS)コレクションを作成する際、あるいはRBS設定ウィザードを実行する際は、管理者と同等の権利が必要になります。
ファイルシステム権利: Linuxサーバではルートアクセス権限を持っている必要があり、Windowsサーバでは管理者アクセス権限を持っている必要があります。
LinuxサーバプラットフォームにiManagerをインストールする場合はすべて、「セクション 1.2.1, 一般的なインストール条件」に記載されている一般的なインストール条件に加えて、次のインストール条件も適用されます。
必要なLinuxパッケージ: 以下のパッケージがインストールされていない場合は、Linux配布ベンダーから入手し、iManagerをインストールする前にインストールする必要があります。
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 64ビット
libstdc++33‐32ビット(SLES 11、SLES 10 SP3、SLES 10 SP4)
libstdc++43‐32ビット(SLES 11 SP1の場合)
libstdc++46‐32ビット(SLES 11 SP2の場合)
compat‐lsb (SLES 10)
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 32ビット
libstdc++33 (SLES 11)
libstdc++43 (SLES 11)
重要:Redhat 64ビットバージョンにiManagerをインストールする際でも、32ビットバージョンのRHELライブラリもインストールされていることを確認してください。
RHEL
compat‐libstdc++‐33 (RHEL 5)
compat-libstdc++-33-*.el6.i686.rpm (RHEL 6 32ビット)
compat-libstdc++-33-*.el6.i686.rpm (RHEL 6 64ビット)
compat-libstdc++-33-*.el6.x86_64.rpm (RHEL 6 64ビット)
libstdc++-4.4.*.el6.i686.rpm (RHEL 6 64ビット)
libstdc++-4.4.*.el6.x86_64.rpm (RHEL 6 64ビットGUIインストールモード)
glibc-2.12-*.el6.i686 (RHEL 6 64ビット)
libXau-*.el6.i686.rpm (RHEL 6 64ビット)
libxcb-*.el6.i686.rpm (RHEL 6 64ビット))
libX11-*.el6.i686.rpm (RHEL 6 64ビット)
libXext-*.el6.i686.rpm (RHEL 6 64ビット)
libXi-*.el6.i686.rpm (RHEL 6 64ビット)
libXtst-*.el6.i686.rpm (RHEL 6 64ビット)
libstdc++-*.el6.i686.rpm (RHEL 6 64ビット)
libgcc-*.el6.i686.rpm (RHEL 6 64ビット)
libXrender-0.9.5-1.el6.i686.rpm (RHEL 6 64ビット)
メモ:PKIプラグインを使用している場合は、以下のRPMがiManagerサーバにインストールされている必要があります。
SLES 10 32ビット: compat (compat-2006.1.25-11.2)
SLES 10 64ビット: compat-32ビット(compat-32bit-2006.1.25-11.2)
SLES 11 32ビット: compat (compat-2009.1.19-2.1)
SLES 11 64ビット: compat-32ビット(compat-32bit-2009.1.19-2.1)
以前のバージョンのiManager: iManager 2.7.xがインストールされている場合は、これをアンインストールする必要はありません。詳細については、セクション 2.0, iManagerのアップグレードを参照してください。
プロセッサ: Pentium* III 600MHz以上のプロセッサ
ディスク容量: ローカルインストール用として200MB
メモリ: 512MB (1024MBを推奨)
ポートのセットアップ: ポートは競合する可能性があります。iManager 2.7.7セットアッププログラムはTomcatをインストールします。その際、デフォルトのポート番号は8080、8443、および9009となります。デフォルトのポート番号がすでに使用されていることがセットアッププログラムにより検出された場合、Tomcatが使用するための他のポートを指定するよう指示が出ます。
重要:Linux上では、iManagerとともにインストールされるバージョンのTomcatを使用しないとiManagerはサポートされません。
WindowsプラットフォームにiManagerをインストールする場合はすべて、「セクション 1.2.1, 一般的なインストール条件」に記載されている一般的な前提条件に加えて、次の前提条件も適用されます。
以前のバージョンのiManager: iManager 2.7.xがインストールされている場合は、これをアンインストールする必要はありません。詳細については、セクション 2.0, iManagerのアップグレードを参照してください。
Webサービス: iManagerはWindowsサーバ上でTomcatを使用します。IISまたはApache環境との統合は用意されていません。ただし、iManager 2.7のインストール後、必要に応じて、iManagerを既存のWebサーバインフラストラクチャと手動で統合することができます。
プロセッサ: Pentium III 600MHz以上のプロセッサ
ディスク容量: ローカルインストール用として500MB以上
メモリ: 512MB (1024MBを推奨)
LinuxクライアントにiManagerワークステーションをインストールする場合は、「セクション 1.2.1, 一般的なインストール条件」に記載されている一般的な前提条件に加えて、次の前提条件も適用されます。
必要なLinuxパッケージ: 以下のパッケージがインストールされていない場合は、Linux配布ベンダーから入手し、iManagerをインストールする前にインストールする必要があります。
GTK2
GLIBC 2.3
libstdc++33
SUSE Linux Enterprise Desktop (SLED) 11 32ビット
SLED 11 SP1 32ビット
openSUSE 11.0 32ビット
openSUSE 11.1 32ビット
openSUSE 11.2 32ビット
openSUSE 11.3 32ビット
openSUSE 12.1
libstdc++33-32bit
SLED 11 64ビット
SLED 11 SP1 64ビット
openSUSE 11.0 64ビット
openSUSE 11.1 64ビット
openSUSE 11.2 64ビット
openSUSE 11.3 64ビット
libgtk-2_0-0-32bit
openSUSE 12.2 (64ビット)
openSUSE 12.3 (64ビット)
libXt6-32bit
openSUSE 12.2 (64ビット)
openSUSE 12.3 (64ビット)
libgthread-2_0-0-32bit
openSUSE 12.2 (64ビット)
openSUSE 12.3 (64ビット)
libXtst6-32bit
openSUSE 12.2 (64ビット)
openSUSE 12.3 (64ビット)
プロセッサ: Pentium III 600MHz以上のプロセッサ
ディスク容量: 最低200MB
メモリ: 256MB (512MBを推奨)
重要:スペースを含むパスからiManagerワークステーションを実行しないでください。