38.2 ウィザードを使用したイベント監査サービスのインストール

次の手順では、GUI形式またはコンソールからインストールウィザードを使用して、EASをインストールする方法について説明します。無人のサイレントインストールを実行するには、セクション 38.3, イベント監査サービスのサイレントインストールを参照してください。

インストールの準備をするために、セクション 37.4.1, イベント監査サービスのシステム要件に記載されている前提条件とシステム要件を確認します。リリースに付属するリリースノートも参照してください。

  1. EASをインストールするサポート対象コンピュータにログインします。

  2. (状況によって実行) Identity Managerインストールパッケージの.isoイメージファイルがある場合は、EASのインストールファイルが保存されているディレクトリへ移動します。デフォルトの場所はproducts/EAS/ディレクトリです。

  3. (状況によって実行) EASのインストールファイルをNetIQ DownloadsのWebサイトからダウンロードした場合は、次の手順を実行します。

    1. ダウンロードしたイメージの.tgzファイルへ移動します。

    2. ファイルの内容をローカルコンピュータ上のフォルダに抽出します。

  4. インストールファイルが保存されているディレクトリからインストールプログラムを起動します。

    ./EASInstall.bin
    
  5. インストールプログラムで、インストールに使用する言語を指定して[OK]をクリックします。

  6. ライセンス契約に同意して、[次へ]をクリックします。

  7. 概要のテキストを確認して[次へ]をクリックします。

  8. [インストールディレクトリ]ウィンドウで、[次へ]をクリックします。

  9. [ユーティリティ管理者パスワード]ウィンドウで、EASユーティリティの管理者ユーザのパスワードを指定します。

    メモ:SUSE Linux (SLES)サーバの場合、パスワードはSLESのシステムパスワードポリシーを満たす必要があります。

  10. 次へ]をクリックします。

  11. [EAS管理者のパスワード]ウィンドウで、dbauserのパスワードを指定します。

    メモ:SUSE Linux (SLES)サーバの場合、パスワードはSLESのシステムパスワードポリシーを満たす必要があります。

  12. 次へ]をクリックします。

  13. PostgreSQLデータベースを実行するポートを指定して、[次へ]をクリックします。

  14. インストール前の概要]ページを確認して、[インストール]をクリックします。

  15. (状況によって実行) Syslog UDPコネクタを使用するには、[ポート転送の有効化]を選択して[次へ]をクリックします。

  16. インストールプロセスが完了したら、[完了]をクリックします。

  17. (状況によって実行)インストールしたEASのpg_dumpなどの操作を実行するには、LD_LIBRARY_PATH変数をエクスポートする必要があります。

    1. rootユーザとしてサーバにログインします。たとえば、novleasユーザです。

    2. ターミナルで次のコマンドを実行します。

      . /opt/novell/sentinel_eas/bin/setenv.sh
      

      このコマンドは、インストールフォルダからsetenv.shファイルの内容をフェッチするようシステムに指示します。