GUIインストーラを使用して手動でスキーマを拡張できない場合、いくつかの追加ステップを実行する必要があります。これに該当するのは、eDirectoryおよびIdentity Managerをroot以外でインストールした環境にRBPMをインストールする場合です。
これらのステップについて次に示します。
これらのステップでは、nrf-extensions.sch、nrfdriver.jar、srvprvUAD.jar、xcd-all.jar、およびdirxml.lscという複数の追加ファイルが必要になります。これらのファイルは、prerequisites.zipファイル内にあります。
nrf-extensions.schファイルは、./schemaフォルダにあります。このフォルダの場所は、Identity Manager Advanced Editionの.isoイメージ内にあるprerequisitefiles.zipアーカイブ内です。追加のJARファイルは、./libフォルダにあります。このフォルダは、prerequisitefiles.zipアーカイブ内にあります。dirxml.lscファイルは、prerequisitefiles.zipアーカイブ内の最上位フォルダにあります。
次の各セクションの説明に従って、Roles Based Provisioning Module用にeDirectoryスキーマを拡張します。
Windowsサーバのスキーマを拡張するには、NDSCons.exeを使用します。eDirectoryに付属しているスキーマファイル(*.sch)は、デフォルトでC:\Novell\NDS ディレクトリにインストールされます。
の順にクリックします。
をクリックし、 をクリックします。
をクリックし、 をクリックします。
管理権を持つユーザとしてログインし、
をクリックします。スキーマファイルのパスおよび名前(たとえば、c:\Novell\NDS\nrf-extensions.schなど)を指定します。
メモ:このファイルは、./schemaフォルダからコピーできます。このフォルダの場所は、Identity Manager Advanced Editionの.isoイメージ内にあるprerequisitefiles.zipアーカイブ内です。
[
]をクリックします。UNIX/LinuxプラットフォームでRoles Based Provisioning Module用にeDirectoryスキーマを拡張するには、次の手順を実行します。
Roles Based Provisioning Moduleスキーマファイルであるnrf-extensions.schを追加します。追加するには、コマンドラインから次のようにndsschコマンドを入力します。
ndssch [-h hostname[: port]] [-t tree_name] admin-FDN schemafilename.sch
メタディレクトリサーバに次の追加のJARファイルを手動でインストールします。
nrfdriver.jar
srvprvUAD.jar
xcd-all.jar
これらのファイルは、./libフォルダにあります。このフォルダの場所は、Identity Manager Advanced Editionの.isoイメージ内にあるprerequisitefiles.zipアーカイブ内です。prerequisitefiles.zipアーカイブ内の./libにあるJARファイルおよびtmpフォルダをすべて追加する必要があります。
これらのファイルをシステムに合った正しいディレクトリにコピーします。
表 3-1 役割サービスドライバのJARファイルの場所
オペレーティングシステム |
ディレクトリ |
---|---|
UNIX/Linux (eDirector 8.8.x) |
/opt/novell/eDirectory/lib/dirxml/classes |
Windows |
<drive>:\novell\nds\lib |
『Identity Manager Yユーザアプリケーション: 管理ガイド』の「ログの設定」セクションでの説明に従って、dirxml.lscファイルをAuditサーバにコピーします。
このファイルは、Identity Manager Advanced Editionの.isoイメージ内にあるprerequisitefiles.zipアーカイブ内の最上位ディレクトリにあります。