Identity Manager 4.0.2は、Advanced EditionおよびStandard Editionが利用可能です。それぞれに個別のISOイメージが存在します。Identity Manager 4.0.2 Advanced Editionには、エンタープライズクラスのユーザプロビジョニング向けの機能一式が含まれます。Identity Manager Standard Editionには、お客様のさまざまな要件を満たすために、Identity Manager Advanced Editionで利用できる機能のサブセットが含まれています。Standard Editionでは、Identity Managerの以前のバージョンに存在したすべての機能がそのまま提供されます。Identity Manager 4.0.2 Advanced EditionおよびStandard Editionの機能の詳細については、『Identity Manager 4.0.2概要ガイド』のIdentity Manager 4.0.2の機能
を参照してください。
Identity Managerの評価版をダウンロードし、90日間無料で使用できます。ただし、Identity Managerコンポーネントは、インストール後90日以内にアクティベートしないと、シャットダウンされます。90日間またはそれ以降、いつでも製品ライセンスの購入とIdentity Managerのアクティベーションを選択することも可能です。詳細については、セクション 8.0, Novell Identity Manager製品をアクティベートするを参照してください。
Identity Managerとそのサービスをダウンロードする
NovellのダウンロードWebサイトにアクセスします。
[
]メニューで、[ ]を選択し、[ ]をクリックします。Novell Identity Managerのダウンロードページで、目的のファイルの横にある表 5-1には各ファイルの説明が含まれています。
ボタンをクリックします。要件に基づいて、適切なISOイメージを選択できます。各ISOには、32ビット版と64ビット版の製品が含まれています。
重要:Identity Manager Advanced EditionからStandard Editionに移行するには、Advanced Editionをアンインストールしてから、Standard EditionのISOイメージをIdentity Managerのメディアからインストールします。Standard EditionからAdvanced Editionにアップグレードするには、Identity Manager Advanced EditionのISOイメージを使用します。Advanced Editionにアップグレードするには、正しいアクティベーションを適用する必要があります。Standard EditionからAdvanced Editionへのアップグレードに関する詳細については、『Identity Manager 4.0.2アップグレードおよびマイグレーションガイド』を参照してください。
画面の指示に従って、ファイルをコンピュータ上のディレクトリにダウンロードします。
必要なすべてのファイルがダウンロードされるまで、ステップ 3以降を繰り返します。
ダウンロードされた.isoファイルをボリュームとしてマウントするか、.isoファイルを使用してソフトウェアのDVDを作成します。作成したメディアの有効性をまだ確認していない場合は、 オプションを使用してそれを確認できます。
メモ:LinuxのISOファイルは、ファイルサイズが大きいため、片面2層のDVDにコピーする必要があります。
表 5-1 Identity ManagerのISOイメージ
ISO |
プラットフォーム |
説明 |
---|---|---|
Identity_Manager_4.0.2_Windows_Advanced.iso |
Windows |
メタディレクトリサーバ、Designer、iManager、役割マッピング管理者、Analyzer、Identity Reporting Module、およびRoles Based Provisioning ModuleのDVDイメージを含みます。 |
Identity_Manager_4.0.2_Windows_Standard.iso |
Windows |
メタディレクトリサーバ、Designer、iManager、Analyzer、Identity Reporting Module、およびRoles Based Provisioning ModuleのDVDイメージを含みます。 |
Identity_Manager_4.0.2_Linux_Advanced.iso |
Linux |
メタディレクトリサーバ、Designer、iManager、役割マッピング管理者、Analyzer、Identity Reporting Module、およびRoles Based Provisioning ModuleのDVDイメージを含みます。 |
Identity_Manager_4.0.2_Linux_Standard.iso |
Linux |
メタディレクトリサーバ、Designer、iManager、Analyzer、Identity Reporting Module、およびRoles Based Provisioning ModuleのDVDイメージを含みます。 |
Identity_Manager_4.0.2_Solaris_Advanced.iso |
Solaris |
メタディレクトリサーバのDVDイメージを含みます。その他のコンポーネントは、Solarisプラットフォームではサポートされていません。 |
Identity_Manager_4.0.2_Solaris_Standard.iso |
Solaris |
メタディレクトリサーバのDVDイメージを含みます。その他のコンポーネントは、Solarisプラットフォームではサポートされていません。 |
購入したIdentity Managerには、サービスドライバといくつかの一般的なドライバのアクティベーションが含まれています。
サービスドライバ: 以下は、メタディレクトリサーバを起動すると有効になるサービスドライバのリストです。
データ収集サービス
エンタイトルメントサービス
IDプロバイダ
ループバックサービス
Managed System Gateway
手動タスクサービス
Nullサービス
役割およびリソースサービス
ユーザアプリケーション
WorkOrder
共通ドライバ: メタディレクトリサーバを起動すると有効になる共通ドライバのリストを次に示します。
Active Directory
ADAM
eDirectory
GroupWise
LDAP
Lotus Notes
他のすべてのIdentity Managerドライバのアクティベーションは別途購入する必要があります。ドライバのアクティベーションは、Identity Manager統合モジュールとして販売されています。Identity Manager統合モジュールには、1つまたは複数のドライバを含めることができます。購入したIdentity Manager統合モジュールごとにプロダクトアクティベーションキーが提供されます。詳細については、Identity Managerドライバ製品のWebページを参照してください。
Identity Manager Advanced EditionおよびStandard Editionでは、別々のアクティベーションが利用可能です。詳細については、Novell Identity Manager製品をアクティベートするを参照してください。Identity Manager Advanced EditionからStandard Editionへの移行はサポートされません。Identity Manager Standard Editionを使用するには、Identity Managerのメディアからインストールする必要があります。
ユーザアプリケーションのRoles Based Provisioning Moduleは、Identity Managerを購入すると付属しています。これは、ユーザのIDを管理するために、強力な役割ベースの承認ワークフローを追加します。
Identity Managerの購入には、Identity Managerソリューションを設計、作成、および管理するのに役立つ次のようないくつかのツールが含まれています。
Analyzer
Designer
iManager
役割マッピング管理者
メモ:Identity Manager 4.0.2 Standard Editionでは、役割マッピング管理者は利用できません。
Identity Reporting Moduleは、Identity Managerソリューションを監査しそのソリューションに関するレポートを作成できる、Identity Managerの別のコンポーネントです。レポートを使用すると、ビジネスのコンプライアンス規制に従うのに役立ちます。
Identity Managerコンポーネントの詳細については、『Identity Manager 4.0.2概要ガイド』を参照してください。